2023年09月05日
ノスタルジー?日本伝統刃物の肥後守
日本でも人気のオピネルはフランスの伝統的な刃物。初めて手にした刃物がオピネルという人も多いそう。
そして日本の伝統刃物、肥後守もかつては少年が初めて手にする刃物でした。
最近は初めての刃物はカッターナイフなのかな。
昨今のレトロ人気で肥後守にももっと目を向けてもらえると個人的にはうれしいです。
管理人が初めて手にした本格的な刃物はたぶん肥後守。もしくはボンナイフ(知らないかな?)だったかもしれませんが。
元々工作が好きだったのと祖父が木工などを趣味でやってたので祖父からもらったのが肥後守でしたね。
ただしロック機構などを持たない折り畳みナイフの肥後守は扱いを間違えると手を切ることもあります。
懐かしいけど使いこなすには慣れも必要といったところです。
かつて肥後守やそれと同様の構造の和式刃物を作るメーカーは多数あったそうですが、現在は日本に1社だけ。
肥後守を名乗れるのは永尾かね駒製作所のみとなってます。
このメーカーがなくなると肥後守は消失してしまう、ということですね。
伝統の灯は消してほしくないのでご紹介しておきます。
現在ナチュラムさんでは長尾かね駒製作所とロゴスのコラボモデルが掲載中です。

刃渡り7cmのLOGOS×肥後守 青紙大です。
オーソドックスなモデルになりますね。こちらは機械打ちのブレードになります。
こちらのブレードに使用される鋼材は青紙割込ですね。硬い鋼を柔らかい軟鉄で挟み込んだ割込構造です。
日本刀などと同じ製法を使用した鋭い切れ味が持ち味です。研ぐことで切れ味を持続させられますよ。
軟鉄と鋼を使用しているので錆やすい傾向があります。長期間使用しない場合は薄く油を載せとくと錆びにくいですよ。
¥3716(税込) 14%割引

こちらは刃渡り5cmのLOGOS×肥後守 青紙小です。
取り回しのしやすいコンパクトな肥後守ですね。ブレードなどの作りは大と変わりません。
¥3299(税込)

LOGOS×肥後守 ナイフ 特別手作り鍛造は材料こそ上の2つと同じ青紙を使用しますが、こちらは手打ちで鍛造されます。
真っ赤に熱した鋼を叩いて鍛えながら仕上げられる鍛造手作りは独特の波紋が浮かびます。
小さくても日本刀を髣髴とさせる波紋は2つとして同じものがないのも魅力ですね。
ブレード長は約7.5cmと扱いやすいサイズです。
実用で使い倒すのはもちろん、コレクションとして所有したくなる、そんな刃物です。
保管する場合は薄く油を載せておくといいですね。
¥10898(税込)

LOGOS×肥後守 ナイフ VG10のブレードには高級包丁などにも使用されるステンレス鋼VG10が採用されます。
青紙に比べると切れ味ではやや劣るものの錆びに強く長切れするのが特徴ですね。より実用的な肥後守といえます。ブレード長は7cmです。
ハンドルにも錆びに強いステンレスを採用しますよ。
¥7499(税込)
伝統刃物の火を消さないためにも肥後守、使ってみてください。

