2023年03月16日
ハイコスパ!okuma(オクマ) ITX CBプラスは替えスプール付き!

台湾発のリールメーカー、okuma(オクマ)。
このところ性能アップが著しく日本をはじめ海外でも評価を高めてますね。
またこの円安の現代にあって国内メーカーの同等クラスのモデルと比べるとコスパの高さも光ります。
国内メーカーのハイエンドクラスとは比較するクラスのモデルはラインナップしてませんがミドルグレードのリールが充実してます。
ちょっと試してみたくなるくらいスペックが向上してますよ。
そのオクマの2023年モデルがナチュラムさんに入荷です。現在ロッドメーカーのゼニスと業務提携しているようで、ナチュラムさんにはゼニスというブランド名で掲載されてますね。
まずは小型スピニングではおそらくオクマのフラッグシップになるであろうITX CBプラス。

ゼニス アイティーエックス シービープラス 1000エスエイチエー
ゼニス アイティーエックス シービープラス シー2000エスエイチエー
ゼニス アイティーエックス シービープラス 2500エスエイチエー
ゼニス アイティーエックス シービープラス 3000エムエイチエー
ゼニス アイティーエックス シービープラス 4000エムエイチエー
グレード的にはダイワならカルディア、シマノならストラディックやヴァンフォードクラスに相当するクラスになりと思われます。
ボディ・ローターにはカーボン樹脂素材のC-40Xカーボンが使用されてます。
形状はTCA(トージョン・コントロール・アーマー)と呼ばれる左右から挟み込むようなダブルアーム(リールフッド)デザインです。
シングルフット形状よりも強度に優れるボディです。
その割には若干重量があるように感じますがカーボン樹脂といってもカーボン繊維とレジンの配合比などにも左右されるので微妙なところではあります。
ローターは左右非対称でオクマの独自理論を用いたCFR(サイクロニックフローローター)を搭載。
ローターの回転で生まれる気流によって水滴を飛ばしリールの乾きを早くし腐食を軽減しリールの寿命を延ばす機能だそうです。
ラインローラーにはDLC(ダイヤモンドライクカーボンコーティング)が施されます。硬質な表面は摩擦抵抗も少なく長寿命、ラインへの負担を軽減します。
さらに糸ヨレを軽減するEFRIIラインローラーも採用しますよ。かつてのシマノのラインローラーに似てますね。
ハンドルにもカーボンを採用。ノブは軽量なEVAですね。
メインシャフトは現在主流のフリクションレスメインシャフトデザインです。接触抵抗を軽減しスムーズな巻き上げを可能にしますよ。
ドラグには耐熱性の高いカーボンドラグワッシャーを採用したマルチディスク・カーボンファイバー・ドラグシステムです。
ドラグ内への水分が入りにくいガスケットも採用しますよ。
またこのITX CB PLUSにはスペアスプールが標準装備。以前はアブなどで採用されていたスペアスプール。昨今、このスペアスプール付きのリースはほとんどなくなりつつありますがオクマでは存続中です。
スペアスプールがあるとライントラブル発生時やラインの材質、太さなど釣り場で簡単に交換できるのが大きなメリットですね。
釣りの戦略の幅が広がりますよ。
価格はメーカー希望価格で
¥20680(税込)~¥22220(税込)
オフショア、ロックショアをターゲットにしたソルトゲーム向けスピニング、TESORO(テソロ)も登場してます。価格は比較的安価ながら機能性はかなり期待できますよ。タフな作りとなってます。

テソロ 8000エイチエー
テソロ 8000ピーエー
テソロ 10000エイチエー
テソロ 10000ピーエー
テソロ 14000エイチエー
テソロ 14000ピーエー
テソロ 18000エイチエー
テソロ 18000ピーエー
テソロ 20000エイチエー
テソロ 20000ピーエー
8000から20000まで幅広いラインナップとなってますね。各サイズにハイギアとローギアが用意されてます。
価格的にはカルディアSWやストラディックSWとほぼ同等ですが機能的にはもうワンランク上ですね。
ドライブギアにはアルミ青銅C6191の大口径マシンカットが採用されます。材質だけならソルティガなどと同じですね。
高い強度を持つC6191はオフショアのパワフルなターゲットにも負けません。
ギアを支えるボディはアルミライト構造を採用します。アルミ合金のボディカバー・ローターとなってます。
ボディはパッキンを採用した防水構造ですね。IPX-7レベルの防水ボディですよ。
ピニオンギアは両端にベアリングを配置したギアリングスタビリゼーションデザイン。国内メーカーでも採用している構造で耐久性とスムーズな回転が期待できます。
メインシャフトは接触抵抗の少ないフリクションレスメインシャフトデザインですね。
シャフトの材質は極太チタン製を採用し軽量高剛性となってます。
ベールは高強度のアルミ無垢ワンピース構造です。ここはシマノに似てますね。ラインローラーはDLCコーティングEFRラインローラーで耐久性とトラブルレスを狙います。
ハンドルはアルミ合金製でハンドルノブは標準でC40Xラウンドカーボンノブ。さらにスペアのハンドルノブとしてTPU製のエルゴグリップハンドルも付属します。ニーズや好みに応じて付け替えできますよ。
替えスプールが付属しない代わりにノブということですね。
テソロは国内外のビッグゲームでも高く評価されるソルトウォータースピニングです。
メーカー希望価格は
¥46200(税込)~¥51700(税込)
となってます。
エントリークラスとなる小型スピニング、Ceymar(セイマー)CBも登場してます。
価格帯としてはダイワ フリームスやシマノ アルテグラがライバルになりそうです。

セイマーシービー 1000エスエイチエー
セイマーシービー シー2000エスエイチエー
セイマーシービー 2500エスエイチエー
セイマーシービー 3000エムエイチエー
セイマーシービー 4000エムエックスエー
セイマーシービー シー5000エックスエー
1000~5000番まで、スプールはシャロースプールを採用したルアーゲームリールになりますね。
形状やボディの材質は異なるもののITX CBプラスとほぼ同等の機能を搭載します。コスパという点ではITX以上かもしれませんね。
カーボンハンドルやDLCコーティングラインローラー、フリクションレスメインシャフトデザイン、マルチディスク・カーボンファイバー・ドラグシステムなどを搭載しますよ。
もちろんスペアスプールも標準採用です。
こちらのメーカー希望価格は
¥14410(税込)~16500(税込)
とリーズナブルですよ。
コスパの高いオクマのリール。国内メーカーのモデルと比べても遜色のない仕上がりとなってきてます。
リール買い替えの際は候補に入れても良いんじゃないかと思いますよ。
