2022年09月12日
豪快にダッチオーブン!キャンプクッキングの王道ですね

食欲の秋がやってきます。秋は美味しいキャンプ料理がさらに美味しく感じられる季節ですね。
そんなキャンプクッキングの王道アイテムといえばダッチオーブンでしょう。自宅でももちろん使用できますが真価を発揮するのはアウトドアですね。
炭火を使った上火調理をするのは自宅では難しいですし、自宅であれば様々な調理器具があるのでダッチオーブンの出番は少なくなります。
その点調理器具も限られるキャンプシーンではマルチユースなダッチオーブンが重宝しますね。
焼く・煮る・炒める・揚げる・蒸すと様々な調理ができますよ。
一言でダッチオーブンといっても現在は様々なタイプが登場してます。それぞれに一長一短はありますが特徴を活かしてチョイスすれば頼りになるアイテムになってくれますね。
まずオーソドックスな材質といえば鋳鉄のダッチオーブン。西部開拓時代から続く伝統の系譜です。

ダッチオーブンの老舗、ロッジのキャンプオーブンです。キャンプオーブンは脚付きなのが特徴ですね。往年の形を引き継ぐ野外調理器具です。
脚付きのキャンプオーブンは直火の焚火で使用するためのものですね。現在では少数派になってきているスタイルです。
ロッジロジックは油焼き付け加工済みでシーズニング不要で使い始めることができます。もちろん使用後のお手入れは一般的な鋳鉄製ダッチオーブンと同じです。錆びないように油を染み込ませた状態で保管してください。
10インチは4人くらいで使用するのにちょうどいいサイズですね。
鋳鉄のダッチオーブンは蓄熱性・保温性が高く比較的安価。使い込むことで「育てる」楽しさもありますよ。
その代わり重量は重いです。ヒートショック(急冷)や強い衝撃で割れてしまうこともあります。
錆びにも弱いのでその他の材質に比べると取り扱いに神経を使いますね。
¥10139(税込) 32%割引

ハイランダーのダッチオーブンも脚付きのキャンプオーブンです。こちらもシーズニング済ですぐに使用できます。
10インチのダッチオーブンにリッドリフター、収納ケースも付属するスターターキットになります。入門用にオススメできるセットですね。
¥5980(税込)

脚無しのキッチンダッチオーブン、ロゴスの10インチディープです。こちらもシーズニング済ですね。
現在はこの脚無しのキッチンダッチオーブンが主流になってます。
ディープダッチオーブンは深さを活かして丸鶏のローストなども可能で調理の幅が広がりますよ。
こちらは収納バッグも付属し持ち運びしやすくなってます。
¥10800(税込)
同じ鉄でも鋳鉄ではなく1枚の鋼板を伸ばして作った黒皮鉄板製のダッチオーブンもあります。ユニフレームが作る黒皮鉄板ダッチオーブンです。

黒皮鉄板は鋼板の表面に黒みを帯びた酸化被膜を形成させたものです。黒といっても実際は青み掛かった鈍色といった色合いですね。
酸化被膜があることで一般的に錆びといわれる赤錆が発生しにくくなります。とはいえ絶対錆びないということではないので長期保管する際はしっかり乾かしてから油を敷いておくことをオススメしますよ。
シーズニングは必要になります。表面の錆止め塗装を焼き切ってくず野菜などを炒めて油を馴染ませます。使用後も油分が切れないようにしておく必要がありますよ。
鋳鉄に比べると若干軽量に仕上がります。鉄板は約4.5mmと厚いですが鋳鉄よりは薄く軽量になりますね。
蓄熱性と保温性は高いです。これは鉄の特性ですね。
一番の魅力はヒートショック(急冷)や衝撃に強いことでしょう。鋼板を使用しているので急激な温度変化や強い衝撃でも割れてしまうことはありませんよ。
扱いやすさという意味では鋳鉄より簡単、ステンレスよりちょっと手間がかかる、といったところです。
10インチダッチはファミリーユースにオススメです。
¥12500(税込)

2~3人で使用するならこちらの8インチもオススメです。
¥9900(税込)
錆びない、シーズニング不要とメンテナンス性を重視するならステンレスダッチオーブン一択でしょう。こちらもステンレス鋼板を展伸(プレス)して作ります。

ステンレスダッチオーブンというとSOTOが一番メジャーですね。
ステンレスは錆びに強い金属なので取り扱いが容易です。また鉄のように油を馴染ませておく必要もないので和風の調理や白飯の炊飯などにも使用できますね。もちろんシーズニングも不要です。
またプレスで作るのでヒートショックや衝撃で割れてしまうこともありませんよ。とても丈夫です。さらにIHでも使用できます。自宅でも使いやすいですね。
重量は鋳鉄、黒皮鉄板に比べれば軽量です。ただダッチオーブンなのでそれなりに重いですけどね。
使い込んで育てるという感覚はほぼありません。実用で使い倒すといった感じになります。
熱伝導率は鉄に劣るステンレス。オーブン全体に熱が回りにくいという弱点はありますね。強火で使用すると焦げやすいのもステンレスの特性です。
また価格は鉄製に比べると高価になりますよ。
SOTOのステンレスダッチオーブンは8インチから12インチまで3サイズラインナップしています。使用人数に合わせて大きさを選べるのも便利ですね。
ベーシックサイズの10インチは
¥22800(税込)
大人数でも使用できる12インチは
¥27500(税込)
ソロ~デュオサイズの8インチは
¥20000(税込)

コンパクトながら深型のステンレス製、ダッチインダッチオーブン深型は10インチ以上のダッチオーブンの中に収納可能です。
こちらの用途はアイデア次第でしょう。
¥14850(税込)
ダッチオーブンというと丸い形状が主流ですが異なる形状のものもあります。

小さくて四角い鋳鉄製ダッチオーブン、角型ダッチオーブンminiはソロユースできるダッチオーブンです。
幅205×奥行130×高さ90mmとコンパクトで積載しやすいですね。重量は約2㎏とサイズの割に重いのは鋳鉄ですから仕方ありません。
こちらは使用前のシーズニング不要です。
¥1881(税込) 62%割引

ファミリーユース向けの角型ダッチオーブンもあります。幅295×奥行255×高さ125mmの鋳鉄製ですね。
こちらも購入後のシーズニングは不要です。
¥5100(税込) 51%割引

楕円形の鋳鉄ダッチオーブン、コロダッチカプセル。細長い食材が使いやすい形状です。
小さい分熱も逃げにくく少量の調理にピッタリなコンパクトダッチオーブンですね。
¥9130(税込)

中華鍋のような形状の鋳鉄製ダッチオーブン(?)。専用のゴトクも付属した個性的なアイテムですね。
¥22000(税込)
材質や大きさ、形状のバリエーションが豊富になってきている昨今。お好みのダッチオーブンに出会えるといいですね。

