2021年11月24日
冬キャンプ・車中泊に!ウィンターマミーシュラフ!

まもなく12月、寒さも増してきてます。
この季節のキャンプはキーンと冷えて澄み切った空気が気持ちいいんですが、寒さ対策を十分にしないと命に関わることもありますよ。
アニメゆる△キャンでもあったシーンですが寒さ対策が不十分だと寒くて眠れないどころか、寒さで眠くなる→凍死の危険すらあります。
テントや車は風を遮ることはできても基本的に断熱はできませんから、幕内・車内は外気温とあまり変わりません。
ストーブや車の暖房も一酸化酸素中毒の危険があるので使用は限られますから、まずは暖かいシュラフの用意が必須ですね。
ウィンターシュラフ、もしくはそれに相当する保温性を持った寝具を持参しましょう。
そんなわけでウィンターシュラフをまとめてご紹介しておきます。キャンプや車中泊用途を想定してのご紹介です。
ウィンターシュラフは保温のため3シーズンシュラフとは構造なども異なりますよ。ボックスキルト構造などコールドスポットのできにくい作りで放熱を防ぐドラフトチューブやショルダーウォーマーなども採用されます。中綿の量も3シーズンモデルより増量されてますね。

イスカとナチュラムのコラボモデル、アルファライト1000EXNです。マイクロライトという化繊中綿を採用してます。ベースモデルとはカラーリングが異なりますよ。
瓦葺構造を採用してます。瓦葺構造は中綿の塊をかわらを葺くように斜めに積み重ねているんですね。中綿が均一重なりコールドスポットを作りにくいです。ダウンと違い化繊中綿は塊で配置できるので可能なんですね。
冬季の中級山岳でも使用できる使用下限温度マイナス12度対応です。
化繊中綿のウィンターマミーとしてはコンパクトに収納できるモデルですね。とはいえ、それなりにかさばりますけど。収納サイズは直径25.5×40cmです。
¥21000(税込)

手ごろな価格がうれしいロゴスの丸洗いアリーバ・マイナス15度、こちらは新製品になりますね。従来モデルの丸洗いアリーバ・-15に抗菌防臭加工を施し、さらに中綿は従来よりもコンパクトに圧縮できるダイナコンプレスファイバーに変更されてます。
保温レベルは使用下限温度マイナス15度で保温性の高いボックスキルト構造を採用してますよ。足元に窮屈さを感じにくいフットアングルストラクチャー構造も取り入れてますね。
収納サイズは丸洗いアリーバ・-15の31×31×52cmから直径29×長さ42cmへコンパクト化、重量は変わらず約2.5kgです。価格も変更なしなので今購入するならこちらをオススメします。
¥11880(税込) 20%割引

ミリタリーテイストの強いスナグパックもキャンプユースに適してますね。こちらは使用下限温度マイナス15度のソフティーエリート4です。
人工ダウンとも呼ばれる中綿素材ソフティーを使用しコンパクトな収納も可能になってますよ。さらにアルミ蒸着を施した断熱シート「リフレクトサーム」を採用することで体温を輻射し保温します。
またエクスパンダブル構造というファスナー開閉で拡張できる構造を採用。ファスナーを閉じればタイトで暖かく、ファスナーを開けばゆったりと使える構造ですね。暑すぎる際もファスナーで調整可能ですよ。
収納サイズは直径24×長さ28cm、重量約2kgと軽量コンパクトになってます。
¥24200(税込)

マミーシュラフとレクタングラーシュラフを組み合わせたような形状のスリーパーエクスペディションは使用下限温度マイナス17度を誇ります。マミーシュラフ特有の締め付け感、圧迫感がなく布団に近い感覚で眠れますね。
中綿には中空繊維のイソファイバーを使用。断熱性に優れた化繊中綿です。シリコン加工されているので水濡れにも強いのが特徴ですね。
収納サイズはやはり大きくなりがちで30×50cmとなりますが、コンプレッションベルト付収納ケースなので圧縮して多少コンパクトにすることは可能ですよ。重量は約2.6kgです。
コスパが高いのも魅力ですね。
¥13750(税込)

銀色のタラコみたいだから?ギンノタラコ?ネーミングはさて置き、使用下限温度マイナス11度のウィンターシュラフです。
このシュラフはダウンと化繊中綿のハイブリッド、というか併用モデル。
ダウンは潰れてかさが減ると保温性が落ちてしまう傾向があるので、体重で潰れやすい背面には化繊中綿を使用してます。上面には軽くて保温性に優れる700FPダウンを採用してますよ。
身長に合わせて足元でサイズ調整できる機能も搭載してます。大き過ぎるシュラフは保温性も損ねてしまうので身長に合わせられるのは便利ですね。
上面ダウンのおかげで重量も比較的軽くなってます。約1.8kgですね。収納サイズはW58×D23×H24cmと大きめですが、これは余裕のあるケースにすることで収納しやすくしているから。もっと小さなスタッフバッグに収納することもできますよ。
ちょっとメンテナンスに悩むところはありますが、オートキャンプや車中泊にオススメできますね。
¥26640(税込)

ナチュラムさんでは3シーズンシュラフに掲載されてますが使用下限温度マイナス17度なのでウィンターマミーですね。
こちらは中綿に760FPのダウンを採用したダウンシュラフになります。軽量でコンパクトに収納できるシュラフです。
キャンプユースに使用しやすいセンターファスナー仕様で冬キャンプ、車中泊にオススメですよ。
ヒートロスの少ないボックスキルト構造にドラフトチューブ、ショルダーウォーマーも備えます。収納サイズを抑えたい場合はイチオシです。約 21×38cmとコンパクトに収まりますよ。重量も約1.5kgと軽量です。
ダウンシュラフはこのところ価格が高騰してますが高いだけの価値はありますね。
¥44000(税込)

ダウンシュラフとしてはかなり価格を抑えたモデルがこのハイランダー ダウンシュラフ800ですね。使用下限温度がマイナス5度なので真冬の使用では若干スペックに不安はありますが、場所次第でしょうか。
使用するダウンは650FPのグレーダックダウン、シェルは20Dポリエステルとなってます。コスパ重視ならありでしょう。
最低気温が氷点下まで下がる場合はタダウンジャケット、ダウンパンツなどを着込んだり、シュラフカバーを併用したり、ブランケットを掛けたりといった工夫で乗り切れそうです。
¥19999(税込)
もちろん寒さ対策はシュラフだけではありません。地面からの冷気を遮断する必要がありますよ。シュラフマットをハイスペックなものにしたり、ホットカーペットや電気毛布などを使用したり、キャンプコットの導入も手ですね。
寒さ対策は少しオーバースペックなくらいがちょうどいいです。急な温度低下や天候悪化もありえるので備えておきましょう。


