2021年06月23日
スーパーカブ ドリブンスプロケット・バンプラバーの交換
約1年スーパーカブに乗って走行距離はたったの2000kmちょっと。なかなか遠出も難しく距離は伸びません。
そのおかげか、メンテナンスをする時間はあるので見た目は結構きれいな状態を保ててます。良いのか悪いのか。。。。
そんなわけでカブの数少ない(?)不満箇所を解消しようということでリアスプロケット(ドリブンスプロケット)を交換してみました。
元々運搬車のスーパーカブ、荷物をたくさん載せて走ることを想定した作りです。そのためギア比も低め。特にロー・セカンドのギア比は低く感じます。管理人、そんなに重い荷物を載せてないのでここまで低くなくても良いなぁ、と感じるんです。
ローでスタートしてもすぐにセカンドにシフトしないと吹け切ってしまいます。セカンドも頭打ちが早くエンジンブレーキも強めですね。
そんなわけでドリブンスプロケットを35Tから34Tへほんの少しだけ小さくハイギア比にしてみることに。
購入したドリブンスプロケットは定番のKITACO。価格も手ごろでサイズバリエーションも豊富です。

ノーマルのいかにも鉄板といったスプロケットに比べ肉抜きして軽量に仕上げてます。材質はクロモリ鋼でブラックになりますね。
ホイールを外すついでにブレーキも掃除。結構汚れてました。ブレーキクリーナーでブレーキダストを取り除いておきます。

さらにハブダンパー(バンプラバー)もついでに交換です。古いバンプラバーはそれほど変形していないように見えましたが、ゴムというより樹脂といった感じで硬化してました。これ、乗り心地にも直結するパーツなので15000kmも走れば交換した方がすっきりしますね。

スプロケットを取り付けるドリブンフランジをホイールに入れる際は新品のバンプラバーにシリコングリスを薄く塗っておくとスムーズに入りますね。
で、鬼トルクで固定されたノーマルスプロケットを外して34Tスプロケットを取り付け。規定トルクは32N.m、トルクレンチを使用して規定値にしておきます。

後はサクサクとホイールを戻してチェーンもクリーナーで掃除、チェーンルブ塗布で仕上げます。普段あまり掃除しないブレーキトルクロッドなども掃除しておくと気分がいいです。アクスルシャフトなどのグリスアップも忘れずに。

最後にチェーンカバーを取り付けて終了。作業時間約2時間。

試走してみた観想としては、ローはやはりギア比がまだ低く感じますが35Tほどギクシャクしません。マイルドな感じに。渋滞にはまっても以前ほどギクシャクしないので疲れにくそう。あくまで個人の感想ですが。
セカンドは35Tよりも使えるギアになりました。頭打ちもしにくくエンブレも強過ぎません。その代わりセカンド発進は35Tよりもまったりした感じ、要は遅くなってます。
全体的にハイギアードになったことで発進加速はやや遅く感じますが交通の流れをリードするくらいは十分可能ですね。
今回の交換は街中で乗りやすくすることを目的にしてます。ハイギア化によって最高速も伸びるでしょうが、そこは特に期待してません。最高速まで乗せていくためにはそれなりに長い距離が必要になるので実質はほぼ同じでしょう。エンジンはノーマルだし。
副産物として50kmくらいで巡航したときにエンジンの鼓動感が気持ちよくなりました。カブのエンジンの美味しい回転数で走れますね。
わずか1T減らしただけなので大きな変化じゃありませんが、正解でした。街乗りでは低過ぎず高過ぎずのギア比だと思います。
ただし、これは関東平野の住人の感想であって山がちでアップダウンの多い地域では登坂能力が物足りなくなる可能性はありますね。
備忘録として、今回の交換は走行距離15806km。




そのおかげか、メンテナンスをする時間はあるので見た目は結構きれいな状態を保ててます。良いのか悪いのか。。。。
そんなわけでカブの数少ない(?)不満箇所を解消しようということでリアスプロケット(ドリブンスプロケット)を交換してみました。
元々運搬車のスーパーカブ、荷物をたくさん載せて走ることを想定した作りです。そのためギア比も低め。特にロー・セカンドのギア比は低く感じます。管理人、そんなに重い荷物を載せてないのでここまで低くなくても良いなぁ、と感じるんです。
ローでスタートしてもすぐにセカンドにシフトしないと吹け切ってしまいます。セカンドも頭打ちが早くエンジンブレーキも強めですね。
そんなわけでドリブンスプロケットを35Tから34Tへほんの少しだけ小さくハイギア比にしてみることに。
購入したドリブンスプロケットは定番のKITACO。価格も手ごろでサイズバリエーションも豊富です。

ノーマルのいかにも鉄板といったスプロケットに比べ肉抜きして軽量に仕上げてます。材質はクロモリ鋼でブラックになりますね。
ホイールを外すついでにブレーキも掃除。結構汚れてました。ブレーキクリーナーでブレーキダストを取り除いておきます。

さらにハブダンパー(バンプラバー)もついでに交換です。古いバンプラバーはそれほど変形していないように見えましたが、ゴムというより樹脂といった感じで硬化してました。これ、乗り心地にも直結するパーツなので15000kmも走れば交換した方がすっきりしますね。

スプロケットを取り付けるドリブンフランジをホイールに入れる際は新品のバンプラバーにシリコングリスを薄く塗っておくとスムーズに入りますね。
で、鬼トルクで固定されたノーマルスプロケットを外して34Tスプロケットを取り付け。規定トルクは32N.m、トルクレンチを使用して規定値にしておきます。

後はサクサクとホイールを戻してチェーンもクリーナーで掃除、チェーンルブ塗布で仕上げます。普段あまり掃除しないブレーキトルクロッドなども掃除しておくと気分がいいです。アクスルシャフトなどのグリスアップも忘れずに。

最後にチェーンカバーを取り付けて終了。作業時間約2時間。

試走してみた観想としては、ローはやはりギア比がまだ低く感じますが35Tほどギクシャクしません。マイルドな感じに。渋滞にはまっても以前ほどギクシャクしないので疲れにくそう。あくまで個人の感想ですが。
セカンドは35Tよりも使えるギアになりました。頭打ちもしにくくエンブレも強過ぎません。その代わりセカンド発進は35Tよりもまったりした感じ、要は遅くなってます。
全体的にハイギアードになったことで発進加速はやや遅く感じますが交通の流れをリードするくらいは十分可能ですね。
今回の交換は街中で乗りやすくすることを目的にしてます。ハイギア化によって最高速も伸びるでしょうが、そこは特に期待してません。最高速まで乗せていくためにはそれなりに長い距離が必要になるので実質はほぼ同じでしょう。エンジンはノーマルだし。
副産物として50kmくらいで巡航したときにエンジンの鼓動感が気持ちよくなりました。カブのエンジンの美味しい回転数で走れますね。
わずか1T減らしただけなので大きな変化じゃありませんが、正解でした。街乗りでは低過ぎず高過ぎずのギア比だと思います。
ただし、これは関東平野の住人の感想であって山がちでアップダウンの多い地域では登坂能力が物足りなくなる可能性はありますね。
備忘録として、今回の交換は走行距離15806km。


Posted by あごひげあざらし at 10:02
│カブ