2021年05月14日
みきかじや村 肥後守!伝統の和刃物!永尾かね駒製作所

管理人も持っている日本伝統の和刃物、肥後守(ひごのかみ)。団塊の世代と呼ばれる方々には懐かしい刃物じゃないでしょうか。アラフィフの管理人世代だと肥後守よりボンナイフでした。
ロック機構などを持たないシンプルな折りたたみ式和刃物の肥後守、懐かしくも実用性に優れたアイテムです。
フランスの伝統ナイフ、オピネルともよく比較されますね。オピネルをフランス版肥後守と呼んだり、肥後守を日本版おぴねると呼んだりすることもあるくらいです。どちらも実用に徹して生まれた刃物ということで共通してますよ。
現在、登録商標である肥後守の銘が入るナイフを生産しているメーカーは日本にただ1社だけになってます。それが永尾かね駒製作所。
シンプルな構造なので類似のナイフを作ることはできますが、肥後守を名乗れるのはかね駒製作所だけなんです。
現在、アウトドアメーカーや刃物メーカーさんでも肥後守と名のつくオリジナルモデルが販売されてますが、肥後守と銘があればそれは永尾かね駒製作所の作品なんですね。
で、みきかじや村の肥後守。みきかじや村は肥後守を生産する永尾かね駒製作所のある兵庫県三木市にあります。
刃物鍛冶の多い地域だそうで、それぞれの職人さんの製品を取り扱うのがこのみきかじや村なんですね。ということでもちろん、肥後守も掲載されるわけです。

まずは比較的新しいモデルとなる肥後守ナイフ UK079 VG10ステンレス鞘 大。
新しいのは刃物の材質です。こちらは高級ステンレス鋼のVG10を割り込ませたステンレスブレードになりますね。
VG10は日本製の刃物鋼で、ステンレスの中でも切れ味に優れる刃物鋼です。ちょっとお値段高めのステンレス包丁などにも多く使用されてますね。
柔らかいステンレス鋼に硬度の高いVG10を割り込ませたことで、研ぎやすく磨耗しにくいブレードとなってます。長く切れ味が持続するのが特徴ですね。
折りたたみサイズ100mm、刃渡り80mmのサイズになります。
¥4950(税込)

肥後守ナイフ UK011 青紙割込 大のブレードには一般鋼材に刃物用炭素鋼青紙を割り込んだものを使用します。
青紙と表記されているだけなので1号なのか2号なのかはわかりませんが、どちらにしても切れ味・耐久性に定評のある刃物用鋼材ですね。
肥後守の中でも最も人気の高いモデルになります。鞘は真鍮製でオーソドックスな作りになってますよ。
かつて数百円でも購入できた肥後守は全鋼で刃こぼれしやすいものでしたが、青紙は高級炭素鋼。簡単に刃こぼれはしません。またステンレス鋼に比べると研ぎやすいのも魅力ですね。
折りたたみサイズ100mm、刃渡り80mmのサイズです。
¥2144(税込) 11%割引
肥後守はシンプルな作りが魅力ですが、その半面ロックなどはついていません。使用するときはチキリ(尾)と呼ばれる部分を指でしっかり押さえて使用します。不用意に刃が閉じないようにするためですね。
また携帯する場合も刃が開かないよう、ケースを別途用意するか、鞘に紐などを巻いておくと安全ですよ。
みきかじや村では肥後守用のケースも用意されてます。
丈夫なポリエステル製でカラビナも付いています。ベルトループなどに取り付けて持ち運べますね。
¥1045(税込)
またロゴスとかね駒製作所がコラボしたメープルリーフの刻印入り肥後守もありますよ。
鞘にメープルリーフの刻印が入ります。日本刀と同じ打ち伸ばし鍛錬という製法で鍛えられたブレードを採用する特別手作り鍛造です。
¥10890(税込)
ステンレス製の鞘とVG10割り込みのステンレスブレード、メープルリーフの刻印入りです。
¥7370(税込)
青紙を割り込んだスチールブレードです。
¥4290(税込)
刃渡り5cmの小もあります。
¥3190(税込)

