2021年04月15日
DCブレーキ搭載!21スコーピオンDC!ベイトリールの敷居が下がる!

ベイトリールのメリットといえば、高い巻き上げパワーとキャストの正確性。スプールの回転方向とラインの巻上げ・放出の方向が同じになり、ダイレクトなやり取りを可能にします。
バスフィッシングでは欠かせないタックルですが、その反面、ベイトリールはキャストが難しい、という固定観念もありますね。
確かにキャスト練習はマストではありますが、サミングなどの操作に慣れてしまえば身構えることなく使用できるリールです。慣れてはいてもバックラッシュなどのトラブルは常に背中合わせではありますけど。
ベイトリールの敷居をグッと下げてくれるのがシマノのデジタルコントロールブレーキ、DCブレーキです。スプール回転とラインの放出をDCブレーキがある程度制御するので、初心者の人でも怖がらずにキャストできるシステムですね。
そのDCブレーキ搭載のエントリーモデルとなるシマノ 21スコーピオンDCが発売されましたよ。DCブレーキ搭載のベイトリールとしてはもっとも安価なモデルとなりますが、バーサタイルな深溝スプールを搭載することでバスフィッシングだけでなく、ロックフィッシュ、シーバスゲームなどにも対応できるモデルに進化。
これからベイトリールを使用してみよう、という人にはもちろん、もっと気楽にベイトリールを使用したいというニーズにも対応してくれますね。

シマノ(SHIMANO) 21 スコーピオンDC 150 右巻き
シマノ(SHIMANO) 21 スコーピオンDC 150HG 右巻き
シマノ(SHIMANO) 21 スコーピオンDC 150XG 右巻き
ベースモデルとなっているのは19スコーピオンMGLですね。19スコーピオンMGLにDCブレーキシステムを組み込んだのが21スコーピオンDCになります。
19スコーピオン同様にスプールにはマグナムライトスプールが搭載されますね。ただスプールに施されるブランキング(肉抜き)の形状は変更されてます。新形状のブランキングになりますね。
スプールの軽量化は飛距離や回転性能に直結します。第1世代のマグナムライトスプール比で約10%の軽量化が施され、17スコーピオンDCで言われた飛距離の物足りなさもある程度解消されたようですね。
スプールは34mm径・25mm幅の150スプールとなってます。深溝スプールなのでライン容量が大きく16lbナイロンラインが100mストックできます。
ビッグベイトなどにも使用できますし、ソルトゲームで使用する場合も不足はないですね。
そしてブレーキシステムには17スコーピオンと同じくI-DC5を継続して採用。このI-DC5は調整がシンプルでわかりやすいのが特徴です。
使用するラインの種類(ナイロン・フロロ・PE)を設定したら、外ダイヤルのセミオート4段階とオート1段階でブレーキの強さを選ぶだけです。細かな調整はできませんが、ブレーキセッティングで悩む必要もないシンプルなDCブレーキです。
I-DC5はブレーキが効きすぎて飛距離を出しにくい、ともいわれますが、絶対的な飛距離よりもトラブルレスで扱いやすさを重視した結果でしょう。
ライントラブルで時間を割かれてしまうより、少し移動して届く範囲を狙う、そんなスタンスで使用するといいと思います。
バックラッシュの危険を最小限に抑えたDCブレーキシステム搭載の21スコーピオンDCはベイトリール初心者の人にこそオススメしたいユーザーフレンドリーなリールです。
ややブレーキの立ち上がりは強めの設定ですが、これもバックラッシュさせないための味付け、だと思えば納得でしょう。
まずは右ハンドルのノーマルギア比(6.2:1)、ハイギア比(7.4:1)、エクストラハイギア比(8.5:1)からリリース。5月には左ハンドルも登場予定です。
¥30940(税込) 25%割引
追記
レフトハンドルも入荷し始めました。
¥26467(税込) 36%割引
¥26458(税込) 36%割引
¥28874(税込) 30%割引
DCブレーキ不要、という人にはベースモデルとなった19スコーピオンMGLもオススメ。こちらは伝統の赤いボディとコスパの高さが魅力です。ソルトゲームやビッグベイトにも。

