2020年10月04日
燃焼効率アップ!タブ 缶ストが缶ストーブSEにバージョンアップ

木炭・練炭・豆炭・薪・固形燃料・枯れ枝・落ち葉・松ぼっくりなど木質燃料全般に対応できるタブ 缶ストーブ。アウトドア用にはもちろん、いざというときの防災用ストーブとして常備されている人もいるでしょう。
調理用ストーブとして、焚き火などの暖を取るためのストーブとして、マルチに使用できます。
そのタブ 缶ストがバージョンアップ、缶ストーブSE(スペシャリティエディション)として登場です。さらに燃焼効率を高めた進化版ですよ。

パッと見はあまり変わっていないように見えますね。本体サイズも従来と同じく直径196×H276mmとコンパクトです。相変わらず持ち運びしやすく収納場所も圧迫しませんね。
外見では薪投入口・着火口のフタがキラキラ、ここがステンレス板に変更されてます。本体は従来と同じくアルミメッキ鋼板です。ステンレス板にすることで耐久性が向上、熱変形しにくくなりました。
また薪投入口にはロック機構も新たに搭載されましたよ。
でもこのSEへのバージョンアップの目玉は新たに搭載されたフィックスストリーム機構でしょう。燃焼効率アップに貢献します。
もともと缶ストーブは燃焼効率の高いストーブでした。本体の内側に燃焼筒を入れる構造は2次燃焼を促し木質燃料を完全燃焼させます。なので使用後はほぼ灰しか残りません。木質が燃える際にでる可燃性ガスもしっかり燃やすので煤や煙も少ないですね。
ロケットストーブのような断熱材は使用していませんが、シンプルな構造でよく燃えるストーブです。
今回搭載されたフィックスストリーム機構は燃焼筒の下に入れる台座(ストリームベース)を指してますね。スリットの入ったV型のベースを燃焼筒の下に設置することで、吸気口から入る空気の流れを効率化するわけです。上方への気流を作り出せるのでより効率よく燃えるというわけですね。
とはいえ、常に火力マックスで使用するわけでもないでしょう。火力の調整は下側の吸気口を絞ることで対応できますよ。もちろんガス火のような細やかな調整は無理ですが、熾き火でコトコト煮込むような使い方も可能です。
投入する薪や炭の量や吸気口の開閉具合、火力調製はある程度使い込んで加減を見極めないと難しいかもしれませんね。
パーツは分解可能ですが、基本的に組立作業はありません。ふたを取り付ける程度です。持ち運ぶ際は本体の中にパーツをすべてセットしていけますからね。
分解できるので消耗パーツの交換やメンテナンス性が向上してますよ。
細かいところではハンドルがコンパクトになりました。収納性を高めるためのようです。火ばさみなどで持ち上げる際はこのショートハンドルの方が安定しますね。
小さくてもクッキングストーブに、焚き火にとマルチユースな缶ストーブSE。この冬注目のアイテムですね。
¥5940(税込)
ナチュラムさんでは現在取り扱っていないのか、入荷待ちなのか、缶ストーブのオプションも魅力です。
例えば、TAB.ワイドグリル。焼き網を安定させて使用できるアイテムですね。焼き面も広くなるのでペアユースでも十分な広さになります。
さらにTAB.缶スモーカーを使用すれば缶ストーブで燻製作りも可能になりますよ。
缶ストーブをゲットしたらこちらのオプションも気になりますね。

