キャンプ＆フィッシングの付録

コロナウィルス禍、緊急事態宣言も延長となり今月いっぱいは継続。管理人の住む千葉県は特定警戒地域に指定されちゃうので現在と同じ状態が続きますね。

このウィルス禍で軒並みエタノール系除菌剤はソールドアウト。先日近所のドラッグストアに積んであったそうですが、即完売したようです（行ってみたけどなかったから。。。。。）。

もう、エタノール探しの旅はしたくありません。そんなわけで、除菌剤として次亜塩素水を導入することに。幸いなことに消防団の後輩から業務用？と思われる次亜塩素酸水の元、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムなる粉末を頂戴しました。


粉末状のものですね。これを水に溶かして次亜塩素酸水を作ることができます。

ハイターなどの次亜塩素酸ナトリウム水溶液と同じく塩素系の消毒になりますが、ハイターよりも使用できる用途が広いです。希釈するのは若干面倒ですが、使い勝手の良さを考えれば文句もありません。

次亜塩素酸水は中性、または弱酸性。金属や肌への攻撃性はほとんどありません。次亜塩素酸ナトリウムのハイターなどは強アルカリ性で金属を腐食させ、肌を溶かします。

消毒効果はエタノールよりも高く、エタノールでは消毒効果の薄いノロウィルスなどにも効果があります。脱脂性もないので手などに使用しても手荒れしませんね。

ただし、希釈すると短時間で消毒効果を失います。特に紫外線で分解されてしまうので透過性のないボトルなどに入れておく必要はあります。また高温にも弱いので日の当たらない涼しい屋内に置かないといけませんね。
約１週間くらいは大丈夫だそうです。

後輩は仕事で使用しているので希釈の割合の手書きのメモをつけてくれたので、それを参考にして作ることにします。
次亜塩素酸水は低濃度でも消毒効果があるので、６０ｇの粉末があれば来年位まで使えちゃうかな。

有効塩素６０％配合のジクロロイソシアヌル酸Ｎａを使用した場合、希釈は以下のようになるそうです。
２００ｐｐｍ　水１．５Ｌ：粉末０．５ｇ
１００ｐｐｍ　水３．０Ｌ：粉末０．５ｇ
５０ｐｐｍ　　水６．０Ｌ：粉末０．５ｇ

２００ｐｐｍだとノロウィルス感染の吐しゃ物に直接噴霧できるレベルの高い消毒効果に。今回のコロナウィルスではここまでの高濃度は不要ですし、あまり高濃度では怖いので１００ｐｐｍ程度に希釈してスプレー容器に入れて拭き取りに使用します。
１．０Ｌペットボトルに０．１５ｇほど溶かして３～４日で使い切れるようにしました。

紫外線対策でアルミテープを巻いてみました。

包丁やまな板などのキッチン用品なら５０ｐｐｍで十分だそうなので、これをさらに倍に薄めて使用することもできます。

また加湿器での噴霧もある程度の効果はあるそうです。空間除菌というより消臭効果の方が高いのかな。５０ｐｐｍ以下が推奨されているので３０～４０ｐｐｍになる程度に調整して使用します。
なのでウチの加湿器（容量４Ｌ）の場合は、タンク満水の状態で０．３ｇ以下ですね。０．２ｇくらいでも良さそうです。
希釈の際の計量はちょっと面倒だけど、一度作ってしまえば１週間程度は使用できるので慣れてしまえば気にならないでしょう。

外出自粛中でも自宅で結構やれることはあるものです。

次亜塩素酸水はナチュラムさんでも希釈したスプレータイプが掲載されてますよ。

成分表示には次亜塩素酸ナトリウムと記載されてるんですけど、食品添加物とあるところを見ると次亜塩素酸水ではないかと。
ペーハーも弱酸性です。濃度表示がないのでそこは不明ですね。
￥１３２０（税込）