2020年01月16日
明日で阪神淡路大震災から25年

明日で阪神淡路大震災から25年です。震災の記憶も徐々に薄れていきますが、昨今は自然災害が多く発生しています。地震に限らず、今後に備えて防災意識を持ち続けていきたいですね。
東日本大震災もそうですが、災害のあった日を自主的な防災の日とするのもいいと思います。非常持ち出しをチェックしたり、家族の集合場所を再確認したり、伝言ダイヤルなどの使い方を復習したり、やれることはやっておきたいですね。
防災用品、災害対策用品もここ数年で大きく進歩してますよ。やはり東日本大震災が大きなきっかけとなっていますね。なので、非常持ち出し・災害備蓄品などの再構築もいいんじゃないかと思います。
一番大きく進歩したなぁ、と感じるのは非常用電源でしょうか。以前は発電機がメインでしたが、現在は蓄電池も十分実用に耐えるものが増えてます。
災害時にライフラインの一つ、電気が途絶えるとどれだけ大変か、というのは昨年の台風被害でも周知されていると思います。



以前より価格もこなれてきましたし、蓄電容量も大きなものが増えてます。充電しておく必要はありますが、発電機もガソリンを確保する必要があるので甲乙つけられません。
重量は発電機より軽量で収納サイズも小さいです。ご家庭で備蓄する場合はメンテナンスもあまり必要としないので蓄電池がオススメになりますね。
用途に合わせてサイズや容量を選ぶこともできますよ。
またソーラーパネルも以前より入手しやすくなってます。災害時の自家発電も可能になってますね。

スマホなどの電子機器の充電には十分対応できますよ。
省電力で明るいLEDライトも東日本大震災以降、大きく普及しましたね。今では明かりといえばLEDが主流です。




省電力で明るく、軽量コンパクトなLEDランタンやLEDライトが充実。さらに充電式のものも増えてますね。大容量のバッテリーを搭載したライトは蓄電池をしても使用できます。スマホ程度の充電は十分対応できますよ。
保存食の分野も参入するメーカーも増えてます。保存食=美味しくない、というイメージも覆されました。



乾パンやアルファ米のほかにも長期保存できる食品が多くなりましたね。あくまで非常用ですが、以前ほど「我慢して食べる」という感じではなくなってますよ。主食だけでなくおかずも充実してきてます。
人が生きていくために欠かせない水。こちらも長期保存可能な水が一般的になってきてますし、万が一のための浄水器も高性能になってますよ。




川の水なども飲料水に浄化できる浄水器。フィルターの進歩でより安全な水が確保できるようになってます。風呂の残り湯やプールの水なども飲料にできますよ。
飲み食いすれば避けて通れない排泄。災害時は上下水道が使用できなくなることもあります。ご家庭のトイレももちろん使用できなくなりますね。




便器に被せて使用するトイレ袋のほかに、ポータブル便器、ダンボール製の便器、目隠しテントなどトイレ周辺のアイテムも増えてますよ。吸水ポリマーや消臭剤も効果の高いものが登場してますから、非常時でも少しでも快適に排泄できるようになってきてます。
防災用品や非常持ち出し。災害に備えても備えても、出番が来ない。でもそれでいいんです。できるだけ、出番が来ない方がいいのがこういったアイテムです。



Posted by あごひげあざらし at 10:02
│地震・災害対策など