2019年12月30日
伝統の越後鍛冶が作る火の道具!越乃火匠 久八の刃物!

暖炉や薪ストーブというと海外発祥のものになりますが、日本も古来から火を生活で使用してきた民族です。日本古来からの伝統の火の道具が存在します。
薪を割るための刃物もその一つですね。
古くから刃物の街として知られる新潟県三条市で斧鍛冶職人として伝統的鍛冶技術を継承しているのが、越乃火匠 久八(こしのかしょう きゅうはち)。
現在、三条市で斧鍛冶職人として伝統的鍛冶技術を持つのはこちらの九八さんだけだそうです。親子で作る伝統の刃物です。
ライフスタイルの変化で、野鍛冶の作る刃物は少なくなっていきました。その中でも継承され続けた日本の火の道具。今や希少となった本物が、今ならまだ手に入りますよ。

くちばしのような突起を持つ小型の鉈が小嘴鉈(こはしなた)。小割や焚き付け作りに使いやすい刃渡り11.5cmです。この突起は小割を引き寄せて集めたりするのに便利。古の知恵が詰まった鉈です。
全長は31.5cmとコンパクトで携帯性にも優れますね。重量は約400gと軽く、取りまわしもいいですよ。
よく刺さりよく切れる、さらに刃こぼれしにくくするため丸みを持たせた鏡面仕上げとなってます。
シースは革職人のハンドメイドで厚み約3mmの極厚天然皮革を使用しています。シンプルで長く使え、経年変化も楽しめるのもいいですね。
¥14300(税込)

こちらは大嘴鉈(おおはしなた)。全長36.5cm、刃渡り16cm、重さ約700gです。刃は片刃になりますね。小嘴鉈より重さがあるのでちょっと太目の薪もさくさく割れます。また山歩きのツル切り鉈にも重宝するサイズですね。
こちらも先端の突起を使用して小割を集めたりできます。
汎用性の高い鉈になりますよ。
¥17600(税込)

スタンダードな山鉈ですね、朱入れ片刃鉈です。こちらは大嘴鉈とほぼ同サイズの全長35.5cm、刃渡り16.5cmです。重さは約540gとちょっと軽く、取り回ししやすくなってます。
やはり大きな薪ではなく小割や焚き付け作りに最適。また枝打ちなどもしやすい鉈ですね。
朱入れとは、刃に朱色の筋を入れたもので山仕事の安全を祈願して入れるものだそうです。
¥15400(税込)

ぽってりとした厚みのある刃の小型の鉈、厚鉈です。こちらは両刃になりますね。刃渡りは13.5cmとコンパクトですが、刃に力があるので小割り作りも力を入れず、鉈の重さだけでパンパンと割ることができますね。全長は37.5cmと柄を長くしています。これも力を入れずに割るために効果がありますね。
重量は約850gとサイズの割りに重くなりますが取り回ししやすい鉈です。女性にもオススメできる扱いやすい鉈ですよ。
¥16500(税込)

本格的な薪割にはやはり斧。こちらは三尺の白樫の長柄を使用しています。刃の厚みがあり強度も高いです。ハマグリ刃なので固い薪もしっかりと割ることができますね。
¥26400(税込)

薪割り鳶と呼ばれる鳶口は短い柄が特徴。薪に突き刺して持ち上げたり引っ張ったりするのに使用します。
柄には丈夫なかえで材を使用しています。端は手から抜けにくい形状に仕上げてあるので安全ですね。
¥13200(税込)
今や希少な手作りの野鍛冶鉈や斧。しっかりメンテナンスすれば長期間使用できますよ。うまく付き合えば一生物になってくれますね。

