2019年12月16日
ナンガ新製品アプローチシリーズが入荷してますが。。。。

ナンガがリリースしたエントリー向けのダウンシュラフ、アプローチシリーズがナチュラムさんにようやく入荷してきました。
が、ちょっと、これじゃ手が出しにくいなぁ、という感じです。

ナンガ(NANGA) アプローチ600
ナンガ(NANGA) アプローチ450
ナンガ(NANGA) アプローチ350
このアプローチシリーズはナンガがエントリーラインとしてリリースしたモデル。使用するダウンはコストパフォーマンスに優れるスタンダードグレードを採用してます。スタンダードといっても低品質ということでなく680FPなのでダウンシュラフとしては平均的なものですね。
たださすがにグース(がちょう)ダウンではなくジャーマンダックダウン、アヒルの羽毛です。やはりグースダウンは高価なので採用されません。
メインターゲットとなるのはこれから登山やキャンプなどのアウトドアアクティビティを始めたい人、車中泊やツーリングキャンプのエントリーなどです。
足元をゆったりとした立体構造に仕上げているので、シュラフに不慣れな人でも足の圧迫感を感じにくくした形状ですね。
シェルには撥水加工(テフロン加工)された20Dナイロンを使用して軽量化されてます。
そしてコストパフォーマンス重視だからでしょう、メイドインマイバラを謳うのがナンガでしたが、こちらは日本から資材を送り、中国工場で生産されてます。こうやってコストを削ったわけですね。
エントリー向けのダウンとしては必要十分なシュラフだと思います。もちろん上位モデルと比べればコストダウンが見えますけどね。
アプローチ600は600gのダウンを封入、ボックスキルト構造を採用しヒートロスを最小限に抑えます。3シーズンモデルですが、肩口からの熱の放出を軽減するショルダーウォーマー、ファスナー部にも熱を逃がしにくいドラフトチューブを採用しています。
使用下限温度は-8度設定で平地であれば冬でも対応できるレベルのシュラフですよ。
収納サイズはさすがにダウンシュラフ、直径21×35cm、重量約1100gと軽量コンパクトです。
アプローチ450も同じく3シーズンシュラフ。とはいえこちらはダウン450g、ボックスキルト構造ですがショルダーウォーマーやドラフトチューブは採用されませんので、平地でも初冬くらいまでが限界でしょう。高地では夏でも使用できるシュラフですね。使用下限温度は-4度に設定されます。
収納サイズが直径20×32cm、重量約960gです。
アプローチ350はシングルキルト構造、ダウン350g封入の3シーズンシュラフ。やはりショルダーウォーマーやドラフトチューブは採用されませんので平地の秋くらいまでがちょうどいいシュラフになりますね。高地や北海道などでは夏でも使えるシュラフです。
収納サイズは直径17×31cm、重量約725gです。
スペック的にはいいんですけど、現在のナチュラムさんの価格が。。。。
エントリーモデルとは言い難い価格設定です。この価格だともっと上のランクのシュラフが購入できてしまいますね。別のお店では品薄ではありますが、もっと低価格で販売しているところもあります。
もう少し価格が下がってくれれば文句なしでオススメできるんですけどね。
ナンガ(NANGA) アプローチ600
¥40480(税込)
ナンガ(NANGA) アプローチ450
¥32780(税込)
ナンガ(NANGA) アプローチ350
¥28380(税込)
