2019年11月17日
ナイフ入門に!まずは使ってみませんか?

管理人が子供のころ、ナイフやカッターといった刃物はかなり身近なものでした。もちろん使用するのは工作だったり、外での遊びだったり。
使い方は祖父や父、ちょっと年上の子などが教えてくれましたし、学校の図工の授業でも教えてもらったかな。
ところが最近は危ないから、という理由で刃物に触る機会のないお子さんが多くなってますね。
無理して使う必要はないかもしれないけど、使える方がアウトドアは楽しくなります。またアウトドアではとても便利なアイテムですしね。
もちろん使い方を誤れば怪我をすることもありますし、他人に怪我をさせてしまう可能性もあります。なので、きちんと使い方を教えてあげる機会を作った方がかえって安全なんじゃないか、と思う管理人です。うちの娘にもナイフの使い方は小学生のころに教えました。
が、あまり興味がないようで、自分から使用することは今もありません。でも頭の隅にでも残っていてくれれば間違いは犯さないんじゃないかな、とも思います。
とはいえ、当時、それほど大したことを教えたわけでもありません。うちの娘は石橋を叩いて、叩いて、叩きまくってから渡るような慎重すぎるくらい慎重な子。これは奥さんの性格に似てますね。うちの奥さんも「冒険」はしない方ですから。
そんなわけで、目新しいものには慎重すぎるほど慎重。
最初はエンピツを削らせたのですが、ナイフは怖かったようでカッターナイフを使用しました。切れるという点ではある意味カッターの方が鋭利で危険なんですが仕方ありません。子供用サイズの小さいものを与えました。
教えたのはナイフの持ち方、刃は自分の方に向けない、エンピツはしっかり握る、など基本的なことだけです。何本かエンピツを削ったあとは竹ひごを削ったり切ったりして小さな凧を作ってみたり、バルサをカットして箱を作ってみたり。始めてみれば楽しそうにしてるんです。自分からはやらないけど。
小学校低学年くらいまで、時々そんな風にして遊びながらカッターやナイフを使わせてみました。大きくなってからはやらなくなっちゃいましたけど、一応経験値はあるのでナイフの便利さや危なさは知っていると思います。
でも経験が無ければ理解しにくいはず。まずは大人が傍について安全な使い方を教えながら接していくと「刃物」とはどんなものか、理解できるんじゃないでしょうか。少なくとも、間違った使い方にならないためにも小さいうちに教えるべき、というのが我が家の方針でした。
管理人は仕事で刃物に触る機会が多いのでなおさらなのかもしれません。
という前置きが長くなりましたが、こんなアイテムが当時あったら、購入しただろうな、というのがビクトリノックスの商品。
キャンプで時間を持て余すようなことがあるなら、使ってみては?

ひのきを使用した箸の工作キットですね。ヒノキは加工性が高いので削りやすく、また独特の香りが昔から日本で珍重されてきたものです。箸に使用すると香りも楽しめる?
ナイフの使い方マニュアルも付属するので、教えるのはちょっと自信がない、という人も安心です。
セットにはヒノキの端材をプレカットした220mmと190mmのものが入ります。親子で使える箸セットですね。先端を細く仕上げて箸にします。丸めに仕上げるのも角を活かすのもお好みで。
ナイフで削って形ができたら紙やすりで表面を整えてあげれば実用になりますね。本格的に仕上げるなら柿渋やウレタンコートなどを塗るのもいいと思いますよ。
¥440(税込)

箸よりも正確に削る必要があるとんぼはより上級向けでしょうか。羽がヒノキで軸は竹ひごが使用されます。
こちらは仕上げ用の紙やすりも付属します。
¥440(税込)
お子さんに持たせる最初のナイフなら、オピネルのファーストオピネルなどいかがでしょう。

先端を丸く仕上げて安全性を持たせたナイフです。「突き刺す」という用途に使いにくくしてるんですね。普通に削ったり切ったりする場合には十分使用できますよ。
¥2638(税込) 17%割引
こちらも同じく先端を丸めた入門用ナイフ。ファーストオピネルとの違いは、わかりません。もしかしたらファーストオピネルの後継モデルかな。
¥1760(税込) 20%割引
より大きなお子さんやナイフを使用してこなかった、というお父さんお母さんにもオススメなのがブッシュクラフトさんのスターティングセット。フェザースティック作りから火熾しするまでのアイテムがセットになってます。焚き火をするなら着火剤を使用するより満足感も味わえますよ。

火熾しに必要なアイテムをすべて含んだスターティングセットです。
材料となるティンダーウッド、シラカバの薪のほかにファイヤースターターやナイフも付属。
ナイフは初めてでも扱いやすいステンレススチールブレードのイーバリンプーッコテーダス プーッコナイフが入りますね。メジャーなモーラナイフと同じく北欧生まれのナイフ。とはいえ、モーラナイフはスウェーデン、イーバリンプーッコテーダスはフィンランドですが。
滑りにくいラバーハンドルややや浅めの刃角はフェザースティック作りに使いやすいですね。シース(鞘)ももちろん付属します。簡単な説明書も入ってますよ。
¥4203(税込) 4%割引

ステンレスブレードよりも切れ味が優れ、研ぎやすいカーボンスチール(炭素鋼)ブレードナイフのセットもあります。炭素鋼ブレードは錆びやすいですが、その分メンテナンスする楽しさもありますね。
¥4378(税込)
日常生活にどうしても必要なもの、とはいえないナイフですが、アウトドアではあると便利なアイテム。正しい使い方は早めに身に着けた方が安心じゃないか、と思う管理人でした。


