2019年08月04日
熱中症予防には睡眠と水分補給、体温上昇防止を!

各地で熱中症による救急搬送が報道されてます。症状が重篤になると入院や命に関わることも。特に今年は急激に温度が上昇したので体が暑さに馴染んでいないことも熱中症が増えた原因のようです。
これはキャンプやフィッシングシーンなどのレジャーでもありえる話ですね。楽しいレジャーが暗転しないよう、熱中症予防にご配慮ください。
まず熱中症予防に必要なのは十分な睡眠や休息ですね。寝不足のまま炎天下で過ごしてしまうと熱中症リスクが高まります。釣行前には十分な睡眠を、キャンプでも安眠グッズを用意しましょう。低地でのキャンプでは熱帯夜とまではいかなくともあまり温度が下がらないこともあります。ヒンヤリグッズを使用してはいかがでしょう。

手軽なのはこういった冷感敷きパッド。体温を下げるほどの効果はありませんが、ヒンヤリした肌触りで眠りに落ちやすくなります。寝苦しい夜にピッタリですね。お手持ちのメーカーの異なるインフレーターマットでもサイズが近ければ使用できるでしょう。
シングルサイズ、ダブルサイズが用意されてますよ。

こちらは吸熱効果のある塩を配合した敷きパッド。冷感素材のものより効果の持続時間が長くなりますね。半身サイズになりますがより積極的に体を冷やすことができ、寝苦しい夜の安眠に効果的ですよ。表皮の素材が汗ばむと肌に張り付きやすいので、バスタオルなどを1枚上に敷くといいですね。

背面に熱や湿気がこもりにくいコットを使用するのも一つの手ですね。地面と背中に隙間ができることで通気性が得られます。これも暑さ対策に効果がありますよ。

テントの中に熱気をこもらせないのも安眠に効果がありますね。扇風機やサーキュレーターで空気を動かすことで熱気をテントから排出することができ、より寝やすくなりますよ。ベンチレーターやメッシュパネルの近くに置いて外気を積極的に取り入れたり、排出したりするといいですね。ただし、作動音が気になる場合は風量を抑えたりして対処してください。
このほか、冷えぴたやジェル枕などを使用したりするのも一定の効果がありますよ。まず寝付けるようにするのが第一です。
また屋外で遊ぶときも定期的に休息時間を取るようにするのがオススメです。特にお子さんは夢中になり過ぎないよう注意してあげましょう。
汗をかいて失った水分は積極的に補給しましょう。のどが乾いた、と自覚するようでは遅いので、こまめに水分を補給して脱水症状を抑えてください。
ただ、汗で失うのは水分だけでなくミネラル、特に塩分も失います。スポーツドリンクなどミネラルを含んだものを飲むのもいいですし、塩分を別途補給するのも効果がありますよ。

水やお茶を飲む際に一緒に摂取することができる塩の粒です。スポーツドリンクやジュースによる糖分の過剰摂取が気になる場合に特にオススメ。タブレットケース入りで持ち運びもしやすいです。
この他疲労回復効果のあるクエン酸やレモン果汁なども熱中症予防に効果がありますよ。ちなみに管理人がポタリングに出るときの600ccボトルの中身はレモン果汁と角砂糖1個、塩一つまみを入れて氷水で薄めたものです。あまり美味しくはありませんが、ただの水よりも熱中症予防の効果が見込めると思います。
体温上昇をできるだけ防ぐのも熱中症予防に効果がありますね。肌は極力露出させない方が熱中症になりにくいですよ。

夏は半袖が定番ですが、腕の露出も体温を上昇させやすいです。アームカバーなどを使用しておくといいですね。こちらは接触冷感素材でヒンヤリした感触です。また速乾性にも優れるので、汗が素早く気化して体温を下げてくれますよ。また暑さが厳しいときはアームカバーを濡らすとより体を冷やすことができますね。

首筋も太い血管が肌の近くを通っているので日光に当てると体温が上昇しやすい場所です。直射日光を遮るだけで体温上昇が穏やかになりますよ。こちらは吸湿速乾素材なので見た目より暑苦しさを感じません。運動量の多い場合はあまりオススメしませんが、フィッシングシーンにはオススメです。

後頭部から首筋までカバーできるハットタイプの帽子もオススメ。首筋とツバの間に隙間があるので熱気もこもりにくいです。トレッキングやウォーキングなどにもオススメします。

ガーゼ素材で通気性のあるタオルマフラーを首に巻くのもオススメ。汗や手を拭いたりすることにも使えますし、乾きも早いので重宝します。もちろん日差しを防ぐことにもなりますよ。

ミストで体を濡らして気化熱で冷やす、それも体温上昇を抑える効果があります。アクアポットはノズル調整でミスト、シャワー、ストレートと水の噴射を調整可能。体が熱を持ったら水を浴びて体を冷やせますよ。
このほかにも熱中症の効果があるというアイテムは多数販売されてます。ニーズに合ったものをチョイスしてください。あと、大人はアルコールの摂取もほどほどに。脱水症状になりやすいですから、昼間のアルコールは控えめにした方が安全です。



