2018年09月17日
食欲の秋に!燻製にチャレンジしてみては?
秋ですね。
秋といえば日本の四季の中でも過ごしやい季節です。そんなわけで色々な秋があるわけですが、今回は(も?)食欲の秋ということで。
食欲の秋にオススメしたいものの一つが燻製作り。空気が乾燥し始めるので本格的な燻製作りにも適してますし、お手軽な燻製もあります。
いつもの食材に燻製の香りを纏わせるだけで別物の味わいになりますよ。
本格的に燻製をする場合は難易度が上がりますから、まずは手軽な食材から燻製にしてみてはどうでしょうか。
酒の肴に、お子さんのおやつに、ご飯のおかずに、と色々な味わい方がありますよ。
まずは燻製の香りを楽しむ、ということで、使用する食材はそのままでも食べられるものがオススメ。短時間の燻煙でも風味は十分楽しめます。例えば竹輪やはんぺんなどの練り物系やチーズ、ゆで卵など。酒の肴ならミックスナッツのスモークも美味しいですよ。
これらは温燻という方法で、スモーカー内の温度は50~80度くらいの温度で食材の水分を飛ばしながらスモークします。温度が低いのでダンボールスモーカーでもできる方法ですね。
少し上級向けなら熱燻も。スモーカーの下に熱源になるヒーターやバーナーを使い、スモーカー内の温度を80~120度くらいでスモークします。食材に火を通しながら燻す方法ですね。ダンボールスモーカーでは燃える可能性があるので金属製のものを使用します。
ということで、エントリー向けのスモーカーがダンボールスモーカー。使い捨てではなく、2~3回の使用には耐えてくれますよ。

燻製という分野に力を入れているメーカー、SOTOのダンボールスモーカー、モグモグST-116です。
こちらは親子で楽しめるスモーカーというコンセプトで、付属のシールなどを使ってクラフトワーク的な楽しみも持ってますね。小さなお子さんのいるご家庭に特にオススメしたいダンボールスモーカーです。
食材を載せる網のサイズは約230×230mmで、お試し程度であれば不満のないくらいの食材をスモークできますね。付属のアルミ皿に火を点けたスモークウッドを載せて下から燻煙します。スモーカー内の温度や煙の量は煙突の開閉で調整できるのは面白い工夫ですね。
こちらのスモーカーでできるのはスモークウッドの燃焼熱だけでスモークする温燻になります。食材にしっかり火を通す熱燻には適してません。ダンボールなので燃えてしまう可能性がありますからね。
¥1274(税込)

燻家 スモークハウス ST-114もエントリー向けのダンボールスモーカー。モグモグST-116のベースモデルのような存在でロングセラーのモデルです。こちらも温燻用のスモーカーですね。
網のサイズなどはモグモグと同じですが、こちらはやや高さに余裕があり、食材を吊り下げるための金棒とフックが付属します。しっかり風干ししたマス類などの燻製も作れますね。茹でた豚肉のブロックを燻製にしても美味しいですよ。その際は漬け汁に漬けて味付けをしておきましょう。
付属のスモークウッドはミニサイズで1つだけなので、別途スモークウッドを購入すれば何度か使用できますね。
¥998(税込)

もうちょっと本格的に燻製を作りたいという人ならこちらのスモークスターターキットがオススメ。SOTOのお手軽香房 ST-124にスモークチップやスモークウッドがセットになります。
お手軽香房は組み立て式のスチール製スモーカー。コンパクトなスモーカーなので大量にスモークするには不向きですが、高さがあるため上下2段で使用することもできますし、吊り下げフックで大き目の食材をスモークすることもできますよ。
バーナーなどの熱源を使用した熱燻をするならこちらですね。熱燻をすると、温燻製よりも香りが強く、濃い目の色が着きますね。
組み立て式なので使用しないときはコンパクトに収まりますよ。
¥3980(税込)

燻製=アウトドア、なイメージがありますが、そんなことはありません。自宅のキッチンでも簡単に燻製が作れる、それがこのSOTO スモークポットDon。自宅のキッチンで使えますよ。ただしガスコンロ専用でIHには対応していません。
アウトドアと違って、盛大に煙を出してしまうと室内に篭ってしまいますし、換気扇で排出した場合も近所の目が気になりますよね。スモークポットシリーズは密閉性の高い陶器製スモーカーなので、煙が外に漏れにくいです。少ない煙でもしっかり燻煙できるスモーカーなんですね。
温度計も標準装備でコンパクトでも温燻、熱燻どちらも可能です。ただし陶器製なのでキャンプに持ち出す場合はかなり気を使いますね。金属と違い、強い衝撃で割れてしまいますから、どちらかというと自宅専用にする方が安心です。
¥4990(税込)
ふたの形状が異なるスモークポット Coro(コロ)もあります。
SOTO スモークポット Coro(コロ)
¥4990(税込)

こちらは画期的なスモーカー、グリーンハウスのフードスモーカーです。燻製の中でも最も難しい、とされる冷燻(簡易冷燻)がとっても簡単に作れるんですよ。
およそスモーカーのイメージからはかけ離れているスタイル。この円筒形の筒の中にスモークチップを入れて電源を入れ、チップに火を点けるとチューブの先端から煙が出ます。この煙で大きめの容器に入れた食材を燻すんです。ラップをして煙で容器を満たしたらそのまま放置。
これで低温で食材を燻す冷燻ができるんですね。
ラップで密閉した容器に煙を満たすだけなので、使用するチップは少量。しかも煙も少量で済むので自宅でも煙を気にすることなく使えますよ。
電源は単3乾電池2本なので、自宅に限らずキャンプやアウトドアにも持ちだせます。レシピも付属するのですぐに使えますよ。
¥5940(税込)

もっと燻製にはまりたい、そんなニーズにはSOTO たくみ香房フルセットをどうぞ。熱燻・温燻に対応できる本格派スモーカーです。
たくみ香房は軽量コンパクトで組み立ても簡単なスモーカー。アルミ製ボディで錆びにくく手入れもしやすいですよ。熱燻、温燻どちらにも使えます。高さもあるので大きめの食材だってスモークできますよ。
そしてたくみ香房専用 スモークダクトを組み合わせればレギュレーターストーブを熱源に使用してスモークすることもできます。熱源が真下にこないことで、熱が伝わりにくくなるので簡易冷燻も可能ですね。
¥10800(税込)
この秋、燻製作りに挑戦してみませんか?


