2018年07月13日
災害現場ボランティアに行かれるなら!
西日本の豪雨災害、想像を絶する規模の災害となってしまいました。一部地域では雨が止んでもため池や土砂ダムの決壊が危惧されたりと危険がまだ続いています。
ただ、そういったものが落ち着き、救援物資も十分な量になってくると、次に必要なのは「人」ですね。災害ボランティアだったり行政機関からの派遣だったり。現在、災害ボランティアを募集している自治体があります。ただし募集要件は様々なのでよく確認したうえで行かれるべきですね。
またボランティアで行かれる場合は基本は自前です。基本的な道具や装備、飲食物も被災者のものをいただくわけにはいきません。道具などは貸与されることもありますが、安全装備などは自前になりますね。
特に重要なのは足元だそうです。今回は土砂災害なので足元がぬかるんでいたりするのは当然ですね。長靴(ラバーブーツ)は必須です。革靴で視察に行って恥をかいた政治家さんのようにならないでくださいね。スニーカーも怪我の元になりますので、作業用に長靴をご用意ください。
そしてもう一つ、ガレキの中を歩くのでクギやガラスを踏み抜いて怪我をしないために鉄板入りが必須です。普通の長靴なら踏み抜き防止インソールをお使いください。

厚み0.5mmのステンレススチール板を内蔵しているインソールです。管理人も消防団活動用の長靴に入れてます。
長靴のソールの屈曲性は失われてしまいますが、安全性には代えられません。EVA製のパッドの中に板が入るのでクッション性や断熱性はありますよ。もし硬さが気になるようなら薄手のインソールを一枚重ねてもいいですが、甲の余裕がなくなりますね。甲高な人は無理でしょう。
¥1030(税込)

特殊ポリエステル繊維を使用した踏み抜き防止インソールもあります。こちらは屈曲性を損なわない上に軽量なのでインソールの違和感は感じませんね。厚みも3mmほどで窮屈にもなりにくいです。鋏でちょうどいい大きさにカットして使用します。
¥1960(税込)

今回は水害ということで、多少長めの長靴がいいようです。こちらのウェーダーブーツは比較的軽量でひざ下までカバーできます。またソールの材質も頑丈なのでオススメできますね。ただしインソールは踏み抜き防止のものを使用してください。
¥2049(税込)

こういった安全ブーツもあります。踏み抜き防止だけでなくつま先にもスチール製の先芯付ですね。
¥3580(税込)
作業には手袋も欠かせません。こちらも自前で用意しないといけませんね。

一見するとただの軍手のようですが、こちらは防刃チョッキにも使用される頑丈な繊維、ケブラーを使用した防護手袋です。手のひらには滑り止め加工も施されてますよ。軍手と同じように使用できるのもメリットです。ゴム手袋のインナーとして使用するのもいいですね。ガレキ処理の怪我防止に効果的です。
¥1368(税込) 33%割引

作業内容によってはこういった掌に牛革、甲にメリヤスで通気性のあるものも使いやすいですね。作業内容に合わせてゴム手袋など計2~3種類のグローブを持参すると便利です。
¥248(税込)
作業場所によってはヘルメットが必要になることもありますが、ボランティアであればあまり危険な場所にはいかないでしょう。熱中症予防に帽子を着用するほうが多いと思います。
オススメとしては通気性に優れたランニングキャップや後頭部・首筋までカバーできるタイプなどですね。

通気性の高いメッシュパネルに加え、ベンチレーションもついているキャップ。また吸湿性、速乾性にも優れているので長時間の作業でも不快になりませんね。首筋をさらすと熱中症リスクが高くなるのでタオルなどでカバーしましょう。
¥2850(税込) 20%割引
ネックシェード付もありますね。
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水分補給も重要なので持参した飲料を携帯しないと危険ですね。

保温能力に定評のある山専用ボトルことサーモスFFXです。保温はもちろん保冷性能も高いので冷たい飲み物を長時間キープできるボトルですね。またシリコン製の保護カバーが付くので万が一落としても破損しにくいのも特徴です。こちらは900mlサイズになります。
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500mlサイズもあります。
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このほか、ホコリ対策でマスクやタオルも十分な量が必要ですし、日焼けによって体力を消耗しないよう、アームカバーなどを使用するといいですよ。怪我防止のため半袖シャツや短パンは避けましょう。
また衛生状態が悪化している可能性もあるので、手指の消毒用に除菌スプレーなども必要になりますね。
ボランティア作業も重要ですが、作業する人の健康状態も十分気に掛けないと夏の作業は危険です。

