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2017年04月28日
ポリコットン幕復権！コットンキャンバステントも
３０年以上前にはコットンキャンバスのテントというのは珍しくありませんでした。頑丈でしたが、重く、また水を含むとさらに重く、そしてカビやすくなるという欠点がありましたね。当時はそんな素材のテントを担いで山に登ってたのですから、今から思うと驚きです。
その後、ポリエステルを混紡したポリコットン幕が登場し幾分軽くなりましたが、やはりカビが生えないように使用後は乾燥させることが必須でした。ポリエステルやナイロンに比べると乾燥に時間が掛かる素材でしたね。
ポリエステルが進歩したことで少数派となっていたコットンキャンバス、ポリコットンといった素材ですが、このところ復権し始めてますね。特にコットンやポリコットンの「熱や火の粉に強い」という特性が人気の秘訣でしょう。焚き火や薪ストーブといった薪を使用する器具では火の粉が飛ぶことが少なくありません。そんなとき、ポリエステルやナイロンの幕では簡単に溶けて穴が開いてしまうんですよね。その点、ポリコットン、コットンキャンバスなら多少焦げた色が付く程度で済むことがほとんどです。ファイヤーサイドで使う幕として適してるんですね。
ということで、コットンキャンバスやポリコットン（Ｔ／Ｃ）を使用したテントやタープをご紹介しておきます。
ベルギー生まれのコットンキャンバステントメーカー、キャンバスキャンプ。歴史の浅いメーカーですが、高品質で知られます。防水・防カビ加工されたコットンキャンバスを使用してますよ。
キャンバスキャンプの代表的なモデルがこのベルテントＳＩＢＬＥＹ（シブレイ）です。ワンポールテントにスチール製のＡフレームを組み合わせたモデルになります。エントランスを大きく確保でき、使い勝手に優れます。
そのシブレイの中でもハイエンドモデルといえるのがこのULTIMATE PRO (PROTECH)。アルティメイトプロはエントランスドアとサイドウォールがコットンとメッシュの２重構造になりました。コットン幕を捲り上げてもメッシュパネルがあるので虫などの侵入を抑えられますよ。ワンポールテントは通気性がイマイチ、ということも多いんですが、このベルテント シブレイはメッシュパネルを使用しているので快適性も高いんです。
またフロアはバスタブ型で約８ｃｍの立ち上がりが確保されます。雨の日もフロアからの浸水を防止しますね。
直径４００ｃｍのＳＩＢＬＥＹ ４００ ＵＬＴＩＭＡＴＥ ＰＲＯ （ＰＲＯＴＥＣＨ）は小川のピルツ１２とほぼ同等のサイズで、４～５人の就寝スペースにリビングスペースを確保できるくらいのフロアです。
ワンサイズ上のＳＩＢＬＥＹ ５００ ＵＬＴＩＭＡＴＥ ＰＲＯ （ＰＲＯＴＥＣＨ）は直径約５００ｃｍでこちらはピルツ１５よりちょっと大きい程度。７～８人での就寝が可能ですね。
設営などは簡単とされてますが、やはりペグダウンの数は多いです。また幕体自体の重さは相当なものがあり、４００サイズでも総重量２８ｋｇ、５００ｃｍになると３８ｋｇとなります。持ち運ぶ際はちょっと覚悟が必要かもしれませんね。
４００ｃｍは
￥１１６６４０（税込）
５００ｃｍは
￥１３８２４０（税込）
カーカムスは５０年以上の歴史を持つアメリカンブランド。ソルトレイクシティで１つずつ手作りしているメーカーで生産数が少なく、アメリカ本国内のみに流通していました。昨今日本にもちらほら入荷するようになりましたね。その特徴は頑丈さです。織り密度が高いコットンキャンバスは引裂き強度に優れてますよ。そのキャンバスにシリコン加工を施し、耐水性と通気性を両立させてます。
このライトシーズニング バガボンド４は４人用のモデルで、カーカムスでも人気のテントですね。そのアニバーサリーエディションとして登場しているこちらにはスタンダードには無い装備が搭載された充実仕様です。両サイドに通気口を追加、室内にはギアロフトとオーガナイザーを。さらにキャノピーポット、ポルティコ、ポルティコキットまで付属するのでまさにフル装備のバガボンド４ですね。
やや作りの粗い部分も見えますが、コットン幕は頑丈ですよ。アメリカンテイストあふれるコットン幕をお探しなら、カーカムスもオススメ。
￥２３７６００（税込）
カーカムスのバガボンド４とほぼ同じサイズのコールマン クラシックテント３００です。形状も似ていますがこちらはポリコットン幕になりますね。フロアには丈夫なＰＶＣを採用してます。
キャノピーがないので、タープと組み合わせて使用するのがオススメですね。特に雨の日にはタープがないと厳しいと思います。とはいえサイドには大きなメッシュパネルが採用され、ドアのメッシュパネルと合わせると快適性も高いテントとなってますよ。４人程度での使用がジャストサイズですね。
定価￥１０２６００（税込）のところ、￥７８９５０（税込） ２３％割引
従来からあるピルツ１５にポリコットン素材を使用したのがピルツ１５ Ｔ／Ｃ。とはいえ素材変更以外にも変更点がありますね。
まず薪ストーブ使用のための煙突ホールが付きました。ストーブのインストールがしやすくなってます。またベンチレーションが付いたフロアの立ち上がりを設けてます。通気性がよくなると同時にフロアスペースを有効に使用できるようになりましたね。大型なのでファミリーやグループでの使用がオススメです。
￥１２７４４０（税込）
ツインピルツにもポリコットン幕のモデルが登場してますね。別売のハーフインナー、フルインナーを組み合わせることで拡張性も備えます。またオプションの二又フレームも使い勝手を向上させてくれるアイテムですね。大型の幕体なので強風時の設営は大変ですが、この開放感は魅力です。ポリコットンなのでストーブのインストールも可能ですね。
￥１０２６００（税込）
ユニフレームのＲＥＶＯ（レボ）タープにもポリコットン素材のモデルが登場ですね。名品ともいわれるレボタープに焚き火でも使用できるポリコットン幕は魅力です。形状などはオリジナルモデルと同じで、使い勝手に優れたタープとなってますよ。なおポールは付属しません。
￥２９８００（税込）
ＴＣ ＲＥＶＯタープ＋スチールタープポール ２４０ｃｍ２本組／１８０ｃｍ２本組【お得な３点セット】
ポールが４本付属するセットもありますよ。
￥３１９８０（税込）
こちらはこれからデリバリーされるドッペルギャンガーのスクエアタープ。最近アウトドア用品に力を入れているドッペルらしい意欲作ですね。
チーズタープは５ｍ四方のポリコットン幕を使用してます。アイデア次第でマルチに使えるタープですね。
４辺には１６箇所のグロメットとループが取り付けられます。張り方は自由自在ですね。ただし、ポールは付属しないので別途ご用意ください。
￥２１６００（税込）
こちらもドッペル。テントと呼ぶべきか、タープと呼ぶべきか、陣幕と呼ぶべきか。。。。。カベテントです。素材には火に強いポリコットンを使用してますよ。
陣幕的に風を避けるため、が本来の用途のようですが、それ以外にも使用できますね。幅が約５ｍもあり、大型のタープでも風除けとして機能します。そして奥行き約１ｍの空間があるので、そこはラゲッジスペース、ストレージとして使えますね。そして片面のパネルをキャノピーにすることもでき、そうすればタープにもなっちゃいます。
メインのテント、タープとしてはもの足りませんが、グルキャンやファミキャンで便利に使用できるアイデアモノのアイテムでしょう。
￥１７９００（税込）
そして最後に、ポリコットン幕のタープといえばタトンカがおなじみ。今ならナチュラムさんでサイズが充実してますよ。
TATONKA(タトンカ) Ｔａｒｐ １ ＴＣ
￥２６６２２（税込） １５％割引
TATONKA(タトンカ) Ｔａｒｐ ２ ＴＣ
￥１５１２０（税込）
TATONKA(タトンカ) Ｔａｒｐ ３ ＴＣ ヘキサ
￥２２１４０（税込） １８％割引
TATONKA(タトンカ) Ｔａｒｐ ４ ＴＣ ２８５×４００
￥１８３６０（税込） １５％割引
タトンカにはポールが付属しません。なのでポールがセットになった商品も用意されてますよ。
Ｔａｒｐ １ ＴＣ＋スチールタープポール ２４０ｃｍ２本組【お得な２点セット】
￥２９９８０（税込）
Ｔａｒｐ ２ ＴＣ＋スチールタープポール ２４０ｃｍ２本組【お得な２点セット】
￥１６９８０（税込）
Ｔａｒｐ ３ ＴＣ ヘキサ＋スチールタープポール ２４０ｃｍ２本組【お得な２点セット】
￥２５９８０（税込）
コットン、ポリコットン。注目です。
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Posted by あごひげあざらし at 23:03
│キャンプ
