2017年02月16日
フィネスなカルカッタ!17カルカッタコンクエストBFS

カルカッタコンクエストにBFS(ベイトフィネス)バージョンが登場です。カルカッタ コンクエストBFS HGです。

まずはレフトハンドルから登場。右ハンドルは5月登場予定です。
マシンカットワンピースフレームの丸型ベイトリールシリーズ、カルカッタ。その高い強度と耐久性が特徴なんですが、なんとなくベイトフィネスのイメージが沸きません。でもよく見ると、これはこれで、いいかもしれませんよ。
ボディベースにはカルカッタコンクエスト101を使用してますね。手のひらにフィットするというよりしっかり掴むという感じになりますが、不要な突起が少なく大きさの割にはしっかりパーミングできるのがこの100番代です。
マイクロモジュールギアや高効率のX-SHIPはもちろん搭載。大きく異なるのはブレーキシステムでしょう。
このカルコンBFSにはベイトフィネス機専用のブレーキシステムが新搭載されます。従来のSVSはブレーキユニットをスプールに搭載していたため、スプールの軽量化には限界がありました。軽量なリグの初速を出すのが難しい構造なんですね。
そこでベイトフィネス用に新たに開発されたのがFTB(フィネスチューンブレーキシステム)。これ、マグブレーキです。しかもスプールに直接ブレーキをかけるという新構造ですね。スプールにはブレーキユニットなどが付属しないため、スプール単体重量はシマノ史上最軽量の約7.2gを実現しています。
で、どんなブレーキかというと、マグネットユニットはサイドプレート内側に取り付けられ、スプールの内側に突き出すように設置されます。そしてスプールのブレーキユニット側には磁力の影響を受けるブランキングされない部分を作ってるわけです。このスプール内径に突き出るブレーキユニットが移動することでブレーキ力の調整を行いますよ。調整は外ダイヤルで簡単に行えますね。
またスプール回転速度によってマグネットとスプールの距離が可変するマグネット移動機構も採用されます。マグブレーキを基本としながらも遠心ブレーキのノウハウも活かしているわけですね。フルキャストからショートレンジのピッチングなど幅広いシーンに対応するブレーキとなってます。
出荷時ではマグネットが6つ付いてますが、最大8つまで搭載することが出来ますよ。空気抵抗が非常に大きいルアーのキャストや強風下での使用での安定性を高めることが出来ますね。軽量シャッドや近年流行の渓流ベイトフィネスにも対応してますよ。
ベイトフィネス機としては決して軽くないカルカッタコンクエストBFS、重量は200gとなってます。ここは剛性とのトレードオフと思えば気にならない?
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