2016年09月09日
シーズニング不要のダッチオーブン色々!
9月ともなれば、秋は目前。色々な秋がありますが、個人的には食欲の秋、味覚の秋が好き。アラフィフになったので昔ほどの量は食べられませんが、やっぱり美味しいものは好きですね。
で、このブログに「ダッチオーブン シーズニング不要」で辿りつく方々が意外と多いことに気がつきました。そんなにダッチオーブンの記事を多く上げているわけではないんですけどね。ということでそんな方々の期待に少しは応えよう、ということで。
その前に、ダッチオーブンやスキレットのシーズニングについて。これはネットで検索をかけるといっぱい出てきますよね。出過ぎてどれが正しいのやら、という状態です。初めてシーズニングをしよう、という人にとっては情報過多でよくわからなくなっちゃいますよね。
ザックリした説明をすれば、シーズニングで行わなければいけないことは3つ。
まず、出荷段階で使用されているサビ止めワックスの除去。ついで、サビ止めと焦げ付き防止のため、鋳鉄の地肌に油をしみ込ませる。最後に鉄臭さを取る。これがシーズニングを行う意味です。結果的に上の3つがクリアできるならば、方法に多少の違いがあっても大丈夫。焼きの回数などはもちろん自己流OKです。
で、管理人の自己流を少しご紹介。管理人の自己流もやるたびに少しづつ変化してきてますね。進化なのか、横着なのかはわかりませんが。
まず、新品ダッチに水を入れて沸かします。5~60度程度まで沸かしたら湯を捨ててダッチを冷まします。沸騰させる必要は無いですね。ある程度冷めたら洗剤とタワシで洗います。これでワックスをある程度除去。
ガスコンロで焼いてさらにコーティングを焼き切ります。かなり煙が出るので、換気扇全開。できれば屋外で行いたいですね。なので、ツーバーナーなんかを引っ張り出したりします。理想は業務用のコンロなんでしょうが、持ってないし。全体の色が黒っぽくなり、煙が出なくなったら火から下ろして冷まします。冷めたらお湯で洗い流します。これでワックスが完全に除去できた、はずなんです。
火にかけて水分を飛ばし、無塩のオイルを塗ります。火にかけます。煙が出なくなり乾いたらオイルを塗ります。火にかけます。この繰り返し。回数は多いほうがしっかりオイルがしみ込みますね。人によって4~5回でいい、とか、10回は行う、とか様々ですね。管理人は4~5回かな。黒さやツヤでこんなもんかな、という塩梅でやってるので。。。。。。内側だけでなく外側にもオイルを塗って焼きますが、これもオイルを塗るだけでOK、という人もいますしね。
オイルがしみ込んだら、野菜くずなどを炒めて鉄臭さを取ります。香味野菜と呼ばれるものがいいですね。玉ねぎやセロリ、人参、にんにく、ネギ、パセリ、ニラなどかな。何でもいいですけど、味付けはなしですよ。塩コショウは厳禁です。食べるわけじゃないので。お茶の葉を入れる、なんていう方法もあるそうですね。茶葉のタンニンに錆び止め効果があるらしいです。
のんびり気長に行うといい感じに仕上がるシーズニング。丸一日使うくらいの気持ちで楽しみながらやるといいんじゃないでしょうか。
話が思いっきりそれましたが、そんなシーズニングの手間隙を省いてくれるのがシーズニング不要とされるダッチオーブンです。

シーズニング不要の筆頭格はこのステンレス製ダッチオーブン。そもそも錆びないステンレスを、鍛造で仕上げているので頑丈ですしね。
錆びないのはもちろん、ヒートショックや強い衝撃でも割れません。鋳鉄ダッチの弱点をクリアしているのがステンレスです。お手入れが簡単なだけでなく、油でコーティングされていないので白飯や和風の煮物なども作れます。また作ったものを入れたまま一晩置いても錆びないし味も悪くなりません。と、メリットの多いためか人気の一品です。
欠点を強いてあげれば、ステンレスは鋳鉄に比べて熱伝導率が劣るのでダッチオーブン全体に熱が回るまで時間がかかることでしょうか。蓄熱性は高いので温まってしまえば鋳鉄製に劣らないんですけどね。また鋳鉄製のダッチオーブンより高価になります。耐久性が高いのできちんと使えば一生ものですから、そういう意味では決して高くはありませんけどね。
届いたら洗剤とスポンジで一度洗えばすぐ使用可能。使い終われば洗剤やクレンザーで普通に洗えますし、オイルを引いておくことも不要です。またIHヒーター対応なのでご家庭でも使えますよ。
スタンダードサイズは直径10インチ(約26cm)ですね。4~5人での使用にちょうどいいですよ。
¥19799(税込) 11%割引
大は小を兼ねる、の12インチ(約30cm)は6~7人くらいがちょうどいいですね。
¥25272(税込) 10%割引

お得な5点セットもあります。10インチは
¥26980(税込)
12インチは
¥31980(税込)

恒久的にシーズニング不要なステンレスダッチに対して、購入時のシーズニングが不要なモデルがあります。メーカーの出荷時にすでにシーズニング作業を施してある鋳鉄製ダッチオーブンですね。使っていく上でオイルをしみ込ませる作業が必要になる場合はありますが、届いたらすぐに使用できるメリットがあります。届いたらお湯でサッと洗ってすぐ使えますよ。
ロゴスのSLダッチオーブンはシーズニング済みで、家庭用キッチンやIHでも使用できる脚なしダッチオーブン。収納ケースまで付属するリーズナブルなダッチオーブンです。
¥8532(税込)
お得なセットもあります。

¥11790(税込)
12インチもありますよ。
SLダッチオーブン12inch・ディープ(バッグ付)
¥13284(税込)
ダッチオーブン12インチ+ウッドグリップリフター+BBQ耐熱レザーグローブ【お得な3点セット】
¥16067(税込)

老舗ロッジのLOGIC(ロジック)シリーズもシーズニング済みの鋳鉄製ダッチオーブンです。焦げ付きなどで洗剤や重曹を使用した場合はオイルをしみ込ませる必要はありますが、ワックスを焼く作業はありませんよ。サイズバリエーションも多く、様々なニーズに応えてくれますね。この10インチキッチンダッチはその中でもスタンダードなサイズです。家庭のコンロで使いやすい両手鍋タイプですね。
¥9720(税込) 18%割引

コールマンの鋳鉄製ダッチオーブンもシーズニングフリーですよ。大豆油を主体にしたコーティング済みですから、お湯でサッと流したらすぐ使用できます。最初はオイルをしみ込ませやすい揚げ物に使うとより安心。
¥9698(税込)
12インチもあります。
ダッチオーブン12インチ
¥12744(税込)

鋳鉄製ダッチオーブンにエナメル(ホーロー)コーティングを施したのがこちらのエナメルダッチオーブンです。ホーロー加工することでシーズニングは不要になりますし、サビも出なくなりますね。蓋の上に炭を置く上火調理は難しいですが、それ以外はダッチオーブンと同様の使い方ができますよ。
¥14580(税込) 10%割引

こちらのココットも言ってみれば鋳鉄ダッチオーブンにホーロー引きを施したものですね。錆びませんしシーズニングも不要です。ただ、現在22cmサイズが欠品中なのが残念。18cmサイズのレッドは
¥4298(税込)

鋳鉄ではなく鍛造された黒皮鉄板製のダッチオーブンです。このモデルはシーズニング不要、と言っていいか悩むものではありますが、鋳鉄ダッチほどの手間ではないので不要と言ってしまいましょう。
黒皮鉄板は中華なべにも使われる素材で、熱伝導率に優れ割れない丈夫さが魅力ですね。届いたらまず全体を空焼きしてワックスを焼きましょう。全体の色が青っぽくなったらOKです。そして野菜くずなどを炒めて鉄臭さを取り除き、全体に油を馴染ませればOKですよ。鋳鉄よりも簡単な作業です。使い終わったら全体に油を引いておけば錆びませんよ。使い込むうちに黒皮に油分が侵み込んでいくため、鋳鉄ほど神経質にならなくても大丈夫です。
¥14600(税込)
黒皮鉄板製のダッチオーブンは12インチもありますし、セット商品もありますよ。
ダッチオーブン 12インチスーパーディープ
¥16900(税込)
ダッチオーブン 10インチスーパーデイープ+ダッチトート&グローブ&リッドリフター
¥18290(税込)
ダッチオーブン 12インチスーパーディープ+ダッチトート&グローブ&リッドリフター
¥20980(税込)
最後にスキレットも少しご紹介。シーズニング不要のロッジ ロジックのコンボクッカーです。

スキレット(鉄鍋)とスキレットカバー(フタ)の組み合わせでコンボクッカーとなります。スキレットカバーも浅いフライパンとして使用できるマルチなアイテムですね。
¥8629(税込) 25%割引
シーズニング不要なダッチオーブンのご紹介でした。
アウトドア用品ならこちらにも
アウトドア&フィッシング厳選ストア ウェブ館



