2016年04月29日
16アンタレス DC入荷しました!

シマノベイトリールのフラッグシップといえばアンタレス。そのアンタレスにデジタルコントロールブレーキを搭載したのがアンタレスDCです。
今年そのアンタレスDCがモデルチェンジを果たしました。16アンタレス DCです。

シマノ(SHIMANO) 16 アンタレス DC 右
シマノ(SHIMANO) 16 アンタレス DC HG 右
アンタレスを名乗るわけですから、ボディベースは遠心ブレーキ搭載の12アンタレスです。サイドプレートなどのデザインが変更されているので、一見すると別ボディかと思ってしまいますけどね。
16アンタレスDC、もっとも大きな変更点はブレーキシステムなのはもちろんですが、それ以外も変更を受けてますね。
ブレーキシステムには4×8 DCブレーキですが、制御機能が大きく進歩しています。NEW4×8 DCブレーキシステムです。難しい説明は管理人にはできませんから、ザックリ言えばキャスト始動時のブレーキを極力減らすことでスプールの初速を確保するチューンが施されているそうです。スプール初速を確保することでより飛距離を伸ばすことが可能になるわけです。ただし、バックラッシュの危険も増してしまうので、その辺の設定が絶妙だそうです。
外ダイヤルで8段階のブレーキ調整、ボディ内側のダイヤルはモードダイヤルで、使用するラインに合わせることでそれぞれの特性に合ったブレーキ特性となります。ナイロン(NM)・フロロ(FL)・PE(P)の3つですね、さらにエクストリームロングキャストモード(X)も用意されます。Xは特殊なモードでラインは選びませんが、遠投重視でかなり弱いブレーキ設定となりますね。バックラッシュには注意が必要になりますよ。このXモードは村田基氏が109.37mの記録を出したモードですね。
さらにDCブレーキの完成度が高くなったことで、12アンタレスには当然採用されていたキャスコン(メカニカルブレーキ)がボディ内部へ移されてます。締めこみ過ぎることで過剰ブレーキとならないよう、初期設定を変える必要がない構造になっているようです。ハンドル側の表情になんとなく感じる違和感はキャスコンがないためだったんですね。
ブレーキだけでなく、スプールも変更されてます。12アンタレスにはマグネシウムのG FREEスプールが採用されてますが。16アンタレスDCではNEWマグナムライトスプールを採用しています。スプール側面にも軽量化のための肉抜きを行ったことで従来比で約10%の軽量化を果たしてます。これも飛距離アップに貢献しますね。
メタニウムMGLにも搭載されたサイレントチューンも搭載です。スプールを支持するベアリングにわずかな圧力を掛けることでベアリングのブレやガタを排除しています。振動がより小さくなりスプール回転も安定しますね。そして回転音が静かになるんです。これでDCの作動音のみとなる、のかな?
初心者からベテランまでバックラッシュを恐れずにキャストできる16アンタレスDC。もちろんベテランアングラーなら更なる飛距離を、初心者ならトラブルのないキャストが可能になりますね。
16アンタレスDCは淡水専用、4月に右ハンドル画、6月に左ハンドルが登場します。
アンタレスのギア比は5.6:1のスタンダードと7.4:1のハイギア比が用意されますよ。
定価¥82080(税込)のところ、¥67980(税込) 17%割引


