2014年10月22日
エクセラー&アンダースピン80フィールドデビュー!
先日、やっと時間が取れたので今シーズン初の管釣り釣行ができました。目的は入手したばかりのダイワ 14エクセラーとアンダースピン80を実釣で試すこと。かなり激シブの状況だったので、釣り場に関しては書かないことにします。ちょっと普通の状況ではなく、常連さんもあまりに釣れないのでおかしい、とおっしゃってましたからね。多分、ボウズをくらった人もいるんじゃないかと。
で、なんとかエクセラー、アンダースピン80ともにキャッチに成功したので使用感なども含めてインプレッション。

タックルセッティングは、14エクセラー2004HとカーボンソリッドロッドのテイルウォークS&Sコンペティション 59XUL。しなやかなティップを持ったスプーニングロッドです。今回、2g前後のスプーンをメインに使用しました。
アンダースピン80はエイテックの渓流向けショートロッド、5.3FTのファストテーパーロッド。管理人が主に管釣りのミノーイング、トップウォーターに使用しているロッドです。こちらは今回2.5g前後のスプーンと小型クランク、ミノーをメインに使用。
ロッドはどちらも廃盤になってしまってるんですけどね。リールは現行モデルですよ。

ダイワ(Daiwa) 14EXCELER(エクセラー) 2004H
まずはエクセラー。低価格帯ながら、エアローターを搭載した注目のエントリーモデルですね。実は管理人のブログに「ダイワ エクセラー」なんていうキーワードでたどり着く方もかなり多いようです。注目度が高いのでしっかり印象を書かせてもらいます(とはいえ、ヘッポコアングラーなのでどこまで参考になるかは。。。。。)。
ヤマトヨテグスのエリアサイトバリューパック3lbを巻いて使用しました。S&SコンペティションはMax3lbなので強度いっぱいのセッティングですね。ヘッポコなのでマージンを取ったチョイスです。
2004Hはハイギアモデルなので、巻きが重いかな?と思ってましたがそんなことはなく。もちろんスタンダードギア比のものに比べれば重いのかもしれませんが、スローリトリーブが要求される管理釣り場では重く感じることはありませんでした。高速リトリーブとなるとちょっと印象は変わると思いますけどね。巻き取りスピードが速いので、意識的にゆっくり巻くようにしてたこともあって、巻きのフィーリングは悪くないですよ。もう少しハンドルは短いほうが管理人の好みですけど、巻きが重くなっちゃうかな?50mmではなく45mmくらいがいいように感じますね。
気になったのは時々何かが擦れるような感触が伝わってくること。個体差かもしれませんが、ちょっと気にはなりました。常に擦れているんじゃなく、リールの角度なのか、ラインの角度なのか、時々です。リールを何度かチェックしたものの理由は最後までわかりませんでした。
キャストの飛距離は特に可もなく不可もなく、ですね。1.8gのスプーンも気持ちよく飛ばせます。0.8gクラスでも必要十分な距離が出ますがこれはロッドによるところが大きいです。ABSスプールなので、やはり若干シマノのARーCには劣るようですが、必要十分な飛距離は出せました。これはロッドやラインのセッティング、使用するルアーでも変わってきますからね。不満なしです。
旧モデルとなるレガリスに比べると若干重量増となったエクセラー、ロッドにセットするとやはりグリップが重いかな?という印象です。細身で軽量なロッドと合わせたので予想はしてましたが。でも使いにくことはないですよ。ティップを高くしてリトリーブする時はかえって使いやすい感じがします。
エアローターによる感度の良さは、11フリームス2004をメインに使用していることもあってあまり実感できず。フリームスはハンドルもショートなものに変えているしノブにもベアリングが入っているので、感度的にはフリームスが優っちゃってますからね。
ドラグの滑らかさという点では、ほぼ同価格帯のシマノ 13ナスキーと同等か少し劣る感じですね。レガリスとあまり変わってない感じです。
決して引っかかるという感じではありませんが、滑り出しが唐突な感じ?出始めると安定してるんですけど。言葉ではうまく表現できないんですが、ナスキーの出方が「チリチリチリ」と表現するならば、エクセラーの出方は「ッチリチリチリ」かな。わかりにくい?
ハイギアの巻き取りスピードの速さは、やはりフッキングで有利に働くな、というのが今回の印象。特にフッキングパワーが伝わりにくいカーボンソリッドロッドでは、巻き合わせでしっかり掛けないといけません。同じハンドル回転距離ならハイギアの方が強くフッキングできますね。そのためか、管理人が使うと手元バラシが多かったS&Sコンペティション、今回はフッキングさせた魚はすべてキャッチできました(出来すぎですが)。掛かりが浅い傾向が強く、ネットインさせるとルアーが外れてることも多かったですが、それもなかったですね。
巻きアワセが上手な人にはローギアのリールでもいいのでしょうが、巻き合わせがうまくできない管理人にはハイギアは合うようです。今後のリールチョイスが変わってきそうですね。
価格を考えるとかなり頑張っている感のあるエクセラー、一昔前のエントリーリールを知る人からすれば驚くくらい出来のいいリールと言えそうです。もちろん質感その他では価格なりの部分はありますが。
それとラインローラーはベアリングチューンしたほうが安心な感じがしました。マイクロスプーンを使用する頻度が高い場合はラインのヨレが気になりますからね。

ダイワ(Daiwa) アンダースピン80
アンダースピン80、こちらはちょっと残念な部分も見え隠れ、でも予想を大きく超えることはなかったので及第点?
キャストはスピニングより手返しよくできます。ラインを指で拾う必要がなく、トリガーを引くだけですからね。ロッドを振りながらトリガーから指を離せばキャストできます。これは大きなメリットです。
巻きのフィーリングは正直良くありません。構造上の問題もありますから仕方ないんですけどね。メインギアの両端にベアリングを入れればまぁ、多少は改善するかも、というところです。ハンドルの重さだけで回ってしまうほどスムースで滑らかなスピニングに慣れてしまうと、アンダースピンのフィーリングは何だこりゃ?になるかもです。ローターの慣性も働きませんし、ギアの抵抗もありますから、自分でしっかりハンドルを回してラインを巻き取るリールなんですね、スピンキャストリールって。だからベアリングを入れても大きくは変わらないでしょう。多少の軽さを出すことくらいしかできないかな。グリスアップも最小限の量に抑える必要がありますね。
このフィーリングは魚とのやり取りが面白くなる、と個人的には思ってるんですけどね。魚との綱引きが楽しめるわけです。実際のところ、30cmに満たないレインボーでも寄せるのが大変で。。。。。。1匹とのファイトが存分に味わえる?
そのため混雑した釣り場での使用は迷惑になるかもしれませんね。できれば空いている時に使用したほうがいいと思います。それだけ、魚が寄せらないリールです。ギア比は4.3:1と低く、巻き取り距離はハンドル1回転で約56cm、本当に綱引き状態です。
ドラグも一応装備されてますが、あまり期待しない方がいいです。今回管理人は4lbラインを使用しましたが、ちょっと細すぎましたね。やはりカタログスペック通り6lbくらいのラインがちょうどいい感じです。ただ、6lbという表記はラインの直線強度を表しますが、スピンキャスト系の場合は強度よりもラインの直径(太さ)が重要になりますね。
ローターが前に出ることで、ローター先端とカップでラインを挟むスピンキャストリールはあまり細いラインだとしっかり挟めないし、ピックアップピンも細くラインへの負荷が大きいです。細いラインではあまりいいことがないですね。
今回使用した上で、ん?と思ったことが。キャストの際に、ローターがスムーズに上下しないことがありました。レバーは離しているのにラインはロックされたまま。これじゃラインが出ていきません。数投に1回の割合でこの症状が出てました。一度分解して整備する必要がありそうです(新品なのに。。。。。。)。
万能なリールではありませんが、魚をヒットさせると顔がにやけてしまう、そんなリールです、アンダースピン80って。もっと面白く使うなら、ヒットしたらストッパーをオフにしてみてください。魚が走るとハンドルが逆転、ブレーキを効かせられないレバーブレーキリールのようになりますよ。ただしこれは、ほかに釣り人がいないとき専用の使い方になりますね。明らかに迷惑です。
キャストはスピニングより手返しよくできます。ラインを指で拾う必要がなく、トリガーを引くだけですからね。ロッドを振りながらトリガーから指を離せばキャストできます。これは大きなメリットです。
巻きのフィーリングは正直良くありません。構造上の問題もありますから仕方ないんですけどね。メインギアの両端にベアリングを入れればまぁ、多少は改善するかも、というところです。ハンドルの重さだけで回ってしまうほどスムースで滑らかなスピニングに慣れてしまうと、アンダースピンのフィーリングは何だこりゃ?になるかもです。ローターの慣性も働きませんし、ギアの抵抗もありますから、自分でしっかりハンドルを回してラインを巻き取るリールなんですね、スピンキャストリールって。だからベアリングを入れても大きくは変わらないでしょう。多少の軽さを出すことくらいしかできないかな。グリスアップも最小限の量に抑える必要がありますね。
このフィーリングは魚とのやり取りが面白くなる、と個人的には思ってるんですけどね。魚との綱引きが楽しめるわけです。実際のところ、30cmに満たないレインボーでも寄せるのが大変で。。。。。。1匹とのファイトが存分に味わえる?
そのため混雑した釣り場での使用は迷惑になるかもしれませんね。できれば空いている時に使用したほうがいいと思います。それだけ、魚が寄せらないリールです。ギア比は4.3:1と低く、巻き取り距離はハンドル1回転で約56cm、本当に綱引き状態です。
ドラグも一応装備されてますが、あまり期待しない方がいいです。今回管理人は4lbラインを使用しましたが、ちょっと細すぎましたね。やはりカタログスペック通り6lbくらいのラインがちょうどいい感じです。ただ、6lbという表記はラインの直線強度を表しますが、スピンキャスト系の場合は強度よりもラインの直径(太さ)が重要になりますね。
ローターが前に出ることで、ローター先端とカップでラインを挟むスピンキャストリールはあまり細いラインだとしっかり挟めないし、ピックアップピンも細くラインへの負荷が大きいです。細いラインではあまりいいことがないですね。
今回使用した上で、ん?と思ったことが。キャストの際に、ローターがスムーズに上下しないことがありました。レバーは離しているのにラインはロックされたまま。これじゃラインが出ていきません。数投に1回の割合でこの症状が出てました。一度分解して整備する必要がありそうです(新品なのに。。。。。。)。
万能なリールではありませんが、魚をヒットさせると顔がにやけてしまう、そんなリールです、アンダースピン80って。もっと面白く使うなら、ヒットしたらストッパーをオフにしてみてください。魚が走るとハンドルが逆転、ブレーキを効かせられないレバーブレーキリールのようになりますよ。ただしこれは、ほかに釣り人がいないとき専用の使い方になりますね。明らかに迷惑です。
今回の釣行で使用したリールはハイギア(6.0:1)のエクセラー、ローギア(4.3:1)のアンダースピン80、スタンダードギア比(4.8:1)のフリームス。あまりに巻き取りスピードが違うリールを使い分けたことでリトリーブスピードがわからなくなってしまった管理人。あまりにギア比の異なるリールを1回の釣行で使用するのは難しいものがありました。というのが釣れなかった言い訳です。本当に渋かった。。。。。。。ちなみにキャッチした本数は5時間で8匹、アンダースピン80、フリームスでは何度かバラしてますが、エクセラーではバラシなしですから、どれだけアタリが取れなかったかがわかると思います。。。。。。。。ヘッポコすぎますね。
