2014年09月04日
安全のため登山にもヘルメットを!

滑落事故で命を落とす方が毎年いらっしゃいます。難易度の高い山が多い長野県では多くの方が命を落とされています。
そして昨年の夏から、長野県では山小屋にてヘルメットを有料で貸し出すサービスを始めました。長野県遭難防止対策協会が県内の5地域をヘルメット着用奨励山域に指定したからです。滑落事故は前年よりも多かったそうですが、命を落とされた方は減少したそうです。これが全てヘルメットのおかげか、というと難しいのですが、頭部への損傷を最小限に抑える効果は確実にあると思うんです。
難易度の高い山の縦走や落石の多い山では、マイヘルメットを着用するのもいいんじゃないでしょうか。もちろん、帽子に比べれば被っている時の負担は大きいですから、麓から山頂まで被り続けるのではなく難易度の高い場所でのみ着用するだけでも違うと思います。
山用のヘルメットというとクライミングヘルメットでしょうか。

マジックマウンテンのロングセラーモデルです。いかにもクライミングヘルメットといったモデルですよね。435gと決して軽量ではありませんが、その分頑丈に作られているのが特徴です。通気性を確保するベンチレーションホールが開いているので、見た目よりも蒸れにくいですよ。もちろん爽快感というわけにはいきませんが。
ABS樹脂のハードシェルを採用したモデルになります。万が一の滑落や落石から頭部を守るための強度を備えてます。
¥7020(税込)

こちらもロングセラーモデル、キャンプのロックスターです。管理人が高校生の頃からあったと思うんですけど。最近のモデルに比べてしまうと軽くはありませんしムレやすいのがデメリットではあります。ただロングセラーだけあって強度や作りの良さには定評がありますね。昔のモデルと比べるとあご紐のロックの形状が変わったようですね。昔はワンタッチリリースじゃなかったと思うんですけど。形は変わらなくても進歩はしているということでしょう。
¥7560(税込)

こちらは比較的新しいモデルかな。サイドのベンチレーションは通気性が高そうです。重量もやはり軽量になりこのモデルでは340gとなります。ABSのハードシェルで強度も十分確保されてるようですね。
定価¥9396(税込)のところ、¥8077(税込) 14%割引

こちらは軽さを重視した超軽量モデルです。外側には衝撃吸収性もあるソフトなポリスチレンシェルを使用し、内側に衝撃に強いポリカーボネートを配したクライミングヘルメットです。ベンチレーションホールも多く通気性が高いですね。とはいえ、危険性の高い頭頂部・側頭部の強度は確保されてますよ。
¥19440(税込)
クライミング用ではなく、汎用モデルやスノースポーツ向けのヘルメットも登山に代用可能ですね。クライミング用よりもバリエーションが豊富ですから選択肢も広くなります。

キャプテンスタッグの汎用モデル、CSスポーツヘルメットはスノースポーツやカヌーなどでも採用されてます。ABS樹脂に比べると強度では劣るポリエチレンシェルを使用していますが、内張りの発泡ゴムが衝撃を和らげてくれます。何も被らなかったり、帽子程度よりはずっと安全性が高くなりますよ。内装の発泡ゴムは吸湿性のない素材なので、インナーキャップを併用すると汗が垂れてきにくいですよ。
比較的低価格で購入できるスポーツヘルメットです。ちょっと重さはありますけど(約470g)
定価¥5184(税込)のところ、¥4402(税込) 15%割引

こちらはハードシェル(硬質シェル)を使用したモデルです。硬い素材なのでその分重くはなりますが、プロテクション効果は高くなりますね。前頭部・頭頂部にはベンチレーションホールがあり、ムレにくいのが魅力です。内装は上のモデルと同じく発泡ゴムを使用しているので吸水性がありません。インナーキャップ併用が理想ですね。
定価¥5184(税込)のところ、¥3579(税込) 31%割引
もちろん頭部を守っても100%安全とはいいません。ただリスクを減らすという点で今後ヘルメットを持参する方も増えてくるでしょう。安全に山を楽しむための装備としてオススメです。



Posted by あごひげあざらし at 18:55
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