2014年05月11日
タングステンシンカーは環境に優しい!

バスフィッシングでは欠かせないリグの一つ、テキサスリグ。ボトムのズル引きやストラクチャー撃ちなど使い方はいろいろありますが、バレット型(銃弾型)のシンカーを使用するのが一般的ですね。すり抜けしやすい形状ですから。
管理人がバスフィッシングを始めた頃は、鉛のシンカーが一般的で、少し価格は上がるものの硬度が高く感度に優れるブラス(真ちゅう)のものも登場しました。
鉛のシンカーは安価で懐には優しいですが、柔らかい素材なので感度という点ではイマイチ。またアピールを高めるためのビーズを使用する場合は音の響きが悪いですね。
そしてもっとも今言われているのが「環境への悪影響」です。鉛毒という言葉があるくらいで、長期間水の中に放置されると水質汚染の一因となるわけです。ただ、柔らかくて加工しやすい鉛は今でも釣りでは多く使われてますけどね。
ブラスは鉛より硬く感度に優れます。ビーズを使用した場合、カンカンといい響きをしますね。環境負荷という点でも鉛より優しいのが特徴です。ただ、比重は鉛よりも軽くなるので、同じウェイトならブラスシンカーのほうが大きくなってしまいますね。
そして現在、バレットシンカーなどにはタングステンのものも多くなってます。タングステンは非常に硬度が高くて硬い素材。なのでブラス以上に感度に優れてます。また比重が大きいので同じウェイトなら鉛やブラスよりもコンパクトに仕上げられますね。すり抜けしやすく、フォールスピードの速いシンカーに仕上げられるんです。そして環境負荷がほとんどないというのも魅力の一つです(だからといって釣り場に置いてきていいわけじゃありませんけど。できる限り回収する努力は必要です)。
ただし、硬い分だけ加工がしにくいのでジグヘッドなどには使用しづらく、またレアメタルとさえるだけあって価格も鉛やブラスより高めですね。素材が硬いゆえにラインへの攻撃性も高くなります。
できる限り環境にやさしいものを使用したいところですが、まだ鉛製のシンカーに頼らざるを得ない部分もあります。ただ、使用しなくて済むならそのほうがいいわけで、管理人はバレットシンカーにはブラスとタングステンを使用するよう心がけてます。タングステンは高価なのでロストするとかなりがっかりしますけどね。なのでラインは太めな傾向に。。。。。。。
もちろん、バレットシンカー以外にもタングステンを使用したものが登場してます。環境負荷を少なくしたい、とお思いの方はできるだけ鉛の使用を控える傾向が強いですね。以前に比べるとタングステンシンカーの価格も下がってきてますから(電球フィラメントの需要が減ったから?)、手を出しやすくなってますよ。
ということで、タングステンシンカーです。

人気のジャッカル タングステンカスタムシンカー バレット。1.8gから14gまで8種類のウェイトが用意されているのでニーズに合わせやすいです。
素材はもちろんタングステン(TG18)で、比重が高くコンパクトなシンカーとなってます。ラインへの攻撃性を抑えるため、ラインアイにはチューブを採用。これでラインに優しいタングステンバレットシンカーとなってますね。比較的価格も安く使いやすいシンカーです。管理人もこのシンカーを使用しとります。
形状は後方を絞り込んだパンチングシンカーというのかな。コンパクトなので根掛りも少ないですね。ゴミ溜りなどでも貫通力が強いのです。パラ芦の隙間に放り込む場合もボトムまで届きやすいですね。コツコツという硬質な感触が伝わり、ボトムの変化も感じ取りやすいですよ。
シンカーの中を通るチューブ径は太めなもののようで、20lbナイロンラインでも通すことができます。ルアーのロストが嫌な管理人、ベイトタックルではナイロン16~20lb、スピニングタックルではナイロン6~8lb(フロロは4~6lb)と太めなものを使用してますから、チューブ径が太いのは使いやすいんです。
管理人の使用頻度が高い2.7g(3/32OZ)は6個入りで¥497(税込)、7g(1/4OZ)は4個入りで¥551(税込)、14g(1/2OZ)は2個入りで¥605(税込)と決して安くはないですが、なんとか頑張って使用してます。

こちらはバレーヒルのTGシンカー18 バレットプロパック。形状はまさにバレットシンカーというスタンダードなものです。すり抜けさせやすく使いやすいシンカーですね。こちらもチューブ入りとなってます。
プロパックというだけあって、17~6個入りの大容量となってます。1個当たりの価格を抑えることができるので、ヘビーユーザーには助かりますよね。ラインナップは0.9gから14gまでの8タイプです。
2.7g(3/32OZ)は14個入りで¥1409(税込)、7g(1/2OZ)は11個入りで¥1536(税込)、14g(1/2OZ)は6個入りで¥1701(税込)となってます。

もっと重量のあるシンカーを、という方にはレインズ TGスリップシンカーヘビーウェイトシリーズ。形状はジャッカル同様の後方を絞り込んだ形です。
ウェイトラインナップは14g(1/2OZ)から28g(1OZ)の4タイプ。こちらもライン切れ防止のチューブ入りです。
14gは3個入りで¥865(税込)、28gは2個入りで¥865(税込)となってます。
さらに重量のあるスーパーヘビースリップシンカーも用意されてますね。
ダウンショットリグ用シンカーもタングステンシンカーが増えてます。

ジャッカルのスティックダウンショットはすり抜けしやすい形状ですね。ハリス止めにラインを挟んで使用できるので取り付けはしやすいです。スイベルも付いているのでねじれも少ないです。比較的ロストしやすいシンカーなので、コストパフォーマンスも重要なんですけどやはりタングステンだと安くはありませんね。
1.3g(3/64OZ)から5g(3/16OZ)までの5タイプが用意されてます。1.3gは7個入りで¥443(税込)、2.7gが5個入りで¥497(税込)となってます。

ダイワのバサーズワームシンカーはモスグリーンに塗装されたステルス性を持ったシンカーです。ペアーはティアドロップ型のダウンショットシンカーで、その中でもプロは大容量のパックとなってます。
ラインナップはライトリグ向けの0.9g(1/32OZ)からヘビダン向けの14g(1/2OZ)まで、ノーマルパックならヘビダン向けの42g(1.5OZ)まで用意されます。1.3g(3/64OZ)は22個入りで¥1123(税込)、5.3g(3/16OZ)は12個入りで¥1123(税込)です。
ワームのボディに埋め込んで使用するネイルシンカー。ワームの沈下姿勢を調整するのに使用するシンカーですが、こちらにもタングステンシンカーがあります。コンパクトになるので使いやすいですよ。

やはりダイワのバサーズワームシンカーTGのネイル プロ。大容量パックでコストパフォマンスに優れてます。
0.45g(1/64OZ)から3.1g(7/64OZ)まで6タイプが用意されます。
2.2gが9個入りで¥717(税込)です。

ジャッカルのタングステン カスタムシンカーネイルは0.3g(1/96OZ)から2.2g(1/13OZ)まで6タイプ。バーブ状の形で抜けにくくなってます。
0.3gが16個入りで¥335(税込)、0.9gが10個入りで¥335(税込)です。
タングステンとひと言でいっても焼結タイプの高比重素材から、成型しやすい粘土タイプ、最も比重が軽くなる樹脂配合タイプなどがあります。ニーズにあったものをチョイスしてください。
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