2012年10月05日
管釣り入門に!ニュートラウトワン エリアSP

管釣りブームも一段落してしまったのか、以前に比べると空いてる気がします。管理人だけでしょうか、そう感じているの。
とはいうものの、ルアーフィッシングで初めての魚を釣らせてあげる、というシチュエーションなら、やはり管理釣り場は最適ですね。もちろん、管理釣り場によってコンセプトが異なりますから、比較的簡単に釣れるところをチョイスする必要はありますが。
趣味性が強く難易度の高い管理釣り場もありますから、そういったエリアに全くの初心者の方を連れて行くのはオススメできませんからね。管理人の近所で言えば、朝霞ガーデンさんがそれにあたるかな。かなり難しい釣り場ですからね。それでも上手い人、朝霞に通いつめている人は隣でガンガン釣ってたりしますけど。。。。。。管理人は時速1~2匹がいいところです。。。。。
そんなわけで、エリアのチョイスは必須ですが、ルアーで魚を釣ってみたい、という人には管理釣り場のトラウトはオススメです。入門用タックルも他の釣りに比べればリーズナブルに購入できますしね。
エリアフィッシングを一気にメジャーな存在に押し上げた一人が潮来釣具のオヤジこと、村田基氏でしょう。テレビというメディアは強いですからね。村田基さんといえば、シマノ。
そのシマノの入門用トラウトロッドがモデルチェンジしました。ニュートラウトワン エリアスペシャルです。

管理人の記憶が確かなら、以前はシマノのトラウトロッドの中では最も廉価なシリーズだったと思います。現在はその下にトラウトライズというシリーズがラインナップしてますから、ちょっとグレードアップ?
新しいトラウトワン エリアスペシャルで最も評価されるのは「ハイパワーX」を採用したブランクでしょう。カーボンテープをクロスさせて巻き上げるこのブランクは上位機種ではすでにおなじみのものですね。
以前は平織りのカーボンシートをマンドレル(だっけ?要は芯棒です)に巻きつけて作られていたブランク。そこに2本のカーボンテープをクロスさせながら巻き付けたのがハイパワーXです。
これによってブランクのブレを抑え、パワフルに仕上げることが可能になります。逆に言えば従来のロッドと同じパワーを持たせるなら、ブランクをより細く、軽く作ることが可能ということですね。軽量化してもシャキッとしたブランクに仕上がるわけです。
建物で言えば、筋交いを入れたようなものでしょうかね。
ブランクを仕上げる工程でいえば、ハイパワーXは従来よりも手間がかかります。カーボンの巻き上げ工程が増えますからね。その分だけ生産コストは増してしまうでしょうが、実勢価格で1万5千円以下に収まる価格帯でリリースされてるトラウトワンスペシャルはリーズナブルだと思いますよ。
ハイパワーXを採用したことで、最もライトなXULクラスのロッドでもキャスト後のティップが収まりやすく、即リトリーブに移行できますね。着水直後のバイトにも対応できるでしょう。
XULパワーのロッドというと、ベニャベニャでキャストしずらいイメージがありますが、新しいトラウトワンはそういった印象が少なくなってますね。特に今回のモデルチェンジでXULパワーのロッドはファストテーパーになり、ベリーからバットが強化されているのでよりキャストしやすくなってますよ。入門用のスプーニングロッドには最適でしょう。
リールシートはシマノオリジナルのものが採用されてますね。リールシート内部が中空になっているそうで、ロッドの軽量化には貢献してくれてます。ただ、感度UPには多少疑問もありますが。リールシートだけ中空にしても感度はあまり変わらない気がするんですけどね。貫通しているブランクにシートが接触していたほうが感度は期待できると思うのは素人考えでしょうか?でも軽量化は評価できますよ。最近はリールも含めてタックルの軽量化が進んでますから、タックルバランスのためにも入門用ロッドでも軽いほうがいいですからね。
ガイドには最新のコンセプト、Kガイドフレームが採用されます。この価格帯なのでステンレス製ですね。多少重量はありますが、ライントラブルが少ないので入門用という意味でも良いと思います。ライトなロッドのキャストに慣れていないうちは、ラインがふけさせてしまう人が多く、ガイドに絡みやすいですから。絡んでも解けやすいKガイドは合ってますよね。
リングはおそらくハードガイドでしょう。SiCに比べるとラインへの負担が増えますが、コストとのバランスを考えれば仕方ないかな。極細ライン(1.5lbとかね)を使用しなければ問題ないはずです。3~4lbのナイロンラインなら気になりませんよ。
これから関東の平野部の管理釣り場もハイシーズンに突入します。入門には最適なシーズン。トラウトワンエリアスペシャルも入門には最適なロッドの一つですよ。
シマノ(SHIMANO)トラウトワン エリアSP 60XULF
シマノ(SHIMANO)トラウトワン エリアSP 63XULF
シマノ(SHIMANO)トラウトワン エリアSP 66XULF
1g前後の軽量スプーンをメインに使用するならXULパワーのロッドです。以前のXULよりキャストしやすいファストテーパーなのでスプーニングの入門用におすすめですね。ティップはしなやかなのでオートマティックフッキングが可能です。魚を「載せる」感覚が味わえますね。
ただし、キャストはスナップキャストが基本ですよ。大きく振りかぶれば、やはり背中を釣ってしまいますからね。ティップはしなやかですから。
60が
定価¥16800のところ、¥11760 30%割引
63が
定価¥17115のところ、¥11980 30%割引
66が
定価¥17430のところ、¥12201 30%割引
シマノ(SHIMANO)トラウトワン エリアSP 56SUL
シマノ(SHIMANO)トラウトワン エリアSP 60SUL
シマノ(SHIMANO)トラウトワン エリアSP 63SUL
シマノ(SHIMANO)トラウトワン エリアSP 66SUL
バーサタイルに使うならSULパワーのロッドがいいでしょう。1.5g~2.5gのスプーンや小型プラグに対応しますから、ロッド1本でスプーンやクランクベイト、シャッドプラグにも使用できます。
XULとは違い、レギュラーテーパーを採用しています。SULパワーのロッドであればファストテーパーにしなくても扱いやすいですからね。クセもなく、トラウトがヒットすればティップからベリーにかけてスムーズなカーブを描きますよ。
最もショートな56は
定価¥16485のところ、¥11539 30%割引
60は
定価¥17115のところ、¥11980 30%割引
63は
定価¥17430のところ、¥12201 30%割引
最もロングな66は
定価¥17745のところ、¥12421 30%割引
シマノ(SHIMANO)トラウトワン エリアSP 60UL
シマノ(SHIMANO)トラウトワン エリアSP 63UL
シマノ(SHIMANO)トラウトワン エリアSP 66UL
最もパワフルなULパワーのロッド。パワフルといってもそこはトラウトロッドなので、2.5g~3.5gクラスのスプーンや重量のあるミノーなどにジャストなロッドですね。やはりテーパーはレギュラーですから、しなやかなロッドです。積極的に掛けていく釣りにもマッチしそうですよ。大規模ポンドのエリアでも活躍するでしょう。
60は
定価¥17430のところ、¥12201 30%割引
63は
定価¥17745のところ、¥12421 30%割引
66は
定価¥18060のところ、¥12642 30%割引
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Posted by あごひげあざらし at 10:44
│エリアフィッシング
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