2012年05月29日
12レガリスって不人気?

今年ダイワがリリースしたニューモデル、レガリスというスピニングリールがどうも不人気のようで。
ベースモデルとなっているレブロスMXは低価格ながら価格以上の機能性を持っているし、ひとつ上のモデル、フリームスはリアルフォーモデルながら1万円台前半で購入できてしまいます。
その中間に位置するレガリスは中途半端な印象なのかもしれませんね。
ナチュラムさんではベースモデルのレブロスMXが5千円台から購入可能です。それに対してレガリスは7千円台、この2千円の価格差をどう見るのかでレガリスの価値が大きく変わるんじゃないかと思う管理人です。
機能や性能に大差がない、と思ってしまえばリーズナブルに購入できるレブロスMXが魅力です。実はリールの重量もわずかながらレブロスMXの方が軽いですしね。
重量増になっているのは新たに追加された装備、ローターブレーキのためでしょう。スプールデザインなども変更されてますが、レブロスMXとレガリスの決定的な違いはこのローターブレーキの有無にあります。
なんでローターブレーキが搭載されたのか、というと、よりユーザーが扱いやすいリールにするため、でしょう。レガリス以上のモデルにはローターブレーキが当然のように採用されているのもその証拠になるかな。スピニングリールの構造上、ローターブレーキ(シマノならフリクションベールと呼ばれる機能ですね)は必要だから搭載されているんです。
ベールを開いてラインをフリーにしてからキャストするスピニングリール。ベールを開いた状態でローターが回転すると、ベール返しによってカシャン!ととじる仕組みになってます。
キャストの際に、ロッドの動きなどでローターが回転してしまうとこのベール返しにあたってベールがとじます。キャストの動きの中でベールが閉じればラインが放出されなくなり、急にストップさせられたライン放出の力によってライン切れ、という事態にもなります。
ベールを開くポジションは、リール左側にベールワイヤーがある状態で、左から右にベールを開きます。これが最適なポジションです(昔のリールなどでは違うものがあるかもしれませんが)。ラインもきちんと拾えるし、フェザリングの邪魔にもなりません。
ただ、キャストの際にローターブレーキがないと、ローターが微妙に回転してしまいフェザリングもしにくくなるし、ベールが閉じてしまう可能性もあるわけです。
そんなわけで、ローターブレーキは必需品なわけですね。特に扱いの不慣れな初心者の方こそ、ローターブレーキ付きのリールを使ってもらいたい管理人です。
入門用のスピニングこそローターブレーキは必要なんじゃないかな、と思います。その意味でこの12レガリスは入門用スピニングとして、レブロスMXよりも優れていると思ってます。
まぁ、あとはこの価格差がなんとかなれば、レブロスMXより売れると思うんですけどね。。。。。。あまりローターブレーキは評価されないのかな。。。。。。
唯一、ハイギアモデルが用意されているのがレブロスMXにない魅力かな。フリームスには用意されてますけどね。

ダイワ(Daiwa)12 LEGALIS(レガリス) 2004
ダイワ(Daiwa)12 LEGALIS(レガリス) 2506
ダイワ(Daiwa)12 LEGALIS(レガリス) 2506SH
ダイワ(Daiwa)12 LEGALIS(レガリス) 2500
ダイワ(Daiwa)12 LEGALIS(レガリス) 3000
ダイワ(Daiwa)12 LEGALIS(レガリス) 3000H
ダイワ(Daiwa)12 LEGALIS(レガリス) 3520PE-SH
ダイワ(Daiwa)12 LEGALIS(レガリス) 4000
ベースモデルのレブロスMXは下の検索リンクから探せます。
レブロスMX
上位モデルのフリームスはこちらの検索リンクから。
11フリームス
ダイワのスピニングはこちらにも
フィッシングタックルならこちらにも
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Posted by あごひげあざらし at 09:36
│リールの基礎知識
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