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2010年12月11日

ナンガのセンターZIPシュラフが増殖してる!

ナンガのセンターZIPシュラフが増殖してる!

ナチュラムさんだけで(?)販売しているナンガ(NANGA)のセンターZIPシュラフシリーズですが、とうとう、800や1000もラインナップに加わりました。
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iconナンガ(NANGA)センターZIPバック 1000DX
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こちらは、現在のところ、というか多分これ以上の低温仕様のものは出ないと思いますが、もっとも保温性に優れたセンターZIPバック、1000DXです。

DXというグレードのダウンは、760FP。マシンピック(機械で羽毛を摘み取る)のホワイトダックダウンを使用してます。ダウンの素材としては、この上にSPDXというグレードがあり、860FP。こちらはハンドピック(手摘み)のホワイトグースダウンを使用します。
ダウンの性能を測るフィルパワー(ロフトの復元力)ではもちろんSPDXが勝りますが、760FPでも十分高品質といえるレベルです。一般的に700FPを超えるダウンは高品質といわれますからね。
少ない羽毛の量でもしっかりと膨らみ、空気をたっぷり含むことができるんです。だから、冷気を遮断してシュラフ内の熱を逃さないんですね。

センターにファスナーを配したこのシリーズは、極限での保温性をくらべるとサイドファスナーのシュラフには劣るかもしれません。とはいえ、センターファスナーならではの使い勝手の良さは捨てがたい魅力です。決して冬のトレッキングユースに使用できないという意味じゃなく、直接比べてみれば、という話ですからね。

ボックスキルト構造を採用しているので、縫い目からのヒートロスはかなり抑えられてます。袋状のチューブを繋げるような構造ですね。大きな袋をステッチで分割していくようなシングルキルト構造よりも保温性が高まります。

このセンターZIPバックシリーズは、見た目でもわかるとおり、若干足元が広めに作られてます。そのため、足先が冷えるという意見もあるようですが、その裏返しとして窮屈な感じがありません。センターファスナーの良さを活かすために作られた形状なんでしょう。
雪山とまで言わなくても、雪の積もっているようなエリアで使用する場合は、テントインナーシューズなどを履いたままシュラフに入るのが正解ですね。また、湿気を含むとダウンが潰れてしまうので、シュラフが濡れないようにするのも必須です。テント内の結露でも濡れてしまうので、防水性のあるシュラフカバーを組み合わせることになります。

正直なところ、シュラフの適温表示というのは、メーカーによって差があるように思います。なので、適温表示などはあくまで参考値として捉えたほうが良いでしょうね。何しろ、寒さの感じ方にだって個人差があるんですから。

雪山で使用する場合、シュラフに入るときもダウンジャケットなどを着たまま潜り込むことになります。パジャマとか、寝巻きという概念はありません。睡眠をとっている間は体の機能も低下するので、起きている状態よりも保温性を上げないと危険ですからね。起きているとき以上に保温するためには、ジャケットやオーバーパンツ、ルームシューズなども着用したまま寝るしかないんですね。

これが冬山でなく、スキー場などの駐車場だったり、雪の積もった道の駅だったりしても同じことでしょう。ある程度着込んだ状態でシュラフに入るべき。暑かったら調整すればいいんです。暑いよりも寒いほうが眠れないですからね。場合によっては危険だし。

ということで、このセンターZIP1000DXですが、快適使用温度がマイナス20度となってます。個人的に寒いのは嫌いなので、管理人だったらマイナス10度が精一杯かな。
ダウンシュラフは、下になっている側(体に押し潰されている側)は保温性がぐっと低くなります。膨らむことで空気による断熱層を形成する仕組みなので、体で押し潰せば保温力も低下するのは当たり前ですからね。

なので、保温性のあるマットと組み合わせないと、背中が寒くて寝られない、という状況になってしまいます。車中泊で車のシートの上に寝る場合はいくらかましですが、テントで使用する場合はしっかりと防寒対策しないといけませんね。
マットを3枚重ね・4枚重ねにして地面からの冷気を遮断しましょう。ちなみに管理人だったら、テントインナーマット・銀マット(厚み12mm)・エアウェーブマット・毛布くらいは敷き詰めますね。4枚重ねです。もちろん、オートキャンプの場合ですけど。電源付きのサイトだったら電気毛布や電気カーペットなんかもありじゃないでしょうか。

やはり、冬のキャンプには万全を期することが重要になりますからね。持って行くだけ持って行って、使わなければそれでよし。出番があるなら使えばいいし。そのため、冬キャンプは荷物が多くなってしまいますが、寒くて寝られないよりはましですから。
高性能なシュラフでも、使い方一つ、装備の欠落ひとつで評価が変わってしまいます。春~秋の穏やかなシーズンと違う冬に使用する場合、準備が過ぎるということはないと思いますよ。

センターZIPバック 1000DXはレギュラーサイズで直径19X33cmとコンパクトにまとまります。1000gのダウンが入っていてこのサイズは十分小さいといえます。ただ、ナンガの収納バッグはちょっと小さめな印象。もしも収納に苦労するようなら少し大きめのバッグを用意して、コンプレッションベルトなどで縮めちゃうのも手じゃないでしょうか。小さな袋に無理やり詰めるよりも楽ですからね。その分ちょっと大きくなっちゃっても仕方ない、と割り切っちゃいましょう。
その方がシュラフも長持ちするんじゃないでしょうか。

で、センターZIPバック 1000DX、
¥23800

ナンガ(NANGA)センターZIPバック 800DX
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氷点下10度未満程度の場所で使用するなら、こちらでも十分対応できそうです。もちろん、スゥエットの上下、なんて無謀な格好ではやめてくださいね。そのくらいの格好であれば、氷点下に下がらないような場所じゃないとね。
¥20800

この他マミーシュラフはこちらに
アウトドアグッズならこちらにも
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アウトドア&フィッシング ナチュラム
センターZIPバック 1000DX
●生地:30dnナイロンタフタ撥水加工
●カラー:上部/レッド、下部/ブラック、インナー部/ダークブラウン、ジッパー&ステッチ/ブルー
●羽毛:ヨーロピアンダックダウン90-10%
●フィルパワー:760FP
●内部構造:ボックスキルト構造
●付属:ドラフトチューブ、ショルダーウォーマー、収納袋
●総重量:レギュラー/約1500g、ショート/1480g、ロング/約1550g
●収納サイズ:レギュラー&ショート/(約)直径19X33cm、ロング/(約)直径19X35cm
●快適使用温度域:-20℃~
●使用可能限界温度域:-35℃
●レギュラーサイズ:最大長210cm×最大肩幅80cm(身長175cmまで)
●ロングサイズ:最大長228cm×最大肩幅80cm(身長185cmまで)
●ショートサイズ:最大長203cm×最大肩幅80cm(身長165cmまで)
●日本製(MADE IN MAIBARA)

センターZIPバック 800DX
●生地:30dnナイロンタフタ撥水加工
●カラー:上部/レッド、下部/ブラック、インナー部/ダークブラウン、ジッパー&ステッチ/ブルー
●羽毛:ヨーロピアンダックダウン90-10%
●フィルパワー:760FP
●内部構造:ボックスキルト構造
●付属:ドラフトチューブ、ショルダーウォーマー、収納袋
●総重量:レギュラー/約1300g、ショート/1280g、ロング/約1350g
●収納サイズ:レギュラー&ショート/(約)直径19X30cm、ロング/(約)直径19X32cm
●快適使用温度域:-16℃~
●使用可能限界温度域:-30℃
●レギュラーサイズ:最大長210cm×最大肩幅80cm(身長175cmまで)
●ロングサイズ:最大長228cm×最大肩幅80cm(身長185cmまで)
●ショートサイズ:最大長203cm×最大肩幅80cm(身長165cmまで)
●日本製(MADE IN MAIBARA)



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Posted by あごひげあざらし at 18:56 │キャンプ
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ナンガシュラフがリニューアル!シュラフカバーも!【キャンプ&フィッシングの付録】at 2011年06月22日 13:22
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ナンガのセンターZIPシュラフが増殖してる!