2010年02月13日
ダイワ 1503スプールはアルミ鍛造スプールなんですよね
ダイワのスピニングリールに付いている番号、2506とか、2004とか、1503とか、1003とか。
意外と知られていないようで、時々訊かれるんです。
頭の2桁はリールサイズを現してます。2506なら2500番のボディということになりますね。同じく、2004なら2000番ボディ、1503なら1500番ボディ、1003なら1000番ボディ、ということで。
ただ、1500番ボディと2000番ボディは実は共通だったりするのでちょっとややこしいんですが。1000番ボディはラインナップされているモデルが限定されますね。1000番ボディが用意されるのはルビアス以上のモデルとなります。
下2桁はライン容量の目安になってます。下2桁が06ならば、ナイロンの6lbラインが100mストックできますよ、ということ。04なら4lbが100m、03なら3lbが100mです。
ただし、08や12となると、ナイロンラインが基準なのは変わりませんがストック量は150mとなりますね。08ならナイロン8lbが150mです。
そして今日は管理釣り場やメバリング、アジングなどでも使用される1503スプールの話。管理人の懐事情では1003のリールは手が出せませんので、必然的にもっとも小さいリールは1503ということになっちゃうので。
フロロラインを使用する場合は、少しスプール径の大きめな2004の方が巻き癖が少なくて良いんですけど、1503でも十分使用可能です。
そんな1503スプールを最初から搭載しているシャロースプールリール、現在のところバーサタイルモデルならブラディア、カルディアにラインナップされてますし、エリアフィッシングブランドのプレッソにもイプリミ1503があります。
ダイワのスプールには、エアスプールという軽量なものがあるんですが、1503にはエアスプールが採用されてません。アルミ鍛造スプールです。オプションのRCSパーツもそれは同じです。
これは多分、強度の問題からなんでしょうね。軽さが売りのこのエアスプール、ABS樹脂にメッキを施したものなんですね。メインの素材は金属じゃないんですね。そこにステンレスにチタンコーティングを施したスプールリングを装着してます。だからメチャクチャ軽くできるわけです。
ところが、スプール直径が細くなると強度の面でダイワの品質基準に収まらないみたいです。1503は2004よりさらに一回り、ラインをストックするスプール直径が細いですからね。
細ければ細いほど、ラインをきつく巻いたときの力でスプールにクラックが入りやすくなります。もちろん、1503スプールをエアスプールで作ることも可能だったはずですが、耐久性を考慮してアルミ鍛造スプールにしたんでしょう。
ダイワ(Daiwa)09カルディア 1503
おそらく1503スプールのリールで最も売れていると思われるのが、このカルディア1503ですね。
価格と性能のバランスが取れているのが人気の秘密かな。正直、実用という視点からならもうこれで十分でしょ、というくらい。大きな不満が出ることはまずないでしょうね。
リアルフォーモデルですが、フルカスタムには対応してません。ねじ込み式ハンドルでなく、共回りハンドルなのでRCSオプションのハンドルが取り付けできないんですね。でも、カルディアKIXからカルディアになってハンドルノブにベアリングが入り、回転フィールはかなり向上してますよ。
ハンドル取り付けも、ねじ込み式ハンドルのようにガタを全く感じない、というわけにはいきませんが、気にならないレベルのガタツキに抑えられてますしね。
先代のカルディアKIXとは大きな違いがなく、ハンドルノブにベアリングが入った程度です。熟成されたモデルなので初期不良などのトラブルも少なく、安心して使えるのが魅力です。
定価¥21420のところ、¥12800 40%割引
ダイワ(Daiwa)ブラディア 1503
昨年登場した新しいモデルですが、比較的リーズナブルな価格で購入できるブラディア。旧セルテートと現行カルディアのパーツからくみ上げたために実現したプライスです。
ボディ構造やギアなどはそのままセルテート。耐久性の高さとしっとりした回転フィールはセルテートと変わりません。ローターにはカルディアのパーツを使用してコストダウンしてます。
耐久性を重視していた旧セルテートがベースなので若干重量は重くなってます。カルディア1503と比較しても10gほど重いですね。とはいえ、タックルとのバランスが取れれば気になるレベルじゃありません。7ftクラスのメバリングロッドやトラウトのミノーイングロッドとの組み合わせならかえってこの重さがプラスに働くこともありますしね。
ボディもさることながら、やっぱりスプールの重さがあるのもこの重量になった理由でしょうね。耐久性重視でリールを選ぶなら、元ハイエンド譲りのブラディアはオススメできます。
定価¥31500のところ、¥20400 35%割引
ダイワ(Daiwa)プレッソ イプリミ1503
レブロス・レガリス系をベースにしたモデルがプレッソイプリミ1503ですね。この3機種の中ではもっとも安価に購入できるモデルです。ちなみに管理人も持ってます。
やはり重量は245gと軽くはないものの、慣れちゃえば全く気になりません。さすがに5ftのトラウトロッドと組み合わせるとグリップヘビーに感じますが、ミノーのジャーキングなどならかえってやりやすいですし。
ボディはレガリスなどと同じですが、ローターから上は別物ですね。スプール支持部にベアリングが入っていてドラグの滑り出し・安定感は価格以上の仕上がりですから。ここに標準でベアリングが入っているのは、イプリミのほかにはイグジストだけ、と書くと良さが伝わるでしょうか?
カスタマイズなどはリアルフォーモデルじゃないので難しいですが、いじるつもりがないのなら十分ですよ。ベアリングチューンをするなら、ローターナットベアリングとドラグチューンベアリングが装着可能ですね。
定価¥19950のところ、¥9970 50%割引
ちょっと意味不明な記事かもしれませんが、ブラディアのスプールが重い、重いといわれるので、その理由のつもりで書きました。ご参考までに。
ブラディアは、シャロースプールモデルもノーマルスプールモデルも全てアルミ鍛造スプールです。だから、エアスプールを標準で装着しているカルディアやルビアスとは重量差が出てしまうんですね。
ダイワのスピニングはこちらでも
フィッシングタックルならこちらもオススメ
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意外と知られていないようで、時々訊かれるんです。
頭の2桁はリールサイズを現してます。2506なら2500番のボディということになりますね。同じく、2004なら2000番ボディ、1503なら1500番ボディ、1003なら1000番ボディ、ということで。
ただ、1500番ボディと2000番ボディは実は共通だったりするのでちょっとややこしいんですが。1000番ボディはラインナップされているモデルが限定されますね。1000番ボディが用意されるのはルビアス以上のモデルとなります。
下2桁はライン容量の目安になってます。下2桁が06ならば、ナイロンの6lbラインが100mストックできますよ、ということ。04なら4lbが100m、03なら3lbが100mです。
ただし、08や12となると、ナイロンラインが基準なのは変わりませんがストック量は150mとなりますね。08ならナイロン8lbが150mです。
そして今日は管理釣り場やメバリング、アジングなどでも使用される1503スプールの話。管理人の懐事情では1003のリールは手が出せませんので、必然的にもっとも小さいリールは1503ということになっちゃうので。
フロロラインを使用する場合は、少しスプール径の大きめな2004の方が巻き癖が少なくて良いんですけど、1503でも十分使用可能です。
そんな1503スプールを最初から搭載しているシャロースプールリール、現在のところバーサタイルモデルならブラディア、カルディアにラインナップされてますし、エリアフィッシングブランドのプレッソにもイプリミ1503があります。
ダイワのスプールには、エアスプールという軽量なものがあるんですが、1503にはエアスプールが採用されてません。アルミ鍛造スプールです。オプションのRCSパーツもそれは同じです。
これは多分、強度の問題からなんでしょうね。軽さが売りのこのエアスプール、ABS樹脂にメッキを施したものなんですね。メインの素材は金属じゃないんですね。そこにステンレスにチタンコーティングを施したスプールリングを装着してます。だからメチャクチャ軽くできるわけです。
ところが、スプール直径が細くなると強度の面でダイワの品質基準に収まらないみたいです。1503は2004よりさらに一回り、ラインをストックするスプール直径が細いですからね。
細ければ細いほど、ラインをきつく巻いたときの力でスプールにクラックが入りやすくなります。もちろん、1503スプールをエアスプールで作ることも可能だったはずですが、耐久性を考慮してアルミ鍛造スプールにしたんでしょう。
ダイワ(Daiwa)09カルディア 1503
おそらく1503スプールのリールで最も売れていると思われるのが、このカルディア1503ですね。
価格と性能のバランスが取れているのが人気の秘密かな。正直、実用という視点からならもうこれで十分でしょ、というくらい。大きな不満が出ることはまずないでしょうね。
リアルフォーモデルですが、フルカスタムには対応してません。ねじ込み式ハンドルでなく、共回りハンドルなのでRCSオプションのハンドルが取り付けできないんですね。でも、カルディアKIXからカルディアになってハンドルノブにベアリングが入り、回転フィールはかなり向上してますよ。
ハンドル取り付けも、ねじ込み式ハンドルのようにガタを全く感じない、というわけにはいきませんが、気にならないレベルのガタツキに抑えられてますしね。
先代のカルディアKIXとは大きな違いがなく、ハンドルノブにベアリングが入った程度です。熟成されたモデルなので初期不良などのトラブルも少なく、安心して使えるのが魅力です。
定価¥21420のところ、¥12800 40%割引
ダイワ(Daiwa)ブラディア 1503
昨年登場した新しいモデルですが、比較的リーズナブルな価格で購入できるブラディア。旧セルテートと現行カルディアのパーツからくみ上げたために実現したプライスです。
ボディ構造やギアなどはそのままセルテート。耐久性の高さとしっとりした回転フィールはセルテートと変わりません。ローターにはカルディアのパーツを使用してコストダウンしてます。
耐久性を重視していた旧セルテートがベースなので若干重量は重くなってます。カルディア1503と比較しても10gほど重いですね。とはいえ、タックルとのバランスが取れれば気になるレベルじゃありません。7ftクラスのメバリングロッドやトラウトのミノーイングロッドとの組み合わせならかえってこの重さがプラスに働くこともありますしね。
ボディもさることながら、やっぱりスプールの重さがあるのもこの重量になった理由でしょうね。耐久性重視でリールを選ぶなら、元ハイエンド譲りのブラディアはオススメできます。
定価¥31500のところ、¥20400 35%割引
ダイワ(Daiwa)プレッソ イプリミ1503
レブロス・レガリス系をベースにしたモデルがプレッソイプリミ1503ですね。この3機種の中ではもっとも安価に購入できるモデルです。ちなみに管理人も持ってます。
やはり重量は245gと軽くはないものの、慣れちゃえば全く気になりません。さすがに5ftのトラウトロッドと組み合わせるとグリップヘビーに感じますが、ミノーのジャーキングなどならかえってやりやすいですし。
ボディはレガリスなどと同じですが、ローターから上は別物ですね。スプール支持部にベアリングが入っていてドラグの滑り出し・安定感は価格以上の仕上がりですから。ここに標準でベアリングが入っているのは、イプリミのほかにはイグジストだけ、と書くと良さが伝わるでしょうか?
カスタマイズなどはリアルフォーモデルじゃないので難しいですが、いじるつもりがないのなら十分ですよ。ベアリングチューンをするなら、ローターナットベアリングとドラグチューンベアリングが装着可能ですね。
定価¥19950のところ、¥9970 50%割引
ちょっと意味不明な記事かもしれませんが、ブラディアのスプールが重い、重いといわれるので、その理由のつもりで書きました。ご参考までに。
ブラディアは、シャロースプールモデルもノーマルスプールモデルも全てアルミ鍛造スプールです。だから、エアスプールを標準で装着しているカルディアやルビアスとは重量差が出てしまうんですね。
ダイワのスピニングはこちらでも
フィッシングタックルならこちらもオススメ
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Posted by あごひげあざらし at 10:40
│リールの基礎知識
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在庫限りのカルディアKIX!まだ残ってますよ!【キャンプ&フィッシングの付録】at 2010年02月15日 23:34