2013年07月03日
富士登山にオススメな装備を!

富士山が世界文化遺産に登録されました。日本の霊峰、富士山。一度は登ってみたい、と思う方が多いのも納得のお山です。
が、富士山が日本最高峰だ、ということもお忘れなく。富士山頂は日本で一番標高の高い場所なんですね。
五合目までは車で行くことが可能ですし、登山道もしっかり整備されている分、登りやすい山ではありますが、標高が高いということをしっかり考えていかないと危険もありますからね。
標高が高い場所で怖いのが高山病、そして気温低下による体力の消耗ですね。装備と計画、休息を十分にして楽しんでください。無謀な計画や軽装では決して山頂を目指さないことが重要ですよ。
最低限の装備として、レインウェア・防寒用フリースやダウンジャケット・ヘッドランプ・手袋・非常食(行動食)・飲み物(水分)、そしてそれらを収納できるザック(夏なら30Lクラス)、足元には登山靴といったところが最低限でしょう。また常備薬なども必要とする人がいらっしゃいますね。
もちろん最低限の装備ということで、より快適に、とか楽しくとかいう視点からすればもっと装備は増えていきますね。最近ではデジカメ・携帯電話は当たり前ですし、あれば便利といったとったものもあります。細かなところでは、トイレットペーパーや日焼け止めも必須装備ですしね。
まずレインウェアですが、これは雨が降らなくても防寒着(防風ウェア)として着用します。風を通さないレインウェアは体温保持に効果的ですから。それでも山頂付近では夏でも気温が一桁まで下がりますから、防寒ウェアとしてフリースやダウンジャケットを用意しないといけません。ご来光を待つ時間帯は気温が低く風も強いので体感気温は氷点下ですからね。
レインウェアは防水透湿素材のものを。理想はゴアテックス、なんですがやはり安くはありません。もう少しリーズナブルな価格でもある程度の透湿性を持ったウェアもオススメです。

比較的低価格ながら、高い透湿性を持つノースフェイスのハイヴェント レインテックスです。軽量コンパクトに収納でき、撥水性・防風性も高いレベル。イチオシのレインウェアです。現在は割引率も高いので買い得ですね。
若干作りがタイトなので、フリースの上に着ることを考えればワンサイズ大きめをチョイスするといいですね。
定価¥19950のところ、¥11850 40%割引

こちらも防水透湿素材を採用したミズノのウェア。ベルグテックEXも透湿性に優れてますよ。コストパフォーマンスが高く、入門用に最適です。
定価¥14175のところ、¥12757 10%割引

ミッドレイヤーとして使いやすいフリースシャツ。薄手のフリースシャツですが、登山中に着るにはちょうどいい厚みだと思います。フリースは保水性がないので、汗をかいても乾きやすいですからね。襟は低めのデザインで首周りの防寒にはなりませんが、襟元のファスナーで温度調整ができ、よくできてますよ。コンパクトに収納できるのでザックの中でもかさばりませんね。
¥1280

山頂付近では真冬の気温に強い風。麓は夏でも山頂ではダウンジャケットも欲しくなります。このヘリーハンセンのダウンは軽量コンパクトに収納できるミドルレイヤー用途のジャケットです。海のイメージがあるブランドですが、ノースフェイスと同じゴールドウィン傘下となり、ノースと同様の素材を使用するようになってます。
薄手の15Dナイロンに光電子ダウンで見た目以上に暖かいウェアです。このダウンの上からレインジャケットを着ればかなり暖かいですね。
¥18900

ご来光目的では欠かせないのがライト。両手が自由に使えるヘッドランプが必須ですね。ティカのライトは信頼性の高さが魅力です。ティカプラス2は必要十分な光量を持った軽量コンパクトなモデルです。配光もワイドで足元を確実に照らしてくれますよ。また赤色LEDは山小屋泊で他の方に迷惑をかけにくいので重宝しますね。気温低下に強いリチウム電池対応なのも富士山では頼りになります。ただ、万が一に備えて予備電池も携帯しましょう。
定価¥5565のところ、¥4730 10%割引

重量は200gほどありますが、電池ボックスとライトユニットが別体式になっているため、装着時のバランスがいいので負担を感じにくいです。照度・照射角を変えられる多機能モデルながらリーズナブルな価格が魅力ですね。サブLEDは赤・緑・青の3色です。100%点灯で12時間とカタログにはありますが、標高が高いところでは電池消費も大きくなりますから、予備電池は必須ですね。
¥2436
両手を地面につく場合もあるので、手袋も必須です。手袋は滑り止め付きの軍手でもいいと思いますが、濡れた場合乾かないので、こういったトレッキンググローブもいいですよ。

手のひら側の汗を甲に排出するようになってます。さすがにトレッキング用だけあって使いやすいグローブですね。伸縮性もあり、濡れても乾くのが早いです。手のひらの滑り止めはトレッキングステッキを使うときにも活躍しますね。
定価¥3150のところ、¥2520 20%割引
行動食は登山中のおやつと思えばいいでしょう。体力を消耗する登山では途中での栄養補給は欠かせませんよ。人それぞれ好みもありますが、腹持ちの良いナッツ類やカロリーの高いチョコレート・飴類・シリアルバー、食感の楽しいドライフルーツなどがメジャーですね。
飲み物は少なすぎても補給が難しくなるし、多過ぎると重くなるしで難しいところですが、1~1.5Lくらいあれば良いと思います。500mlペットボトルを2~3本ですね。水は最低でも1本は持っていきましょう。歯磨きや傷口の洗浄で使用しますからね。
飲み物は山小屋でも購入が可能ですから、行きの分だけでも確保したいところです。ちなみに山小屋での飲み物や食事は値が張りますが、そこまで持ち上げていく労力を考えれば適正価格だと思います。たしかペットボトルの水が500円だったと思いますね。
夏の富士山ならザックは30L程度のものがちょうどいいですね。タイプとしては、腰でも重さを支えられるウェストベルト付きを選んだほうがいいです。ショルダーベルトだけで重さを背負うよりも肩に掛かる負担も小さく、ザックの重量は増しても軽く感じますよ。
ザックは身長(背中の長さ)に合わせてサイズを選ぶことをオススメします。サイズの合わないザックでは背負いにくく疲れやすくなりますからね。実際に背負ってみてから選ぶと失敗が少ないですね。

長い歴史を持つザックのブランド、ドイツのドイター。その中でもスペクトロシリーズはハイキングなどライトトレック向けのシリーズです。とはいえそこはドイター。背面フレームに高い通気性を持つエアコンフォート・フレックス ライトシステムを採用しているため、背負心地は抜群。またザックの重量も比較的軽く評価の高いモデルですね。このAC32は32Lサイズ。
¥14700
deuter(ドイター)スペクトロAC28SL
28Lサイズのモデルも人気ですね。
¥13650

ミズノのザックも評価が高いですね。パラボラシリーズの30Lモデルです。背面パッドは腰上とザックの空間を作り出す構造でムレにくく、重さも均等に肩と腰に掛かります。身長165~180cm対応のLサイズがこちら。
定価¥17640のところ、¥15876 10%割引
ミズノ(MIZUNO)19RA504 Parabola
こちらは身長150~165cm対応のSサイズです。
定価¥17640のところ、¥15876 10%割引
足元はトレッキングシューズがオススメです。山頂近くは粒子の大きな砂、というか砂利上になってきます。ソールが丈夫な登山靴が適してますよ。また下山の際もしっかり地面を捉えてくれるので、転倒などの心配も少なくなります。
トレッキングシューズは十分試着して足にフィットしたものをチョイスしてください。
シューズへの砂や石が入りにくいよう、スパッツを使用する人も多いですよ。もちろん雨の時も使えますし、携帯するといいですね。

¥1100
細かなところでは、Tシャツやアンダーシャツは吸湿即乾性に優れたものがオススメ。コットンは乾きにくく体を冷やしてしまい、無駄な体力を使ってしまいます。パンツも伸縮性のあるトレッキング用がいいですね。ジーンズは湿ってくると重くなり、肌に張り付きますからオススメできません。コットン製のパンツも同じ意味でオススメできませんね。
メジャーな存在の富士山ですが、最高峰である、ということも考えて、装備や計画はしっかり行って安全に登ってくださいね。
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Posted by あごひげあざらし at 23:24
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