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2013年07月07日

クッカーの素材の話!適材適所がいいようで

クッカーの素材の話!適材適所がいいようで
キャンプで使用するクッカー、鍋釜ですが。色々な素材のクッカーが登場してます。
一昔前はアルミとステンレス程度の選択肢しかありませんでしたが、最近はバリエーションが豊富になってますね。
とはいうものの、金属にはそれぞれ特性があり適材適所で使うことができれば調理がより楽しくなりりますよ。

現在の代表的なクッカー素材というと、アルミ・ステンレス・スチール・チタンといったところでしょうか。合金の配合によってさらに細かく分類されますが、今回はザックリと分けておきます。
それぞれの特性をわかりやすく書いてみます。

まず比重(重さ)では
アルミ<チタン<ステンレス≦スチール
硬さ(硬度)では
アルミ<スチール<チタン<ステンレス
熱伝導率では
ステンレス<チタン<スチール<アルミ
耐腐食性では
スチール<アルミ<チタン≦ステンレス

もちろん、純鉄は別としてアルミもチタンもステンレスも合金なので配合する金属の種類や量によって特性は変わってきますが、クッカーに使用される金属として代表的なところを書いてみました。ただ、アルミ合金の中でもジュラルミンなどは硬度が高くなりますし、あくまで目安としてお考え下さい。

金属の話はこのくらいで。じゃあクッカーとしてはどうか、というと。
ある意味オールマイティーなのがアルミクッカーですね。熱伝導率が高く、クッカー全体に熱が回るので熱ムラも少ないです。重量も比較的軽く、ソロユースからファミリーユースまで対応できますしね。価格もステンレスやチタンよりリーズナブルです。
弱点といえば耐久性でしょうか。アルミは柔らかい金属なので、強い衝撃を与えると変形してしまいます。また長く使うと表面のアルマイト加工などが剥がれてきますから、そこから白サビが発生してしまうのは避けられません。

ステンレスクッカーは耐久性の高さが特徴です。サビに強く、変形も起こしにくくなってます。熱伝導率が低いため、火の当たる部分が特に高温になってしまいますから、炒め物などには不向きですね。また、とろ火で煮込むような使い方だと焦げ付きやすくなちゃいます。ステンレス製のフライパンは特に使いにくいですね。お湯を沸かしたり、食材を茹でたりといった使い方に適した素材になります。
できるだけムラをなくすなら、バーナーパッドでナベ底全体に熱を与えるようにするのがオススメです。

チタンクッカーはその軽さと耐久性が魅力です。耐腐食性に優れた金属合金なので長期にわたって使用できますね。チタンクッカーはどちらかというとソロユースの印象が強いです。軽さを重視したパッキングには最適ですからね。素材が高価なので、ファミリークッカーサイズでは価格もかなり高くなってしまい、現実的ではありませんし。
熱伝導率も低いので、こちらもステンレスクッカーと同じような使い方に適してます。ソロユースで湯沸しやレトルトを温めるような使い方ならばっちりです。

スチール製となると、フライパンやダッチオーブンなどの大型クッカーになりますね。熱伝導率の高さを活かして、全体にしっかりと火を通すことができます。ムラになりにくいので炒め物・煮込みなどに適してます。
しかし重量が重くなることと、錆びやすいという欠点を持ってます。特にサビはしっかりメンテナンスしておかないと酷いことになってしまいますね。再起不能になる前にオイルを塗りこんでください。

ということで、オススメのクッカーをいくつかご紹介しておきます。
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iconユニフレーム(UNIFLAME)fan5(ファンゴ-)DX
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4~5人向けのクッカーとして高い評価のユニフレーム ファンゴー(Fan5)DX。特にライスクッカー(炊飯鍋)は抜群の使い勝手を誇ります。日本人の主食はやはり「米」ですね。誰にでも安心してオススメできるクッカーの一つがこのファンゴー。5つのアイテムはスッタッキング収納ができ、持ち運びもしやすくなってますよ。
素材は熱回りの良いアルミを採用してますが、厚みのあるアルミなので耐久性も高くなってます。価格だけのことはある、とうならせる逸品ですね。
メッシュバスケットはパスタや茹でものの水切りに重宝するアイテム。あると便利ですね。
現在、ナチュラムさんでは洗剤もセットになったfan5(ファンゴ-)DX+スマートサッズ(洗剤)もラインナップしてますね。
¥14500
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iconColeman(コールマン)アルミクッカーセット
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この黒いクッカーは焦げ付きを防止するノンスティック加工の証。国内のメーカーとはコンセプトが異なるのか、クッカーの組み合わせはフライパンに18cm片手鍋、26cm径で深めのフライパンのウォックパンです。素材は2.5mm厚みのアルミを使用してますね。こちらも4~5人向けになります。
ハンドルが着脱しやすくなっているのはキャンプクッカーらしくていいですね。収納ケースにスタッキング出来るので、持ち運びもしやすいです。
定価¥10815のところ、¥9780 9%割引
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iconHilander(ハイランダー)ファミリーキャンピングクッカーセット
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比較的低価格ながら、評価の高いクッカーセットがこのハイランダー ファミリーキャンピングクッカーセット。こちらも4~5にでジャストサイズです。
大鍋・片手鍋・ストレーナーはステンレス製、フラパンはスチール製となってます。大鍋は5合くらいまでの炊飯も可能な大きさですが、アルミのライスクッカーよりも焦げ付きやすい傾向はあります。でもそれ以外ならオールマイティーに活躍してくれる鍋ですね。
フライパンにはスチールを採用してます。スチールは熱回りがよくムラができにくいですが、しっかり油を敷いても焦げ付きやすい傾向があります。それを緩和するため、ファイバーライン加工というのが施されてますよ。表面に凸凹を作ることで油なじみをよくしてるんですね。それでもフッ素加工されたものよりはやはり焦げるんですが。
とはいえ、使い勝手は悪くありませんし、コストパフォーマンスい優れたファミリークッカーですね。
¥5980
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iconユニフレーム(UNIFLAME)山クッカー角型 3
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ソロクッカーの中で管理人一押しはこのユニフレーム山クッカー角形ですね。四角いクッカーならではの収納性が魅力です。
素材にはアルミを使用しているので、軽くて熱回りも良好。使い勝手に優れたパーソナルクッカーですよ。袋入り麺も割ることなく茹でられますし、お湯をカップに注ぐ時もクッカーの角をうまく使えばこぼれません。
個人的には完成度の高いクッカーとしてイチオシです。
¥4900
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iconスノーピーク(snow peak)トレックコンボ
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こちらは丸型のアルミ製ソロクッカー、トレックコンボ。こちらも完成度が高く人気のモデルですね。
スタキング収納でコンパクトにまとまり、シングルバーナーなどの収納も可能です。蓋はフライパンや食器としても使用できますよ。
¥4074
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iconEPI(イーピーアイ)ATSチタンクッカーTYPE3セット
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軽さと耐腐食性の高さが魅力のチタンクッカー、金属臭もないので食器としても優秀です。EPInATSチタンクッカーは、チタンの熱伝導率の低さを補うアルミ溶射加工が底面に施されます。そのため、チタンクッカーとしては焦げ付きにくいのも特徴ですね。
細かなところでは、注ぎ口を設けていることでお湯が注ぎやすくなってます。ケトルの代わりになるので装備を減らすことが可能ですね。チタンの軽さを活かす工夫でしょう。
定価¥11550のところ、¥8660 25%割引

クッカーはメーカーも種類も豊富です。よく吟味して購入することをオススメします。

この他のファミリークッカーはこちらに 
ソロクッカーはこちらで 
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Posted by あごひげあざらし at 17:20 │キャンプ
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