2013年06月21日
シングルバーナー!熱効率の高いモデルはこれ!

アウトドア用のバーナー、特に収納性なども要求されるシングルバーナーの設計は感心させられるものがありますよね。
小さくても実用性は犠牲にならない工夫が随所に施されてます。また、予備燃料を極力持ちたくない、燃料を無駄にしたくない、そんなニーズもあります。
燃焼効率を高めて熱量を無駄にしないシングルバーナーももちろんあります。その代表格がジェットボイルですね。

保温クッカーと熱効率の高いストーブを組み合わせたジェットボイルです。現在ナチュラムさんに入荷しているのはアルミクッカーモデルのPCS FLASHだけのようですね。スタンダードなジェットボイルです。
フラックスリングといわれるクッカーボトム形状で熱を無駄なくクッカーに伝えることが可能になってます。フィン状のリングが熱を逃がさないんですね。一般的なバーナーの熱効率は30~40%程度と言われますが、ジェットボイルの熱効率は80%以上とされてます。
同じ量の水を沸騰させる場合、より少ない燃料で、より短時間で済むのがジェットボイル、ということになりますね。
また、バーナーに付属するクッカーにも熱をムダにしない工夫が施されます。クッカーの外側を覆うネオプレーン製カバーが断熱するため、クッカーから放出されてしまう熱をクッカーの保温に回すことが可能です。このカバーも沸騰時間を短くすることに貢献してますね。また調理中や沸騰後でも素手でクッカーを持つこともできますよ。
また、付属のゴトクを使用すればその他のクッカーも使用可能ですね。
クッカーはアルミ製になります。チタン製に比べれば重量はありますが、熱伝導率が高くムラなく調理できるというのが魅力です。このクッカーは収納ケースも兼ねる構造ですね。クッカーの中にバーナー・ガスカートリッジも収納できるようになってます。そしてクッカーはカップも兼ねるようになってます。
アルミクッカーのモデルでも重量は約500g程度です。クッカーやスタビライザーなども付属することを考えれば決して重いわけじゃありませんね。超軽量なバーナーでもクッカーと合わせればこれに近い重量になってしまいますからね。
欠点といえば、標準のクッカーで沸かせる量が500cc程度なので、ソロユースメインになってしまうことくらいでしょうか。グループやペアで使用する場合は別途クッカーが必要ですね。
¥12000

ジェットボイル同様、熱効率を高めたプリムス イーターのコンパクトモデル、イーター・パック・ライトです。
こちらもエクスチェンジャーと呼ばれるリングで熱を無駄なくクッカーへ伝えます。構造的にはジェットボイルとよく似ていますね。こちらにもフィン状のボトムを持ったクッカーを採用してます。燃焼の熱がクッカー表面に回りにくく、ボトムからしっかりと加熱することが可能ですね。
イーター・パック・ライトは容量1.2Lのクッカーを採用しています。ジェットボイルと比べると容量が大きくなるため、ペアでの使用も十分可能になりますね。用途によってはグループでの使用も可能なサイズです。レトルト系なら十分グループ対応ですよね。
こちらも収納は1つにまとめることができます。付属のインシュレーションバッグに一式が収まりますからね。またこのインシュレーションバッグには保温性があるため、作った料理を簡易的に保温しておくことも可能です。
重量は約570gとサイズを考えれば軽量と言えますね。
定価¥10500のところ、¥9450 10%割引

イーターのスタンダードサイズ、2.1Lのクッカーを持つのがこのイーターパワー・EFトレイル。
こちらもイーターパワー搭載で燃料を無駄にしませんね。2~4人位のグループにオススメなサイズです。
また標準では付属しないインシュレーションバッグが付いてます。
定価¥18900のところ、¥17010 10%割引
クッカー側に熱効率を高める工夫をしたものもあります。それがダグのヒート1ですね。

クッカーの底にヒートエクスチェンジャーと呼ばれるフィンが付いてます。プリムスのイーターに似た形状で、バーナーの熱を無駄にしません。熱効率はもちろん高くなりますね。お手持ちのバーナーで熱効率を高めるならこういったチョイスもありでしょう。
¥3969
シングルバーナーはこちらにも
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Posted by あごひげあざらし at 17:11
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