2012年04月20日
スノピーのラゴ!軽量・シンプルな山用テント!

スノーピークの2012年新製品の一つ、ラゴ(LAGO)シリーズがナチュラムさんに登場してます。

こちらは軽量コンパクトな1人用モデル、ラゴ1です。構造もシンプルで室内も最低限ですが、トレッキングシーンでは携帯性の高さも重要ですからね。インナースペースも1人が横になるだけなら十分な広さを持ってます。ちなみにフロアサイズは幅約90cm、奥行約225cm、高さ約100cmとなってます。
ラゴ1のフレームはいたってスタンダードなX状のクロスフレームを採用してます。トレッキングでは設営を素早く行うことも要求されるので、複雑なフレーム構造や凝ったシステムは歓迎されませんからね。シンプルにわかりやすく、速攻設営できるものが最適です。
インナーテントを広げ、スリーブにポールを通していくだけで立ち上がるラゴ1はそういった意味では優等生。サクッと立ち上げて体を休ませることができますね。
フライシートは前後をカットしたハーフフライになってます。ワンウォールテントに比べればフライを被せるという作業が増えますが、結露しやすいワンウォールよりテント内の湿気を調整しやすく、結露対策も可能ですね。
フライシートがカットされる前後のインナーパネルにはポリウレタン加工で撥水性を確保しています。インナーテントの黄色い部分がPU加工されたパネルです。側面は無加工のポリエステルリップストップ。素材は軽量化が可能な20Dという細い繊維を使用していますね。軽く薄く仕上げられ、引き裂き強度も十分実用的なレベルとなってます。
ドアにフライシートがないことで、テントへの出入りが素早く行えます。悪天候下では出入りでもたつくと、せっかくのドライなスペースが濡れてしまいますし、ドアオープン時に風が強く吹き込むと風をはらんで吹き飛ばれてしまう可能性もあります。サッと入ってサッと閉じられるワンウォールのメリットを持たせてますね。
ドアの内側にはわずかですが土間スペースが用意され、使い勝手を高めます。
ルーフを絞り込んだテント形状は、風に強いのが魅力です。日本の山では時に突風が吹き荒れるので、風に備えられるこのXフレームは信頼できます。耐風性の高い形状ですね。ポールにも強度が高く軽量なA7001ジュラルミンポールを採用してますよ。ポール・幕体の重量は合わせて約1.25kg、収納サイズもコンパクトです。
トレッキングシーンにオススメできる1張りですね。
¥39800

こちらは2人用モデルとなるラゴ2です。
幅が約130cm、重量が約1.4kgになりますね。それ以外はラゴ1と共通の作りとなってます。ソロツーリングキャンプなどでも使えそうなモデルですね。トレッキングシーンでなければ2人用を1人で使うほうが広くて快適です。
¥42000
またラゴ(LAGO)シリーズにはマウンテンシートも用意されます。

ラゴ1のサイズにピッタリな1辺100cmの正六角形マウンテンシートです。素早く休憩スペースを作り出すことが可能で、各辺の長さが同じなので複数のマウンテンシートを連結させて使用することも可能です。アイデア次第でマルチに使えそうなシートですね。
¥6800
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Posted by あごひげあざらし at 15:35
│キャンプ
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