2011年10月14日
冬用シュラフのお買い得セット!スーパースノートレック!

やはり季節は変わったなぁ、と実感させられるものの一つがナチュラムさんに並ぶ商品ですね。冬用シュラフのお買い得セットがまたまた登場しました。ウィンターシュラフにインフレーターマットがセットになってます。

このセットの主役(?)はイスカのスーパースノートレック1500。化繊中綿をタップリ、1500gも使用したウィンターマミーシュラフです。比較的リーズナブルな価格で購入できることと、センターファスナーを採用したことでイスに座った状態でも使用可能なので、車中泊や防災備蓄に人気です。会社への寝泊りなんかでも使う人も多いみたいですね。
カタログスペックでは、マイナス15度対応となってますが、正直なところこのシュラフでマイナス15度に耐えるにはそれなりの備えをしないと厳しいかと思いますし、スキルも必要でしょう。
上下スエットくらいの軽装で寝る場合は氷点下に下がるくらいまでじゃないか、といった感じです。もちろん寒さに対する耐力・寒さの感じ方には個人差がありますから、絶対に無理とは言いませんが。
とは言うものの、十分冬用シュラフといえるだけの保温力を備えたスーパースノートレック。初期モデルのスノーとれっく1000からアップデートされ、暖かさをキープする工夫も充実してますね。
もっともヒートロス(熱が逃げてしまう)を起しやすいファスナー部・襟元にはチューブ上のクロスに中綿を入れたドラフトチューブ・ショルダーウォーマーを装備しています。放熱を抑え、シュラフ内の暖まった空気を逃がしにくくしてますね。
シュラフ本体の保温材はダブル構造で。中綿の入ったチューブを2重にすることで縫い目からのヒートロスを抑えます。夏用シュラフやライトな3シーズンモデルではシングル構造のものが多く、チューブとチューブの間の縫い目から熱が逃げやすいんです。さすがにシュラフメーカーのイスカらしく、この辺はしっかりと作りこんでますね。
寒さを感じやすい足元にはフリースのライニングを取り付けてます。肌触りが暖かく、ナイロンクロス・ポリエステル特有のヒンヤリした感触を和らげますよ。
またセンターファスナーなので、シュラフに入りやすく、温度調整も簡単ですね。上半身だけを出して寝ることもできるし、足元だけを開ければ靴を履いてイスに座ったままでも使用できますよ。足元の外側には補強用クロスも付いているので、地面などに擦れても破れにくいです。
ただし、このシュラフ、マミーシュラフだからコンパクトに収まるだろう、なんていう感覚で購入するとガッカリします。かなり収納サイズはでかいですからね。封筒型シュラフと同等の収納サイズ(直径23×48cm)ですからね。収納スペースに余裕がないとラゲッジに入れるのも大変かも。
さすがにバックパックやツーリングキャンプなどには大きすぎ。車ベースのキャンプや車中泊にオススメです。
付属するのはハイランダーのインフレータブルキャンピングマットです。厚み約3cmと寝心地と収納性のバランスに優れたモデルですね。バルブを開けるだけで自動的に膨らみます。多少空気の入りが甘い印象なので、バルブから口で空気を入れてパンパンに膨らませた方が快適ですよ。
現在ナチュラムさんでは、スーパースノートレック1500の単品価格が¥14175、インフレータブルマットが¥4980ですが、このセットは
¥15800

少しライトなスノートレック1100にも同様のセットが登場してます。
こちらは元祖スノートレックにドラフトチューブ・ショルダーウォーマーを追加したモデルですね。スノートレック1000から100g増量された中綿は、このドラフトチューブ・ショルダーウォーマーの分ですね。
ライトな、といっても中綿1100gのウィンター仕様で、こちらも個人差はありますが0度くらいの気温なら十分対応できるスペックです。ファスナー開閉で温度調整できるので、通年使用も可能なほど。真冬の東北以北や高地では厳しいですが、関東地方の平野部ならオールシーズン使用することも可能ですよ。
防災用・非常用に、というのもうなずけますね。
ダウンよりももちろんかさばりますが、メンテナンス性の高い化繊中綿シュラフというメリットを活かせばかなり使えるモデルです。
こちらのスノートレック1100も現在ナチュラムさんでは単体価格¥9450ですが
¥11900
車中泊用に割り切るならこのセットもありですね。
この他のマミーシュラフはこちらにも
封筒型シュラフはこちらに
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Posted by あごひげあざらし at 10:44
│車中泊