2009年02月11日
ゼファーボートのニューフローターは高速型!158VH
148Vのリリース以後、魅力的なフローターをリリースしているゼファーボート、今年も新艇が登場です。
今回のモデルはH型フローター!
ZephyrBoat(ゼファーボート)ZEPHYR BOAT ZF-158VH
現在のゼファーボートのフローターラインナップは、H型3タイプ、V型2タイプ、C型1タイプ。もともと、インフレーターボートから始まったこのブランド、現在も実は主力はフローターじゃなくインフレーターボートの方です。インフレーターボートに使用していた素材、PVCボートクロスを使用したフローターを販売してます。
従来のゴムチューブやウレタンチューブにカバーを被せるタイプと違い、カバーレスのためセッティングが早く、クロスも乾きやすい、さらに岩などとの接触でも裂けにくい丈夫な素材を使用してます。実はある意味、理想的なフローター素材なんですね。
ということで、この158VHですが、その丈夫なPVCの特性を活かしてフレームレスのH型フローターに仕上げられてます。
H型は双胴船タイプで、丈夫な金属フレームで繋いだものが主流でしたが、重いのとセッティングに時間が掛かるなどのデメリットもありました。安定感やスピードでは定評があったんですが。
アメリカでは、大規模リザーバーでH型のフローターも人気です。エレキを装備して半ばボート感覚で使用されます。ところが日本では、野池などの小規模ポンドで使われることが多くなります。そうすると、駐車場所からエントリーポイントまでの距離が遠かったりするわけです。担いで運ぶにはフレーム採用のH型はちょっと重すぎ。。。。。。そんなわけで日本ではあまり主流にはなりませんでした。
ゼファーボートのフレームレスH型フローターは、そういった意味では画期的です。フレームがないので組み立て簡単、空気を注入するだけ。しかもPVCクロスは伸縮性がないため、空気の注入が早い!
重量はO型に比べれば重くなりますが、フレーム式のものに比べれば半分程度の重さです。
浮力が大きく安定性も高いH型は、積載能力も高いし、水の抵抗が少ないため移動スピードも速いんです。特に、今回の158VHにはスピードを高める工夫がさらに加わりました。
後ろに向かって進むことが多いフローター、O型は水の抵抗が大きくフィンでの推進力もスポイルされがちです。その点、158VHは水の抵抗が少ないH型なのに加え、V型フローターのように船尾を絞り込んだ形になってます。これでさらに抵抗が少なくなり、移動スピードがさらにアップ。抵抗が少ないのでフィンで進んでも疲れにくいメリットもあります。
1580mmの全長があるため、前後方向の安定性も高いから、安心して全力キックが可能!そして、サイドにはオールも装備しているので、本格的に移動する場合はオールでスピードアップができます。
ゼファーボートのオール付きフローターには、オール使用時にしっかり足を踏ん張れる「踏ん張りベルト」を採用してます。これに足をかけてオールを使えば、上半身が不安定になりませんよ。
スピードアップのために、高圧エアシートの位置を148Vから14cmかさ上げしました。水に浸かるのはひざ下だけなので、ここも水の抵抗を削ることに成功。オールを漕ぐ時も、上半身の位置が高いためやりやすくなってます。キャストもしやすくなるのでこれは大きなメリットです。
大規模なリザーバーやポンドで使用する場合、この移動スピードの速さと疲れにくさは大きなメリットです。向かい風でも驚くほどのスピード移動が可能ですよ。
デメリットとしては、重量がかさむことでしょうか。フレーム式のH型よりは軽いとはいえ、PVCクロス自体も結構重い素材なので、船体重量13kg。この他にタックルも運ぶとなると。。。。。。できるだけ入水ポイントに近い場所にクルマをもって行きたいところですね。
エントリーがしやすいH型なので、O型ほどシビアに入水ポイントを選ぶ必要はなさそうです。このデカイ船体が下ろせる場所なら、何とかなりそうですね。
¥54800
ZephyrBoat(ゼファーボート)ZEPHYR BOAT ZF-145H
こちらはゼファーボートのコンパクト(比較的)なH型。重量も10kg程度と幾分軽くなってます。それでも決して軽いほうではありませんが。
船体を短くしたことで、H型にしては小回りも利くし、それでいて安定性は高いです。船底のゴム製キールのためか、直進性もいいし、風に流されることも少ないです。
全長が短い分だけ、他のH型よりスピードは出ませんがオールを使えばかなりの高速移動も可能です。取り回しのよさを求めるならお勧めの1艇です。オール付きのフローターとしては価格も良心的に感じます。
¥52800
ZephyrBoat(ゼファーボート)ZEPHYR BOAT ZF-184H
アルミボート並みの安定性・移動能力を求めるなら、ゼファーボート最大の184Hがオススメ。ボートの代わりに使いたいなら満足感が高いモデルです。
全長が184cmもあるので、浮いてしまえば抜群の安定性を発揮します。前後に長いためランディングの時も、不安感が少ないです。横から見るとバナナボートみたいですけどね。
移動能力の高さも特筆物です。高い浮力と水の抵抗が少ないボディで、水面を滑走するような感覚で移動できます。これはもちろん、オール使用時のことですが、フィンでの移動でも結構軽快です。ちょっとした移動にはフィンで、大きく動く時はオールでと使い分けると快適ですよ。
シートポジションが高く、常時水に浸かるのはひざ下程度。体も冷えにくく、キャストもしやすいハイエンドフローターですね。
小さな野池では持て余すことがあるかもしれませんが、リザーバーなど大場所なら文句なしの1艇です。
ただし、入水ポイントまでの移動は覚悟が必要です。重量16kg+タックル。。。。。。。。。
¥59800
この他フローターならこちらにも
フィッシングギアならこちらもオススメ
アウトドア&フィッシング厳選サイト ウェブ館
今回のモデルはH型フローター!
ZephyrBoat(ゼファーボート)ZEPHYR BOAT ZF-158VH
現在のゼファーボートのフローターラインナップは、H型3タイプ、V型2タイプ、C型1タイプ。もともと、インフレーターボートから始まったこのブランド、現在も実は主力はフローターじゃなくインフレーターボートの方です。インフレーターボートに使用していた素材、PVCボートクロスを使用したフローターを販売してます。
従来のゴムチューブやウレタンチューブにカバーを被せるタイプと違い、カバーレスのためセッティングが早く、クロスも乾きやすい、さらに岩などとの接触でも裂けにくい丈夫な素材を使用してます。実はある意味、理想的なフローター素材なんですね。
ということで、この158VHですが、その丈夫なPVCの特性を活かしてフレームレスのH型フローターに仕上げられてます。
H型は双胴船タイプで、丈夫な金属フレームで繋いだものが主流でしたが、重いのとセッティングに時間が掛かるなどのデメリットもありました。安定感やスピードでは定評があったんですが。
アメリカでは、大規模リザーバーでH型のフローターも人気です。エレキを装備して半ばボート感覚で使用されます。ところが日本では、野池などの小規模ポンドで使われることが多くなります。そうすると、駐車場所からエントリーポイントまでの距離が遠かったりするわけです。担いで運ぶにはフレーム採用のH型はちょっと重すぎ。。。。。。そんなわけで日本ではあまり主流にはなりませんでした。
ゼファーボートのフレームレスH型フローターは、そういった意味では画期的です。フレームがないので組み立て簡単、空気を注入するだけ。しかもPVCクロスは伸縮性がないため、空気の注入が早い!
重量はO型に比べれば重くなりますが、フレーム式のものに比べれば半分程度の重さです。
浮力が大きく安定性も高いH型は、積載能力も高いし、水の抵抗が少ないため移動スピードも速いんです。特に、今回の158VHにはスピードを高める工夫がさらに加わりました。
後ろに向かって進むことが多いフローター、O型は水の抵抗が大きくフィンでの推進力もスポイルされがちです。その点、158VHは水の抵抗が少ないH型なのに加え、V型フローターのように船尾を絞り込んだ形になってます。これでさらに抵抗が少なくなり、移動スピードがさらにアップ。抵抗が少ないのでフィンで進んでも疲れにくいメリットもあります。
1580mmの全長があるため、前後方向の安定性も高いから、安心して全力キックが可能!そして、サイドにはオールも装備しているので、本格的に移動する場合はオールでスピードアップができます。
ゼファーボートのオール付きフローターには、オール使用時にしっかり足を踏ん張れる「踏ん張りベルト」を採用してます。これに足をかけてオールを使えば、上半身が不安定になりませんよ。
スピードアップのために、高圧エアシートの位置を148Vから14cmかさ上げしました。水に浸かるのはひざ下だけなので、ここも水の抵抗を削ることに成功。オールを漕ぐ時も、上半身の位置が高いためやりやすくなってます。キャストもしやすくなるのでこれは大きなメリットです。
大規模なリザーバーやポンドで使用する場合、この移動スピードの速さと疲れにくさは大きなメリットです。向かい風でも驚くほどのスピード移動が可能ですよ。
デメリットとしては、重量がかさむことでしょうか。フレーム式のH型よりは軽いとはいえ、PVCクロス自体も結構重い素材なので、船体重量13kg。この他にタックルも運ぶとなると。。。。。。できるだけ入水ポイントに近い場所にクルマをもって行きたいところですね。
エントリーがしやすいH型なので、O型ほどシビアに入水ポイントを選ぶ必要はなさそうです。このデカイ船体が下ろせる場所なら、何とかなりそうですね。
¥54800
ZephyrBoat(ゼファーボート)ZEPHYR BOAT ZF-145H
こちらはゼファーボートのコンパクト(比較的)なH型。重量も10kg程度と幾分軽くなってます。それでも決して軽いほうではありませんが。
船体を短くしたことで、H型にしては小回りも利くし、それでいて安定性は高いです。船底のゴム製キールのためか、直進性もいいし、風に流されることも少ないです。
全長が短い分だけ、他のH型よりスピードは出ませんがオールを使えばかなりの高速移動も可能です。取り回しのよさを求めるならお勧めの1艇です。オール付きのフローターとしては価格も良心的に感じます。
¥52800
ZephyrBoat(ゼファーボート)ZEPHYR BOAT ZF-184H
アルミボート並みの安定性・移動能力を求めるなら、ゼファーボート最大の184Hがオススメ。ボートの代わりに使いたいなら満足感が高いモデルです。
全長が184cmもあるので、浮いてしまえば抜群の安定性を発揮します。前後に長いためランディングの時も、不安感が少ないです。横から見るとバナナボートみたいですけどね。
移動能力の高さも特筆物です。高い浮力と水の抵抗が少ないボディで、水面を滑走するような感覚で移動できます。これはもちろん、オール使用時のことですが、フィンでの移動でも結構軽快です。ちょっとした移動にはフィンで、大きく動く時はオールでと使い分けると快適ですよ。
シートポジションが高く、常時水に浸かるのはひざ下程度。体も冷えにくく、キャストもしやすいハイエンドフローターですね。
小さな野池では持て余すことがあるかもしれませんが、リザーバーなど大場所なら文句なしの1艇です。
ただし、入水ポイントまでの移動は覚悟が必要です。重量16kg+タックル。。。。。。。。。
¥59800
この他フローターならこちらにも
フィッシングギアならこちらもオススメ
アウトドア&フィッシング厳選サイト ウェブ館
ZEPHYR BOAT ZF-158VH
●全長:158cm
●全幅:114cm
●チューブ径:32cm
●気室数:チューブ本体2気室・高圧エアーチェアー1気室
●船内幅:50cm
●船体重量:13kg
●素材:PVC
●最大積載量:130kg
●付属品:高圧フットポンプ9HP・リペアキット・キャリーバッグフローター用
●セット内容:本体・高圧エアーチェア・サイドバッグ2個・アルミオール・ジョイント式ポール・フロントテーブル
●全長:158cm
●全幅:114cm
●チューブ径:32cm
●気室数:チューブ本体2気室・高圧エアーチェアー1気室
●船内幅:50cm
●船体重量:13kg
●素材:PVC
●最大積載量:130kg
●付属品:高圧フットポンプ9HP・リペアキット・キャリーバッグフローター用
●セット内容:本体・高圧エアーチェア・サイドバッグ2個・アルミオール・ジョイント式ポール・フロントテーブル
Posted by あごひげあざらし at 19:08
│バスフィッシング
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