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2017年07月21日
関東は水不足！荒川水系の取水制限がなんと２０％に
今年は水不足になるかも、なんてのんきな記事を書いたのが６月の半ば、１月ほど前のことです。あまりに雨が降らないもんで、水は大丈夫かなぁ、と。
結局その後も大して降ることもなく、本日から荒川水系のダムで２０％の取水制限が始まりました。豪雨被害の出ている地域もある中で心苦しい感もありますが、雨が降らないと困る関東地方です。
２０％取水制限というと、一般の家庭には影響は出ない数字ですね。ダムから浄水場や企業などへ送る水の量を制限するという意味です。ただ、これで雨が降らないとさらに取水制限が行われ、浄水場も水が足りなくなるので給水（配水）を制限します。
水圧を落として水が出にくくするのが第一段階。水圧が落ちるので２階や３階で特に水が出にくくなりますね。高台にある住宅も影響が大きいですよ。
それでも雨が降らなければ、時限断水が第二段階。一日のある時間帯だけ断水させて水を節約します。丸一日ではないとはいえ、水が全く出ない時間帯があるのは不便です。生活はもちろん、仕事に影響が出る人も多いですよね。雨が降らなければ断水する時間が長くなりますよ。
そして最終段階が完全断水です。全く水が出ません。これはかなり困った状態です。炊事洗濯はもちろん、トイレも使用できませんし風呂も入れません。完全断水となれば給水車などで水を配ることになりますが、量は限られるので無駄使いできませんよね。
キャンパーさんならポリタンクやウォータージャグといったアイテムをお持ちでしょう。クーラーボックスなども汲み置きに十分使用できますし。断水に備えて新たに購入する必要はないかもしれませんが、成人が一日に必要な飲み水は約３Ｌといわれます。４人家族だったら１日で１２Ｌほどの水を備蓄する必要がありますよ。
それ以外にトイレの排水や洗い物などで水を使うとしたら、どれほど必要でしょう。トイレの排水は風呂の残り湯などを利用するなどの工夫が必要ですね。水道の元栓を少し絞るのも効果がありますが、確実に出が悪くなるので水が溜まりにくくなります。なので水の代わりにストレスが溜まるかも。あまりオススメしません。
時限断水であれば水が出る時間帯に汲み置きしておくのがオススメです。その場合、こんなポンプがあると便利かも。
乾電池駆動も可能なシャワーポンプです。汲み置きの水で洗い物をしたり、手を洗ったりするのに便利ですよね。水圧に関しては全く期待できませんが、手元でオンオフできるスイッチも付いていて使い勝手はいいですよ。
このモデルの旧型を所有してますが、乾電池もそこそこ長持ちしますからランニングコストもリーズナブルです。
￥５６１０（税込）
断水となると給水車などが出動することもありますね。水をもらうために出かけますが、水って結構重いですよね。手にぶら下げてくるのは限りがあります。やはりキャリーカートなどがあると楽なんですよね。
時代はここまで来ましたよ。電動アシストつきのキャリーカートです。個人的にはまだ、用事はないですが高齢の方や障害のある方などにはニーズがあるでしょう。坂道の多いエリアにお住まいの人にも魅力的かも。もちろん、楽なのが好きという人にも。
最大積載重量が２０ｋｇというのがちょっと物足りませんが、水を運ぶならこのくらいでも十分かもしれません。
￥１６４８０（税込） ３０％割引
食器などの洗い物を減らすという手もあります。被災時に利用されるのがお皿にラップをかけて使用する、という手です。そうすることで食器を洗う必要がなくなるんですね。ラップを剥がして捨てるだけですから。もちろんこれは、断水したときの最終手段でもありますね。
荒川水系に対して、管理人の住む地域の利根川水系は雪解け水があった分だけ余裕があるようです。とはいえ、雨が降らなければ利根川水系も危ないですよね。。。。。
節水、大切です。
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