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2016年01月16日
阪神淡路大震災から２１年が経ちます
１９９５年１月１７日火曜日、午前５時４６分、明石海峡付近を震源として発生した大きな地震が「阪神・淡路大震災」と呼ばれる災害です。
震災の年から明日で２１年が経ち、徐々に震災の記憶が風化しつつあるように感じます。東日本大震災も今年で発生から５年程度なのに、被害のなかった方々からは現実味が薄れているように感じますから、２１年というのは忘れるには十分な時間なのかもしれません。
これは管理人の住む地域での話しですが、東日本大震災の発生後、約２年ほどは火災の発生率が大きく下がりました。あまり火事が起きなくなったんです。かなり極端に発生件数が少なくなりましたね。
ところが、一昨年の末くらいから火災の発生件数が徐々に増え、昨年末から今年にかけては５年前とあまり変わらないくらいまで増えた印象です。
火災と地震、関係ないように思えますが、「防災意識の高まり」という点では火災も地震も共通点があります。人は３年ほどで忘れることが多くなる、ということじゃないでしょうか。脳には嫌な記憶は忘れようとする安全装置があるそうですし、楽な方に流されやすいというのも確かです。
こんなことを書いている管理人自身もその傾向は十分ありますからね。備蓄品などのチェックはしているものの、補充を先延ばしにすることは少なくありません。補充する前に災害が発生したら物資が足りないんですけど。そう判っていても優先順位が上がらないんです。。。。。。。
とはいえ、震災は忘れてはいけないことですよね。地震大国といわれるほど地震が多く発生する日本に住んでいる限り、地震の恐ろしさは常に付いて回りますから。震災を教訓に備え続けることが大切なんだと思います。震災で失われた命を無駄にしない、という意義もあるんじゃないでしょうか。
なので、震災の発生した１月１７日や３月１１日、９月１日に備蓄品などのチェックをすると良いんじゃないかと思うわけです。我が家では３月１１日に行うようになりました。今年も３月１１日に非常持ち出し・非常食のチェックをする予定です。
今までもしつこいくらい、こういった記事を書いてきましたが、今年も書きます。最低限、これはあった方が良い、というグッズやアイテムです。
自宅に備えておくなら、灯りは大切ですよね。人間は暗闇では動きが取れなくなりますから。
乾電池式のランタンなら取り扱いも簡単だし、火を使用しないので安全性も高いです。１軒に１台といわず、複数台用意したいところですね。庫の２台セットはそういう意味では理想的です。価格もリーズナブルですしね。
備蓄品として保管する場合は、乾電池を抜いておくことをオススメします。液漏れなどの心配がありますからね。乾電池は定期的にチェック・交換してください。
空間全体を照らすならランタンが適していますが、遠くまで照らすのであればハンディライト、ヘッドライトが適してます。
このコールマンの２０１６年モデル、バッテリーロックライトはスグレモノですよ。乾電池を入れたままでも液漏れなどを起こさない工夫が施されてます。ロックモードにあわせておくと、電池の電極が接点に触れなくなるので余計な電気消費もなく液漏れもしない、というわけです。長期間保存する場合にこれはメリットですね。
防水のアルミボディで水濡れにも対応します。バッテリーロックフラッシュライト／４０はコンパクトなライトなので光量は多くないものの、実用性は十分ありますね。
ライトのサイズは５種類用意されてます。もっとも大きく明るいのがバッテリーロックフラッシュライト／６００で、こちらは単３乾電池６本で点灯します。
Coleman(コールマン) バッテリーロック ヘッドランプ／２００
Coleman(コールマン) バッテリーロック ヘッドランプ／１５０
作業用なら両手がフリーになるヘッドランプですね。こちらもバッテリーロックで電池を入れたまま保管が可能ですよ。明るさは２タイプ用意されてます。
日本はある意味すごい国で、震災発生後、数日で給水車などが派遣されます。そこまで備蓄の水分で凌ぐことができれば、あとはポリタンクなどで給水を受けることができますね。そのためにポリタンクなどが必要です。もちろん代用にウォータージャグやペットボトル、クーラーボックスなどを使用することも可能ですけどね。大きめのビニール袋があれば、ポリバケツなどでも水を運ぶことができますよ。
電気やガスといったライフラインが断たれた時、暖を取ったり湯沸しなどをする場合にカセットコンロは便利です。燃料のカセットガスも入手しやすいですしね。基本は屋内で使用することを想定しますが、このカセットフー ＢＯ－ＥＸは屋外でも使用できる風防を備えてます。防災・災害備蓄という点ではこの防風性はメリットですよ。湯沸しなどに必要なクッカーは家庭用のヤカンや鍋を使えばいいでしょう。
枕元に備えて欲しいのがこの鉄板入りスリッパ。地震で家具などが散乱した部屋では素足や靴下で歩くのは危険です。足の裏を傷めてしまうとその後の避難などに大きな影響が出てしまいますし、緊急時は適切な治療が受けられる保障もありません。怪我を未然に防ぐことが大切ですね。このスリッパこそ、阪神淡路大震災を教訓に生まれたものです。鉄板入りなので、釘やガラスを踏み抜くことがなく安全に避難することが可能になりますよ。枕元に置いておけば就寝中でもすぐ取り出せます。これで靴のある玄関までたどり着ければ避難できますしね。
こちらは鉄板入りのインソール。瓦礫の散乱した場所では何が落ちているかわかりません。インソールに鉄板入りを敷いておけば踏み抜きを防止できますよ。これ、管理人は消防団活動用の長靴に入れてます。
地震で避難する場合に気をつけなくてはいけないのが余震ですね。頭上からの落下物もありえます。カバンでも書類でもいいので頭を保護するようにしないといけません。このような安全キャップも自宅に人数分揃えていたいところですが、代用品でも良いんです。ヘルメットはスクーター用や自転車用でも、野球用でも、ドカヘルでもいいので、落下物から頭を守りましょう。頭は致命傷になってしまう可能性が高いですからね。
意外と最近、持ち歩く方が少なくなってるライター。でも災害時には結構ニーズのあるアイテムでもあります。そんなわけで、非喫煙者の方も非常持ち出しなどに１つ、入れておくといいと思います。
災害時の情報収集、ネットでも可能な場合もありますが、電源を喪失したようなエリアでは携帯がつながらないこともありえます。また通信手段として携帯やスマホの電池は温存したいので、こういった手回し充電のラジオがあると頼りになりますよ。こちらのモデルはソーラーパネルも搭載、スマホの充電にも対応しています。上方から孤立するのは怖いですからね。
このほか、何かと使えるのがキッチンで使用されるポリラップ。お皿をラップで包んでから食べ物を盛れば皿を洗う必要がなくなります。災害時、水は貴重品ですからね。衛生も保てますよ。
体調管理にマスクも効果的です。ホコリや雑菌が多くなる可能性が高いので、マスクは多めにストックしておきたいところですね。
手ぬぐいも重宝するといわれてます。細かく裂いてひも状にすることもできますし、止血にも使えます。タオルよりもマルチに使えるので、一度洗って吸水するようになっている手ぬぐいを何本か持っていると良いですよ。
そのほかには、ご自分や家族のニーズに合わせてチョイスしてください。健康状態だったり、住環境だったり、年齢層だったりと異なりますからね。
Posted by あごひげあざらし at 23:01
│地震・災害対策など
