2012年10月30日
IOSファクトリーのリールオイル、取り扱い開始です!
高性能リールオイルとして定評のあるIOSファクトリー製品、ナチュラムさんで取り扱いが始まりましたね。
正直なところ、管理人は使用したことがないんですが、管釣りでの使用率も高く、タックルボックスにステッカーを貼っている人もちらほら見かけます。一度使ってみたい、と思っていたオイル、ポイント併用で安く購入できるようになったのは魅力です。
IOS ファクトリー(IOS FACTORY)IOS-01PRO
リールも機械である以上、金属同士の接触面が存在します。だから注油は必須の作業ですよね。
リールは精密機械で、極小のベアリングが入っていたり、回転軸があったり。どちらも接点があるので、接点のオイル切れは焼き付きの原因になったり、摩耗・摩滅の元にもなります。
購入時にはメーカー純正のオイル・グリスが封入されていますが、使用するうちに接点の油膜が切れたり、オイルが参加して性能を落としてしまうようになります。それでもそのまま使い続けると、魔滅や摩耗が進んでしまい、パーツ交換が必要なほどのダメージを受けてしまいますよ。もちろんしっかり注油していてもハードに使えば摩耗していきますけどね。
愛用のリールを長期間調子よく使用するなら、注油は必須なんですね。
IOSのリールオイルは、メーカー純正系のオイルとは全く違うものだそうです。非ニュートン系と言われるそうですが。詳しいことはよくわかりませんが、回転数が高まると飛んでしまう普通の潤滑剤と違い、逆に絡みつくように油膜が広がるそうです。油膜が切れなければフリクションも少なくなり、常に軽快なフィーリングが得られますね。
年々高回転化して飛距離アップが図られるベイトリールのシャフトやベアリングに最適とされるのはそのためでしょう。
また揮発性が低く、粘度も安定しているそうなので、炎天下から氷点下までしっかり潤滑するしますし、オイルの効果も長期間持続しますね。
管理人の場合、冬の管理釣り場で使いたいオイルですね。通常のオイルだと氷点下に落ちるようなところではリトリーブが重くなったり渋くなったりすることがあります。これは油膜切れじゃなく、オイル粘度の変化ですね。オイル・グリスはしっかり入れてますから。
リーリングで実感する部分だけでなく、ラインローラーなどのベアリングも動きが渋くなっている可能性もあります。ライトラインを使用する管理釣り場ではラインローラーも重要なパーツですからね。
前置きが長くなりましたが、このIOSー01は管釣りで使用される方が多いと聞きます。リールのフィーリングが激変した(いい意味で)、という話も聞くのでぜひ使ってみたかったんですよね。
IOSー01PROはベアリングやシャフト部など、「オイル」が指定される場所へ使用できますが、使う前には各パーツの洗浄が必要ですね。オイルは混ぜない、というのが基本です。IOS以外のオイルを使用しているパーツは洗浄してオイルを落としてから使用しないといけませんね。
¥3150
IOS ファクトリー(IOS FACTORY)IOS-02PRO
IOS01より少し粘度を高めたオイルがこのIOSー02ですね。オイルとグリスの中間のような特性のようです。
グリスではちょっと硬すぎる、というようなパーツに使用するオイルです。
例えば、金属ブッシュの潤滑とかクリアランスの大きめなオールドリールなどでしょうか。磨滅の進んだベアリングにもいいようです。
また大きな負荷のかかるヘビータックルならスプールシャフトにこの02を使用するのもいいようです。
ドライブギアなどにはもちろん使用しないでくださいね、そちらは「グリス」です。
¥3150
IOS ファクトリー(IOS FACTORY)GEAR GREASE (ギア グリス)
リトリーブフィーリングに直結するのはこちらのギアグリスでしょう。
ただ、ギアへのグリス塗布は「リールの分解整備」が前提です。元々のグリスをしっかり除去したあと適正な量を塗布しないといけません。このあたりは知識とスキルが要求されますね。管理人は分解整備はしますが所詮素人。本当に適正な量を入れているか、と聞かれたら「わかりません」と答えるでしょう。
なので使用するにはハードルは高いですが、低温から高温まで安定していると言われるIOSのグリス。使ってみたいですね。
樹脂やゴムパーツへの攻撃性も低いそうなので、リールの寿命を伸ばせるグリスでもありますね。ソルト・フレッシュどちらにも対応しますよ。
¥3150
IOS ファクトリー(IOS FACTORY)パーツクリーナー escape (エスケープ)
オイル・グリスの塗布前に欠かせないパーツ洗浄。こちらはIOSのパーツクリーナーです。
管理人は車用のパーツクリーナーを使ってしまってますが、車用のパーツクリーナーには溶剤なども含まれます。これが樹脂パーツやゴムパーツへダメージを与えてしまうことがあるので、極力樹脂パーツを外して、外せない場合は掛からないように気をつけて使用してます。
このIOSのパーツクリーナーは非溶剤系のクリーナーなのでそういった心配が少ないですね。またスプレータイプではなく液体タイプなので、細かなパーツを浸け置きしておく際はこの方が使いやすいですね。ムダも出ませんし。
¥2100
IOS ファクトリー(IOS FACTORY)Drag Grease 「sirokuma」(ドラグ グリス しろくま)
スピニングリールのドラグに使用するのがこのドラググリスしろくま。ドラグ専用なのでほかには使用できませんから、使用頻度は低いかもしれませんが、管理釣り場では効果が高いと言われます。
通常のドラググリスよりも粘度が高く、滑り出しの良さを追求したんではないそうです。ユルユルのドラグでも適度なテンションを確保でき、遠いポイントでヒットしてもフッキングパワーを伝えられる、というのがコンセプトのようですね。
とはいえ、全く滑り出さないわけじゃなく、ノーマルよりも食い付きの良いドラグに仕上がる、ということのようです。
ライトラインを使用する管理釣り場はもちろん、バスのフィネスリグ、ライトソルトルアーなどに最適ですね。
¥3150
現在ダイワ純正のリールオイル&スプレーグリス、モリブデングリスを使用している管理人。一度1台のオイル・グリスをIOSのものに入れ替えてみたいな、と思ってます。
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Posted by あごひげあざらし at 14:13
│リールチューン
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