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2015年07月05日
４シーズンシュラフ！ナンガ×ナチュラム！
ちょっと前からナチュラムさんのブログで出ていたシュラフが販売となりましたね。ナンガさんとのコラボで生まれた４シーズンシュラフです。
シュラフは使用する温度帯に合わせて、サマーシュラフ、３シーズンシュラフ、ウィンターシュラフと使い分けることが多いです。さもなければブランケットやシュラフカバー、インナーシーツなどを組みわせて温度に対応させる感じですね。
で、この４シーズンシュラフは１つで春・夏・秋・冬に対応できるという欲張りモデルです。実際のところ、使用したわけじゃありませんから本当の暖かさはわかりませんが、スペックをみると通年使用もできそうですよ。
スクエアな形状のシュラフですね。マミーバッグに比べると、足元の圧迫感がなくシュラフに不慣れな人でも眠りやすいでしょうね。その半面、足元に空間ができてしまうので、その分保温性は落ちる可能性はあります。
封筒型シュラフと異なりフードがあるため、冬季のキャンプでも頭まで覆うことでヒートロスを防ぐことが可能です。
本体に着脱式のインナーが付属する、というスタイルの４シーズンシュラフ。なので、気温に合わせてインナーを着脱したり、インナーだけで使用したりすることで通年対応になる、というアイデアです。インナーだけでも封筒型シュラフとしての使用が可能ですからね。
インナーには化繊中綿が採用されてます。ダウンに比べると収納サイズや重量の面で劣ってしまいますが、コストパフォーマンスの高さとメンテナンス性の高さで勝るのが化繊中綿。特に夏場に使用すると汗をかくので洗濯しやすい素材なのは助かりますよね。中綿３００ｇはサマーシュラフとしては平均的なものだと思います。
そして本体。こちらは背中側に化繊中綿のシュレーブを。そして上面（腹側）にホワイトダックダウンを使用してますね。ダウンは軽量でコンパクトに圧縮できるのでシュラフに適した素材です。その半面、天然素材なので価格も割高になりますし、湿気に弱いという弱点も持ち合わせてます。
背中側は体重でつぶされてデッドエアを含みにくくなりがち。そういう意味では背中側は化繊中綿の方が保温性やクッション性のメリットがありますね。
就寝時に潰されにくい上面には保温性が高く軽量なダウンを使用しているので、軽い寝心地になりますね。
で、このインナーと本体はファスナーで連結可能。組み合わせればウィンターシュラフと呼べるだけの保温性を確保できる、というわけです。
ファスナーも大きくＬ字状に開閉するため、足元を外に出して温度調整することも可能。場合によってはイスに座った状態でも使用可能ですね。
当初はオールダウンで軽量コンパクトに仕上げるコンセプトだったようですが、価格などの条件も合わせて化繊中綿とダウンを使い分ける形になってます。若干収納サイズは大きくなっているのかもしれませんが、３シーズンシュラフと思えば特に大きいわけでもありません。十分実用的ですよね。
￥３２１８４（税込）
もちろん、複数のシュラフを使い分けるスタイルももちろんオススメ。お好みでチョイスしてください。
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