クーラーボックスを一歩進めて冷蔵庫?!
これからもっと暑くなると、必需品となるのがクーラーボックスですね。食材や飲み物の保管には欠かせません。
食材となれば、傷まないようある程度温度を下げておく必要がありますからね。
管理人ももちろんクーラーボックスは使用しているんですが、クーラーボックスには「保冷材」となるものが欠かせませんよね。
保冷材や氷がなければ、クーラーボックスはただの箱と化してしまいます。キャンプや釣りではいつもクーラーボックスのお世話になるんですが、数年前から管理人の家では車中泊限定で冷蔵庫を使用してます。
冷蔵庫と言っても、キャンカーで使用するような本格的なものじゃありませんけどね。
コールマンのロードトリップ16(だったかな?)という簡易な温冷蔵庫です。
16Lのハンディクーラーボックスのフタ部分に冷却装置が付いてます。ペルチェ式という省電力(らしい)の冷却装置です。冷媒ガスなどは使用せず、熱交換器となるアルミフィンとファンで冷やすんですね。冷却装置を裏側から見ると、
こんな感じ。ファンでクーラーボックス内の空気を吸い上げて、外気導入する部分に冷却用のフィンが付いてるわけです。ファンで外気を取り入れているんじゃなくて、排出していることに最初はちょっと驚いたんですけどね。
だって、温風が常に出てくるんですよ、ファンのところから。てっきりここから空気を取り入れていると思ってたんで驚きでした。
そうれはさておき、この冷蔵庫、温めることもできます。温蔵庫としても使えるんですね。切り替えはスイッチなどを使うんじゃなくて、DCソケットから来るコードを差し替えて、プラスとマイナスを逆にするだけ、というシンプルな構造です。もっとも、温蔵庫としてはほとんど使ったことがないので、性能などはコメントできませんけどね。
じゃあ、肝心の冷蔵庫としての性能はどうよ?
。。。。。。。大したことはありません。。。。。。。。
もちろん、冷えますよ。でもファンのサイズからも解るとおり、それほど高い冷却能力は持ってません。なので常温から冷やそうとするとこの16Lのボックスの温度を下げるまで結構な時間が掛かってしまいます。
結局、保冷材と併用した方がしっかり冷えてくれるわけで。それに別な意味でも保冷材は欠かせないし(後述します)。
車中泊の場合では、自宅を出る時に凍らせた500mlペットボトル1本を入れます。これが保冷材となってくれるので、ボックス内の温度を下げます。そして電源を入れればOK。長時間の保冷が可能になるんですね。ただのクーラーボックスに比べたら冷えますね。ドンドン温度が下がっていきますから。
一度試しに温度測定機能付きのプロトレックを一緒に入れてみたところ、外気温30度オーバーの車の中にある冷蔵庫内の温度は7度くらいをキープできました。車ベースで遊ぶ場合、結構重宝しますね。
欠点としては、エンジンを切った状態では動かないということでしょうか。シガレットプラグから電源を取っているので、エンジンオフでは通電しないんですよ。
ということは、長時間駐車した場合、頼りは保冷材となるわけです。なので、絶対欠かせない、っと。
クーラーボックス自体も、断熱用のウレタンが入っていないようなポコポコ凹む状態ですからね。
はっきりいって、冷蔵庫とまではいえない気もしますが。。。。。。。簡易冷蔵庫ですね。
基本DC12Vで使用するモデルですが、ACアダプターを使用すれば100Vでも使用可能です。でもちょっと値が張るので、費用対効果を考えると購入には踏み切れません。
まあ、一般的なコンパクトなクーラーボックスに比べたら、自分で冷やせるだけ、保冷効果は高いので、車ベースで出かける車中泊には結構重宝する、ということですね。
このコールマンのモデルはすでに廃盤のようですが、車載で使用できる冷蔵庫は他にもありますので、使ってみてはいかがでしょう。
OGUshow(オグショー)ドメティック ポータブル3WAY冷蔵庫
これはかなり本格的な「冷蔵庫」です。容量も33Lと大きいですし、冷却能力も大きいですね。キャンカーなどでも使用されているみたいです。
一番大きな特徴は、3Way、ということでしょう。DC12V・AC100Vはもちろん、カセットガスも熱源(燃料?)として使用可能です。電源のない場所でも使えるわけですね。
電源なしでもOKということは、車中泊でも良いんじゃないでしょうか。ず~っと冷やしておけますからね。しかも氷も作れちゃうほどですよ。
ちょっと大きいのと値段が高いことがクリアできれば、管理人も欲しいところなんですが。。。。。。。
¥73500
メルテックIS-401 保冷・保温庫
これ、コールマンのロードトリップと同じく「ペルチェ式」という冷却方式です。7Lとコンパクトな温・冷蔵庫。サブに使うにはちょうど良いんじゃないでしょうか。
おそらく冷却能力はそれほど高くないと思いますが、コールマンのロードトリップよりは冷却能力は高いでしょう。容量が小さいのに、冷却装置はこちらの方が大きいですからね。それに断熱フォームもしっかり入ってるようです。でもカタログデータの「保冷温度:最大約5℃(周囲温度25℃の場合、通電後約150~180分要)」を見ても、5度まで冷やすのに2時間以上、3時間くらい掛かっちゃうんですけど。下手すれば目的地に着いちゃいますよね。
なので、管理人のもの同様、保冷材を併用するのが良いでしょうね。容量が小さい分、保冷材も小さいもので十分冷えると思いますよ。
管理人のコールマンと違い、温・冷の切り替えはスイッチで切り替えるようになってます。
¥13230
メルテックIS-403 保冷・保温庫 「イルファ」
同じくメルテックのペルチェ式温・冷蔵庫、サイズは約14Lのモデルです。それでも500mlペットボトルがやっと立てて入れられるくらいのサイズです。日帰りにはもちろん十分でしょうし、車中泊でも使い方次第でかなり使える温冷蔵庫です。
冷却能力も上の7Lモデルに比べると格段に高くなってますね。カタログスペックで「保冷温度:最大約5℃(周囲温度30℃の場合、通電後約90分要)」と、1時間半でしっかり冷却しますから。氷を入れたり、冷えた飲み物を入れればもっと早く温度が下がるでしょう。
冷却装置が大きくなる分、容量のわりにはちょっと大きく感じますけどね。
¥28350
車中泊など、車ベースのレジャーには冷蔵庫もありですよ。
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