コールマンの2009年ウィンターモデルとして登場したウィンターシュラフ、コルネット-10ですが、車中泊に使うにはかなり便利なシュラフなんですね。
もちろん車中泊限定ということじゃありませんが、ある機能があることで、狭い車の中でも便利に使用できるんです。それに、冬のスポーツ観戦なんかでも(見た目を気にしなければ)使えちゃいますよ。
Coleman(コールマン)コルネット/-10
シュラフとしては、ウィンターモデルのコルネット-10。使用下限温度はマイナス10度になってます。
この使用下限温度というのは、意外とあてにならないんですよね。メーカーによって基準も違うみたいだし、体感する寒さには個人差もありますからね。
国内メーカーのモンベルやナンガなどのウィンターシュラフは、この使用下限温度の基準が厳しいのか、表示されてる温度まで十分使えることが多いようです。特にダウンシュラフに関しては正確といわれてますね。
コールマンやロゴスのウィンターシュラフは逆に少し甘めの基準なのか、表示温度から1~2割差し引いて考えた方が無難なようです。もっとも人によって表示温度でも寒くなかった、という意見もあります。これは個人差だったり、寝るときの服装だったりといろいろな要素があるのでなんとも言えませんが。
どちらにしても寒くて寝られない、という状況を避けるために、どのメーカーの製品でも使用下限温度や快適使用温度から少し割り引いて考えるのが無難でしょう。
ということで、このコルネット-10、外気温が氷点下5くらいまでに下がるような場所でも何とかいけちゃう、というレベルだと思います。
話がそれましたが、このコルネット、車中泊で使うのがオススメです。その理由は、手足が出せる!ということ。
センターファスナーにダブルスライダーを使用しているため、足元側だけを開けることが可能です。シートに座った状態で寝る場合でも、足元を開けることでシュラフのツッパリ感がなくなるし、靴を履いたままでも使用できちゃいます。
フルフラットにできない車で使用する場合はもちろん、ミニバンでも荷物や就寝人数によっては運転席や助手席で座ったまま、ということもありますからね。仮眠程度ならそれでも十分ですし。
さらに、もう一つの機能は、腕を出せるということ。これは他のメーカーでも同様のモデルがありますけど、結構便利な装備なんです。
サイドにあるファスナーを開けることで、アームホールができるので、そこから両腕を出せます。シュラフに入った後で何かをしなければいけないような場合でも、腕を出すことでシュラフに入ったまま横着ができますね。車内灯を点けたり消したりなんていうのも、腕を出すだけでOKです。
また、更なる横着としては、腕を脚を出してしまえば歩くことも可能です。足元のスライダーを膝上くらいまで開けてしまえば、普通に歩けます。そして腕を出してしまえば、シュラフに入ったままトイレにも行けちゃう!
暗い時ならフード付きのコートでも着ているのかな?程度にしか見えませんよ。これって便利かも。
シュラフの表地は、伸縮性のある素材と伸縮しない素材を組み合わせています。
肩から腕の部分と背面の頭から足元までが伸縮素材。伸縮することで動きやすくできてます。シュラフに入ったまま起き上がる時も背中が突っ張ることがないですね。使いやすそうです。
と持ち上げておいて、欠点も。やっぱり化繊中綿のウィンターモデルなので、収納サイズは大きめです。コールマンのタスマン-18よりは小さくなりますが、それでも約25×42cmというサイズは大きめに感じますね。やはり車ベースのアウトドア向きです。別途コンプレッションバッグを用意すればもう少し小さくなるでしょうが、ダウンシュラフほどは小さくなりません。用途に合えば、価格もリーズナブルなのでオススメですね。
定価¥10815のところ、¥9734 9%割引
deuter(ドイター)スターキャッチャー
腕が出せるシュラフとしてはこちらが先輩、ドイターのスターキャッチャーです。こちらもアームホールがあるので腕を出せるし、センターファスナーで足も出せます。こちらは-1度設定のスリーシーズンモデル。外気温が氷点下に下がらないような時期にオススメです。
定価¥12600のところ、¥8600 31%割引
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