以前、カムチェーンノイズ対策として
プッシュロッドヘッドなるパーツを交換しましたが、根本的な解決にはならず。このところ以前に増してノイズが大きくなっている、ような気がします。それを気にしているせいか、エンジンを回すのに心のストッパーが掛かってしまい、セカンド・サードで引っ張ることができません。
結果、信号ダッシュで2スト50ccのスクーターにもせっつかれる始末です。125ccのスクーターとは勝負になりません。
カムチェーンノイズの増大はいずれシリンダーを盛大に削り穴が開く危険もはらんでます。わずか15000km程度でそこまでいくことはない、とは思いますが20000km程度でかなりダメージを受けている車両もあるそうでなので油断できません。
ということで、ホンダ純正パーツを発注。
はたして管理人のスキルで交換できるのか、不安はありますが購入しちゃったし。もっともまだ足りないパーツもあるのでまだ作業には入れませんけどね。
とりあえず本日届いたのは上のパーツ。
カムチェーンガイドローラー、アームCOMP、ローラーカムテンショナー、ラバーマウンティングです。
カムチェーンガイドローラーは正規のやり方ではないものの、ヘッドカバーを外せば何とか交換できるようです。その際にヘッドカバーのラバーマウントも交換する予定なのでラバーマウンティングも購入。
でもこのカムチェーンガイドローラー、JA10ではなく現行のJA44用。サイズが大きくなり、材質も変更されたものです。JA10に使用できる、ようなので。自己責任ですけど。
アームCOMP、ローラーカムテンショナー交換は左クランクケースカバーを外す必要があります。これ、やったことないのでだいぶ自信はありません。でも作業の難易度はそれほど高くない、らしいので、やってみようかと。保険のためガスケットも用意したいところですが、まだ届きません。
こちらもJA44用で、これに交換すると先日交換したプッシュロッドヘッドもJA44用に交換するドミノが発生しますね。
JA10にJA44のパーツを入れるので、自己責任で行わないといけません。メーカーの保証はないですから。
パーツがそろい次第、時間を見つけてやってみます。
ところで、これらのパーツは中国製となってます。そのせいかどうかわかりませんが、ちょっとパーツの品質が落ちているような印象を受けました。
アームCOMPがそれです。金属板をプレスして作ったパーツだと思いますが、バリが気になります。プッシュロッドヘッドやローラーカムテンショナーと接触する部分にバリがあります。
どちらもゴム系素材のものと接触するのでバリがあると引っかかりや変形の可能性がありますよね。
ということで、800番と1200番のサンドペーパーでバリを落としておきました。爪で引っかかりを感じなくなる程度まで丸めておけばいいかな、と。
今から30年ほど前にカブのエンジンをいじった時に使用した純正部品ではこんなバリはなかったように思うんですけど。少なくとも気にならないレベルであったはずです。
中華ブとか劣化ブとか言われてしまうJA10ですが、現行のJA44も使用するパーツの多くは中国製になってます。組み立ては熊本ですけどね。パーツの精度は落ちているのかも。
そんなわけで、精神衛生のためにもバリは落としておきたい管理人でした。