エネループの充電式乾電池はすでに愛用している管理人。でもすでにエネループシリーズはさらに進歩、電動アシスト自転車にも進出してますね。
サンヨー(SANYO)エネループバイク CY-SPA226
今年から緩和された新基準で作られた新しい電動アシストサイクル、
エネループバイクです。新基準で作られているから、0~10km/hまでのアシストが旧基準のものより強くなってます。漕ぎ出しがさらに楽になった、ということですね。
旧基準では15km/hまでのアシスト比率は、人力1に対してアシスト1。1:1でした。これでもアシストなしの自転車に比べると数字上では半分の力でOKです。体感ではそれ以上に感じますけどね。すっごく楽です。ウチにある旧基準のヤマハ PASでも十分楽をさせてもらってますからね。
で、新基準はどうかというと、10km/hまでが人力1に対してアシスト2、1:2になりました。数字の上では旧基準の自転車のさらに半分の力で進めちゃうんです。これってどれくらい楽なんでしょうね。乗ってみたいものです。
誤解してはいけないのは、電動アシストサイクルは「速い」とは違うということ。決して最高速が出るわけじゃありません。同じ程度のギア比・タイヤサイズの自転車と比べても最高速がそれほど変わらないはずです。
ただ、加速はものすごく良いですけどね。時速24km/hまではアシストが続くので、そこまでの到達時間はかなり良いです。もちろん、全力で踏んだ場合の話ですが。軽く漕いでも一般的なシティサイクル(ママチャリ)より走りは軽快、少ない力で走れることが本来の考え方でしょう。
で、このエネループバイク、モーターのアシストが一般的なものとちょっと違います。一般的な電動アシストサイクルは、ペダルのクランクにモーターが搭載されていて、後輪に力を伝えます。だから後から押されるような加速をしますね。後輪に荷重をかけすぎていると、前輪がふらつくこともあるくらいです。リアキャリアに重いものを載せてるとかなり前が軽い印象になるんです。
エネループバイクは、クランクにセンサーだけを搭載して、モーターは前輪のハブに搭載してます。これによるメリットは大きく分けると2つあります。
1つは、前輪と後輪、両方が駆動輪になるので走行安定性が抜群によくなること。
クルマの駆動輪と同じ理屈ですね。後ろから押しながら前で引っ張るので、安定感が増します。年配の方や不慣れな方が一番危険なのが走り始めです。一番ふらつきやすい状況ですからね。それを前輪のモーターがアシストすることでふらつきを抑制できます。
リアキャリアに重い荷物を載せても前輪が不安定になりにくい自転車ですね。
もう1つは、アシストをキャンセルした時のペダルの重さです。電池切れ、もしくは節電のためにアシストをキャンセルすることがあります。そんな時、従来からあるクランク直結のモーターではどうしてもペダルが重くなりがち。自力でモーターも一緒に回してますからね。
エネループバイクでは、クランクにはセンサーがついているだけなのでペダルの重さが増えません。もちろん、前輪モーターの抵抗は加わるでしょうが、実感しにくくなりますね。普通の自転車と大差のないフィーリングになるでしょう。
前輪アシスト、良いんじゃないでしょうか。
そして新しいだけあって、回生充電システムも搭載してます。ブレーキングや下り坂でモーターが発電機の役割を果たして充電を補助します。あくまで補助なのでそれだけでフルチャージはできませんが節電にはなりますね。より遠くまで走れるというわけです。
車体価格も一昔前の電動アシストサイクルに比べたら、グッと安くなった上に高性能。エコという点では電池の充電があるので、アシストなしの自転車に劣るかもしれないけど、実用性はかなり高いのでママチャリとして正常進化しているのが電動アシスト自転車じゃないでしょうか。
正直なところ、管理人これ欲しいです。
定価¥129800のところ、¥124000 4%割引
グレードのバリエーション・タイヤサイズ・カラーなど豊富なので用途・体格・予算に合わせて選べるのも魅力ですね。最も安いグレードでは、
サンヨー(SANYO)エネループバイク CY-SPF226
定価¥86800のところ、¥84800 2%割引
ヤマハがPASで、サンヨーはSPAと覚えてください。
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