テントフロアを守る!グランドシートとインナーシート!

あごひげあざらし

2015年07月02日 23:02


まだまだ関東地方の梅雨明けは先のようです。早く明けてくれないかな、と思う反面、雨が少なすぎるのも影響が出てしまいます。梅雨前線で土砂災害となってしまっている地域もありますし、少雨で困っている地域もあるそうなので、ぜいたくは言えないんですけど。
また台風9号が発生して、これがまた嫌な進路をとりそうです。すでに豪雨で地盤が緩んでいるところでは被害が心配されますね。

この季節に限った話ではありませんが、キャンプで雨に降られるとやはりちょっとテンションが下がりませんか?特に小さなお子さん連れのファミリーキャンプだったりすると、外で思いっきり遊ばせてあげられないのはかわいそうですよね。

そして、ちょっと年季の入ったテントだったり、作りの粗いテントだったりするとテントフロアから浸水したり、ウォールから雨漏りしたりということもありえます。なので、しっかりメンテナンスするのと併せて、テントフロアを保護するためのグランドシート、インナーシートも必要なわけです。
グランドシートは地面からの水を防いだり泥汚れや硬い石などからテントフロアを守ります。インナーシートは地面からの湿気や冷たさを防ぐだけじゃなく、劣化やカビの原因となる人の足裏の皮脂などからもテントフロアを守りますよ。なので、グランドシートとインナーシートは必須なんです。

グランドシートはテントフロアサイズより少し小さめにできてます。テントフロアより大きいと、雨が降ったり夜露が降りたりしたとき、グランドシートの上に水がたまり、たまった水がテントフロアとの間に流れ込みます。そうするとテントフロアから浸水してしまいます。これ、新品のテントでも結露でフロアがびちょびちょになりますよ。なので、一回り小さめのグランドシート、となるわけです。時々ブルーシートなどを代用している人でテントフロアより大きいものを使っている場合がありますが、雨が降ると悲惨ですので、シートはへりを折りたたんで少し小さくして使いましょう。

グランドシートの素材も様々で、価格もピンからキリまで。もっとも安価なのはポリエチレンシート、俗に言うブルーシートと同じ材質(というか、色以外はほぼ同じ)のものですね。それ以外にはポリエステルなどにポリウレタンコーティングしたシートやPVC(ポリ塩化ビニール)などのものがあります。それぞれ一長一短ありますが、防水性の高い順ではPVC→ポリウレタンコーティング→ポリエチレン、価格の安さではポリエチレン→ポリウレタンコーティング≒PVCといった感じでしょうか。重量の重い順だとPVC→ポリウレタンコーティング→ポリエチレンとなると思います。ただ、製品によって厚みなども異なるので一概には言えませんけど。

ということで、長い前フリの後ですがご紹介します。

ロゴス(LOGOS) ぴったりグランドシート270

ナチュラムさんでも人気のロゴス ぴったりグランドシート、サイズバリエーションも豊富で、テントサイズに合ったものをチョイスできます。
素材はポリエチレン、ブルーシート系ですが、ちょっと厚みがあってその分耐久性はありますね。ポリエチレンクロスはやや劣化が早く、浸水しやすくなりますが、こちらのシートは厚みのおかげか、そこそこもちますよ。何となく表面にコーティングのようなものがある感じもするんですけど。
折りたためばコンパクトになり、重量も重くありません。価格もリーズナブルなのでコストパフォーマンスは高いといえます。ただ、PVCに比べるとやはり耐久性は落ちますね。使用頻度が高くない方なら気にならない点かもしれませんね。
¥1900(税込)


ロゴス(LOGOS) Tepeeグランドシート300

ロゴス(LOGOS) Tepeeグランドシート400

ロゴスの人気ワンポールテントシリーズ、ティピー用のグランドシートです。従来のような四角形のフロアと違い、6角形なので専用品が増える前は自作されてる方も少なくなかったんですよね。ピルツやティピーシリーズに寄ってグランドシートも選択肢が増えました。
素材はポリエチレンですが、表面にラミネート加工を施して防水性・耐久性を高めてます。軽くて薄くたためるメリットは変わりませんね。
300用は
定価¥4082(税込)のところ、¥3670(税込) 10%割引
400用は
定価¥5162(税込)のところ、¥4640(税込) 10%割引

ロゴス(LOGOS) プレミアムグランドシート・L

新しく登場したプレミアムグランドシートはポリエステルにPVCコーティングを施したものになりますね。防水性はもちろん耐久性もポリエチレンを大きくしのぎますよ。ただ、PVCは重量が重くなります。ギアの軽量化を優先する場合はお勧めしませんが、快適性重視ならオススメですね。
LサイズからWXLまで3サイズが用意されます。Lサイズなら
¥5724(税込)


Coleman(コールマン) マルチグランドシート/300

コールマンのグランドシートはテントフロアと同じ素材、ポリウレタンコーティングされたポリエステルです。PVCよりは軽量でコンパクトに折りたためますね。防水性ではPVCに劣るものの、透湿性もあるので結露はしにくいとされてます。
やはりコールマンのグランドシートはバリエーションが豊富です。ツーリングテントサイズから大型ファミリードームサイズまでそろってます。このバリエーションの多さが魅力ですね。この300cm四方のフロア用グランドシートは280cm四方で
定価¥6480(税込)のところ、¥5980(税込) 10%割引

Coleman(コールマン) マルチグランドシート/ティピ325

サブポールを採用して利便性を高めたコールマンのワンポールテント、ウィンズライトティピー325専用のグランドシートも用意されてます。
定価¥4320(税込)のところ、¥3888(税込) 10%割引

Coleman(コールマン) フットプリント/120

トレッキングテントのトレックドームカペラ用グランドシートは軽量な75DポリエステルタフタにPUコーティングを施してます。カペラ120用でも重量は240gと軽く仕上げてますよ。
¥3888(税込)


小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) PVCマルチシート 220×150用

小川キャンパル、現在はキャンパルジャパンが販売しています。従来と同じとはいかないのかもしれませんが、現在のところ安定供給されてますね。
小川は従来からPVCグランドシートでおなじみ。高い防水性と耐久性を備えたグランドシートです。ちょっと重さはありますが、それだけ長く使えると思えば納得でしょう。220×150cmサイズで
¥6156(税込)
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) PVCマルチシート 270×270用

ファミリーテントのスタンダードサイズともいえる270cm四方のPVCマルチシートは
¥10368(税込)
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) マルチシート270×270用

もちろん小川にもPVC以外のグランドシートもあります。ポリエステルにポリウレタンコーティングを施したグランドシートです。また、各テントサイズに合わせたグランドシートが多数リリースされてますよ。こちらのモデルは
¥9936(税込)

グランドシートはある意味、大は小を兼ねるといえます。ちょっと大きい場合はヘリなどを折りたたんでテントサイズに合わせちゃえばいいんですからね。多少、テント内で折り目が気になる場合もあるかもしれませんが、インナーシートやシュラフマットで解消しますからね。



ロゴス(LOGOS) Tepeeマット300

ロゴス(LOGOS) Tepeeマット400

ロゴスティピー用のインナーシートです。テントフロアの内側の汚れを防ぐ効果もありますし、多少のクッション性と断熱効果も持ってます。自宅でいえばカーペットのような存在ですね。
6角形のフロアに合わせたモデルなのでもちろんジャストサイズです。
300用は
定価¥7538(税込)のところ、¥6780(税込) 10%割引
400用は
定価¥10584(税込)のところ、¥9520(税込) 10%割引

Coleman(コールマン) テントインナーシート/300

コールマンのインナーシート。300cm四方、ポリウレタンフォーム入りで断熱性・クッション性を持ってます。若干重量はありますがこれがスタンダードとも言えますね。
定価¥9072(税込)のところ、¥5480(税込) 40%割引

テントフロアは意外と傷みやすい場所。テントを長持ちさせるためにもグランドシート・インナーシートはお忘れなく。

アウトドア用品ならこちらにも
アウトドア&フィッシング厳選ストア ウェブ館








関連記事