エステルライン、試してみる?ナチュラムさんから

あごひげあざらし

2015年06月13日 23:17


個人的にはちょっと使いにくかったので、一度使っただけでお蔵入りにしてしまったエステルライン。各方面でエステルラインの感度の良さが語られてますが、やはり使いやすいラインではないな、という印象なんです。エステルラインの特性に慣れればかなり強力な武器になる、とも言われてるんですけどね。管理人は釣りの腕もまぁ、そんなに、ですし、慣れる前に使うのやめちゃいましたから、本当の良さは理解できてないわけです。

エステルライン=ポリエステル系ラインということになりますね。もしかしたら、ポリエステルじゃないものもあるのかもしれませんが、管理人の認識はこれです。最新の素材のように思われてますが、確かハリス用に以前からエステルラインがあったと思いますね。もちろん道糸として使われてたものはなかったんだと思いますが、それはやっぱりライン特性からでしょう。

エステルライン、パンッとハリのあるのが特徴ですね。感度で言えばフロロカーボンの上、PEラインの下とされてます。確かにあれだけハリのあるラインならフロロ以上の感度になるでしょう。直線強度も高く、細く仕上げることも可能。また伸びもフロロカーボン以上に低伸度だそうです。掛けて釣るスタイルにぴったりな特性ですね。
そして比重はナイロンとフロロの中間程度だそうで。ボトムやディープを攻める場合はナイロンやPEより適していると言えますね。

とメリットを書きましたが、管理人が使わなくなった理由はデメリットを感じたからです。
まず硬いラインなので、スプールへの馴染みがよくありません。フロロカーボン以上に馴染みにくい感じですね。その分だけライントラブルのリスク(バックラッシュ、ぴょん吉)も持ってます。最初からそれを警戒して少なめに巻いてみたので、バックラッシュはありませんでしたが、気を使いますね。
そして低伸度で急激な衝撃にも強くありません。キャスト切れさせてしまいました。リーダーを組み合わせたほうがいいですね。
使い込んだわけではありませんが、紫外線劣化も激しいようで耐久性も劣るそうです。また耐摩擦強度もやや弱いそうですよ。

各方面で使用されている方のお話などを総合すると、使い込んで慣れたら、感度の良さを活かした戦略が展開できる、というラインのようですね。
管理人のように釣行回数が少なくなってきているオッサンアングラーは慣れる、というのが無理みたい。今まで通り使い慣れたナイロン、フロロ、PEを釣りに合わせてチョイスすることになるでしょう。

で、そんなエステルライン。ナチュラムさんからオリジナルのものがリリースされました。

ナチュラム オリジナル ポリエステルライン 150m

特性的に透明度は期待できないエステルライン。思い切ってブラックにしてしまえば、ナイトゲームにピッタリでしょうか。釣り人からも見えなくなっちゃいますが。。。。。。デイゲームでもリーダーを使用すれば問題ないですね。

強度などは使用していないのでわかりませんが、日本製ということである程度期待できると思います。平行巻きですがパッケージは思いっきりコストを抑えたシンプルな仕上がりですね。150m巻きで価格も控えめ、これからエステルラインを使用してみよう、という人にもオススメです。
0.2、0.3、0.4号のラインナップで
¥680(税込)

このほかのエステルラインは、

YGKよつあみ チェルム アンバーコードSG S-PETポリエステル 150m



TICT(ティクト) JOKER(ジョーカー)



ラインシステム 鯵ING PET 150m



TICT(ティクト) SHINOBI(シノビ) 200m



モーリス(MORRIS) バリバス アジングマスター 200m



モーリス(MORRIS) スーパートラウト エリア マスターリミテッド スーパーエステル 150m


感度と細番手を要求するアジングやエリアトラウトなどのフィッシングシーンでエステルラインのニーズが少なからずありますね。

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