東日本大震災発生から間もなく12年を迎えます。
10年ひと昔と言いますが、すでに干支が一回りしてしまうほど時間が経過したことで記憶が薄れることもあります。また震災発生後に生まれたお子さんも小学6年生になり徐々に震災を知らない子供たちが多くなってますね。
とはいえ昨今は世界中で地震を含めた災害が多発してますから、備えは重要ですよ。
例えば震災発生後に準備した保存食や非常持ち出し。
消費期限や使用期限が過ぎていたりしませんか?
いざという時に役に立たなければ意味がありませんから今一度、チェックをしてみてください。
東日本大震災以降、災害対策グッズ・防災グッズも格段に進化しているので新しいものへシフトさせるのにも良い時期かもしれませんね。
ここ12年で大幅に進化したものの一つがポータブル電源ですね。災害発生時の電源ダウンに備えることができます。
定期的に充電状況をチェックする必要はありますが、災害発生時に家電製品の使用やスマホ充電ができるメリットは大きいですよ。
ポータブル電源には容量のバリエーションがありますので必要に応じたサイズを選んでください。
少人数家族であれば小型タイプでも対応可能でしょうし人数が多ければ大型サイズをオススメします。
ソーラーパネルも発電能力が向上してますね。効率よく発電できるモジュールが登場しています。
こちらのソーラーパネルも最大100Wの出力を持つ高出力モデル。
ポータブル電源を太陽光で充電できるため使用時間を伸ばすことが可能ですよ。
保存食も進歩したものの一つです。従来よりバリエーションが増えていますね。
空腹を満たすだけの最低限の非常食から味も楽しめるものへとシフトしています。
被災時には味なんて言っていられない、というご意見もあるでしょうが食はエネルギー摂取の大元です。
しっかり食べられないと体力を消耗してしまいますし、被災時のストレスを軽減するという意味もありますよ。
火も水も使用せずに温かい食事を食べられるキットも登場しています。こちらは発熱剤を使用した非常食のセット。
気温の低い時期ではやはり温かい食事がありがたいですよね。
食べれば必然的に排泄が必要になります。排泄は被災時にも重要ですね。
避難場所の衛生状態を保つためにも簡易トイレは欠かせません。
既存の便器やポータブルトイレに被せて使用できるこちらの非常用トイレは排泄物を素早くゼリー状に固めるので臭いも出にくくなってますね。
除菌剤・消臭剤を混合することで菌の繁殖を抑え臭いも軽減します。
10年間保管できる50回分セットです。
大きな地震が発生すると室内のものが散乱し足を傷つけてしまう場合があります。災害時のケガは命に関わるほど危険です。
踏み抜き防止ソールのスリッパを枕元に置いたり普段使いすることで室内で足を傷つけるのを予防できますよ。
室内だけでなくいざという時はそのまま屋外に逃げることもできますね。
災害発生時の情報収集手段としてはラジオもスグレモノですね。スマホは電源喪失した場合中継アンテナも使用不能になり電波が入らなくなります。
ラジオなら被災していない地域の電波を受信できるので状況は把握がしやすいですよ。
手回し充電できるラジオはそういった意味でオススメです。
AM・FM受信が可能で防水・防塵ボディ、さらにLEDライトも備えた災害対策仕様のキュリオム手回し充電ラジオ。コンパクトで持ち運びもしやすいです。
入浴などが難しい被災時に重宝するのがウェットタオルなど。体を拭くだけでもすっきりしますし衛生状態を保つためにも効果的です。
こちらは消臭成分入りの大判ウェットタオル。90cm×30cmあるので体全体を拭くことができますよ。
災害発生時だけでなく介護や登山でも重宝するウェットタオルです。
5年間の長期保存が可能ですよ。
アルミ蒸着のエマージェンシーシートは体温保持に効果があります。気温の低い時は体に巻き付けて体温低下を防げます。
また防水性・遮光性も備えているこちらのヒートシートブランケットは防水シート代わりにしたり日差しを遮るためにも使用できますね。
季節を問わずに使用できる防災グッズです。
備えはここまでやれば万全、ということはありません。どんな災害が来るかわかりませんからね。
それでも最低限命を守るためのアイテムは用意しておくのに越したことはありませんよ。
震災発生日をチェックの日にすると忘れなくていいんじゃないでしょうか。