パパチャリ ボトムブラケットベアリング交換のつもりが。。。。

あごひげあざらし

2022年07月13日 07:32

先日タイヤ交換とホイールベアリングのグリスアップを終えたパパチャリ。
今度はボトムブラケットですね。
漕ぐたびにギャリギャリという嫌な音が出てます。

これはベアリングも傷んでしまったろうな、ということでカップアンドコーンの交換用パーツを発注しました。

これで交換できるのでバラしていきます。


まずはどこのご家庭にもある(?)コッタレスクランク抜きでクランクを外します。


両側のクランクを外したらまぁ、汚い。おそらくグリスはほとんど入ってない状態です。
入ってませんでしたね。ベアリングには劣化したグリスの残りカスが付いているだけでした。
画像は撮り忘れ。よくある話です。


シャフトを抜いたらパーツクリーナーで中を洗浄しておきましょう。ネジ山に異物が詰まっている場合もあるので念入りに。砂などが嚙んでるとワンが入っていきません。

で、今回ベアリング交換を、と思ったんですがベアリングの状態が思った以上に良かったんです。錆びもないし摩耗もほぼありませんでした。
そんなわけでグリスアップだけに留めます。購入したワンとベアリングはストックパーツに。

これは誤算というか思い込みで発注してしまったせいでしょう。
でも開けてみてベアリングが破損してれば交換パーツがないと困るわけで。一回で終わらせるなら仕方にないことでもあります。

シャフトはやや減ってたものの許容範囲と判断し交換はしません(交換用シャフトは在庫ありませんし)。


ワンとベアリングにはこれでもか!とグリスを塗り込みます。
カップアンドコーンはこのグリスだけで防水しているのでしっかり詰め込みます。いずれ抜けてしまうのですけど。
本当は1年に1回程度のグリスアップがいいそうなんですけどなかなかできませんね。

ベアリングだけでなくシャフトの表面やフレーム側にも薄くグリスを塗ります。これはさび止め。

今回はグリスにシマノのプレミアムグリスを奮発。というかウレアグリス、切らしてました。。。。。
高価なシマノのグリスだからってパパチャリでは違いなんて分かりません。ちょっともったいないです。


左右のクランクを取り付ける前にワンの玉押し調整をしてロックリングで固定。
ワンからグリスがはみ出してるくらいでちょうどいいかな。

その後ちょっと試乗してワンの玉押しの微調整を繰り返して終了です。
約1時間半で作業終了。素人作業ながらだいぶ早くなってきました。

ギャリギャリという異音はすっかりなくなりペダリングも気持ち軽くなりました。タイヤが地面に擦れる音以外はほぼ無音です。
タイヤ交換、前後ハブベアリンググリスアップ、BBグリスアップ、チェーン・ディレーラー注油と駆動系のリフレッシュでかなり乗り味が良くなったパパチャリ。
もうしばらく乗れそうです。






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