現在梅雨真っ只中の関東地方。
少し前の梅雨というと、ジメジメとくもりや雨の日が続く憂鬱なイメージでした。でも昨今の梅雨は降るときは豪雨、降り止めば真夏日というメリハリがある感じですね。
一気に降るので豪雨災害になりやすいようです。
そんなわけでこの季節も防災用品はしっかりチェックしておきたいところ。
で、昨年の台風で停電の大変さを見てしまったので万が一のバックアップ電源を用意する人も多くなってるそうです。
非常用の電源には充電池、いわゆるポータブル電源か、発電機を備えるのが一般的ですね。
どちらもメリット・デメリットがあるので、ニーズや考え方で選ぶことになります。
ポータブル電源はコンセントを差し込むだけで電化製品を使用できます。排気ガスも出ませんからクリーンで静かに使用できますね。リチウムバッテリーの進歩で大容量でもコンパクトになってきてますから、収納スペースもとりません。
その反面、充電しておかなければ機能しませんし、自然放電もあるので定期的な受電を要求してきます。また充電が切れてしまった場合、電源喪失していれば再充電は難しいですね。バッテリーの残量をチェックしながら使用する必要もあります。
バッテリーによって使用できる器具のワット数も制限されますよ。
発電機はガソリンの入手さえできれば長時間の使用が可能です。自宅に備蓄していなくてもガソリンスタンドで購入できたり、所有のスクーターやバイクなどのタンクから抜くこともできるでしょう。
発電機のサイズ次第で電力を多く消費する家電製品も使用可能です。コンパクトな発電機でも500~900Wクラスの家電までは使用できますね。発電機のサイズを上げればさらに電力消費の大きなものでも使用できます。
その代わり、エンジンを回すので排気ガスも出ますし騒音もそれなりに。換気の弱い屋内での使用は一酸化炭素中毒の危険があるので厳禁です。
バッテリーに比べると重量・サイズ共に大きいですね。収納スペースは圧迫します。
そしてエンジンものなので定期的にエンジンを掛けるというメンテナンスが必須。長期間始動しないでおくといざという時に使えません。オイル交換も時には必要ですよ。
そんなわけで、防災用に電源を確保する場合、ニーズに合ったものを選んでくださいね。
ナチュラムさんではついに発電機も取り扱うようになりました。ナカトミという日本メーカーの発電機です。このメーカー、時々テキ屋さんが使用してたりしますね。
ナカトミ インバーター発電機
ガソリンエンジンのインバーター発電機、
NIVG-900。直流・交流のコンセント付です。またUSBの出力もありますよ。
エンジン始動方法は慣れれば簡単、ガソリンコックを開いてエコモードをオフにしたらチョークを閉じてリコイルルターターを思いっきり引っ張るだけ。何度か使用してみれば困ることはないでしょう。
最大出力は9A、900Wまでとなってます。照明や電熱器も使用できます。突入電流の大きいモーターや水銀灯の場合は400Wまでです。直流で使用する場合はサーキットブレーカーをオンにして。12Vバッテリーの充電に使用できます(5Aまで)。
排気管(マフラー)の出口は熱くなりますのでご注意ください。
燃料満タン(1.8L)で約2時間の使用が可能ですよ。
本体サイズは45×26×38㎝、重量約13kgとなってます。
¥38998(税込) 2%割引
ナカトミ ガス式インバーター発電機
こちらはカセットガスを燃料にする発電機、
NIGG-600。出力は小さいですが、燃料は入手しやすく備蓄も容易なカセットガスです。もちろんカセットガスもあまり長期間の保存はオススメしませんが。缶が錆びたりすると危険ですからね。
始動方法はガソリン式とほぼ同じで、コックを開いてリコイルスターターを引っ張ります。燃料はガスですが、もちろんエンジン式なので排気ガスも出ますし熱も出ますよ。
最大出力は6Aで照明などは600Wまで、起動電力の大きいモーターを使用した器具は260Wまでとなります。こちらも直流・交流に対応しますね。
ガスは2本使用し、連続使用時間は約1時間半。本体サイズは47×27×39㎝、重量約14kgです。ガスカートリッジを使用するので本体サイズはやや大きくなりますね。
¥69799(税込)
こちらは最大2kwまで対応できる大型の発電機です。どちらもナカトミ製ですが、発売元が異なります。山善はキャンパーズコレクションをリリースしているメーカーですね。家庭用にはちょっと大きいですが、DIYや農作業などにも使える発電機です。
山善のEG-2060Dは
¥36855(税込) 7%割引
ナカトミのEG-2060Dは
¥39800(税込)
取り扱いのしやすさではポータブル電源、バッテリーに分がありますね。価格も発電機よりは手頃だったりしますよ。
富士倉(fujikura) 42000mAhモバイルバッテリー
富士倉の42000mAhモバイルバッテリー、
BA-155です。日本仕様設計なので電圧は100Vですね。
交流(AC)コンセントは2口、合計で100Wまでの家電製品が使用できますよ。またUSB出力も可能です。
照明器具やテレビなどは十分使用可能ですね。
本体サイズは幅:90× 奥行:195× 高さ:171mmとコンパクト、重量も約1.6kgと発電機よりも軽量です。また別売りのソーラーパネルでの充電も可能となってますよ。充電の条件は制限されますが、緊急時はあると頼りになりますね。
¥22778(税込)
メテックス(METEX) ACコンセント2個付 メガパワーバンク
メテックスの
EVERBright ACコンセント2個付 メガパワーバンクは24000mAhのポータブルバッテリー。
144×77×105mmの手のひらサイズで重量も約1kgと軽量コンパクト。80Wまでの家電を連続使用できます。スマホ充電やタブレット端末の充電などには十分な容量ですね。
こちらも別売りのソーラーパネルで充電できるようになってます。
¥23100(税込)
リンクスインターナショナル enerpad AC-80K
リンクスインターナショナルの大容量バッテリー、enerpad AC-80Kは80400mAhもの容量を誇ります。連続出力は200W、電熱系の家電製品も余裕で使用できますね。
ただしこちらはユニバーサル設計なので、電圧は120Vとなってます。接続機器はユニバーサルタイプのものに限定されます。または変換アダプターを使用して100Vに調整する必要がありますね。
本体サイズは257mm×161mm×50mm、重量は約1.8kgです。
¥45629(税込)
このほか、よりサイズの小さい54、40、27もありますよ。
ソーラー発電パネルもあわせてオススメしておきます。
電源喪失に備えるなら発電機、ポータブルバッテリーですね。