コールマンのポップアップ!クイックアップドームはどう?

あごひげあざらし

2019年01月16日 19:02


ナチュラムさんでケシュアのポップアップドームの販売がなくなり、寝泊りできるポップアップテントが少なくなってしまってから久しいですが、コールマンから寝泊りできるポップアップテントが登場してますね。それがクイックアップドームです。シングルサイズのクイックアップドーム/S+とダブルサイズのクイックアップドーム/W+が用意されてますよ。
ケシュアのポップアップテントとはちょっと異なるアプローチをしてますが、設営・撤収の素早さは魅力ですね。

Coleman(コールマン) クイックアップドーム/S+


Coleman(コールマン) クイックアップドーム/W+


ナチュラムさんユーザーではおなじみのケシュアと同じく円盤状に収納するポップアップテント。基本的には収納ケースから取り出してポンッと広げるだけで自立。あとはペグダウンと張り綱を取ることで設営が完了します。撤収も張り綱・ペグを外したら円形に折りたたむだけで終了です。
設営・撤収に時間をかけずに済むメリットは大きいですよね。

コールマンのポップアップテント、クイックアップドームも同様に収納ケースから取り出して立ち上げます。ただ、こちらはフライシートが別体式なので、購入時はインナーテントがポップアップで立ち上がった後にフライシートを掛ける必要がありますね。ただし一度設営したら、フライシートを外さずに折りたためば次回はフライシートが付いた状態で立ち上がりますよ。

インナーテントのフレーム形状はうお座型と呼ばれるタイプで、2本のメインポールがルーフトップの2箇所でクロスする構造ですね。テントの強度を出しやすいフレーム構造です。ただしポップアップテントの特性上、ポールはしなやかでよくしなるので風の影響は受けやすいでしょう。

フライシートには「ダークルーム(TM)テクノロジー」と呼ばれる加工を施したものが使用されてます。光の透過率が低く強い日差しを受けてもテント内に熱線が入りにくくなってますね。日中のテント内の温度上昇を軽減する効果と夜間にテント内に飛び込んでくる光の照射を和らげますよ。
就寝時に周囲が照明などで明るくてもテント内は一定の暗さを確保できますし、早朝から強い日差しを浴びる場合も暗さを保てます。
安眠しやすいテントに仕上がるわけです。
フライシートは耐水圧3000mmとコールマンのツーリングドームと同等なのもいいですね。多少の雨も気になりません。

とはいえ、暗くない方がいい場合もありますね。インナーマットやシュラフを広げたりするときは明るい方が助かります。そんなときはルーフトップにあるクリアルーフウィンドウを開ければテント内に光が入りますよ。こちらはテント内から開閉可能ですから使いやすいですね。

遮光してもこもってしまう湿気もベンチレーションを使用すれば軽減させられます。左右のサイドウォールに開閉式のメッシュウィンドウ、テント後方にも開閉式のフライトップベンチレーション、さらにフロントドアにもハーフメッシュパネルを採用。これらを調整することで通気性が確保できますね。それぞれテント内から開閉できるから調節も容易です。
そのほかに電源引き込み口やランタンハンガーも用意されてます。

シングルサイズのS+はインナー入り口側の幅が120cm、後方が80cm、長さ210cmの台形フロア。高さが最大で100cmとなってます。決して広くはありませんが、ちょっとした前室もあるのでギアの収納などに困ることは少ないでしょう。
ダブルサイズのW+はインナー入り口側が180cm、後方が110cm、長さ210cmです。高さは110cmですね。こちらも前室スペースが確保されるので2人で使用することも十分可能です。

ケシュアに比べるとやや価格は高いかもしれませんが、こちらもコストパフォーマンスに優れた幕体です。サブ用に用意したり、カンガルースタイルのインナーなどにも重宝しそうですよ。

シングルサイズのS+
¥10778(税込)
ダブルサイズのW+
¥15984(税込)

テントを使ったことがない、設営撤収は早い方がいい、そんなニーズに応えてくれるポップアップテントです。また見た目もポップアップテントっぽくなくて格好いいなぁ、と思うのは管理人だけじゃないはずです。








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