マダ二被害!でもどうすればいい?
マダニに噛まれたことによる感染症で亡くなった方、という報道が出てます。
日本中に生息すると言われるマダニ、大きさは3~4mm程度なのでなかなか気が付きにくいですよね。でも血を吸うと1cmほどの大きさにまで膨らむそうですよ。
この感染症、ウィルスによる感染症だそうなので、ウィルスを持たないマダニであれば感染しません。噛まれたからといってすべて感染するわけじゃないんですね。噛まれてもその後、問題なく生活している人の方が多いんですから。
管理人自身は噛まれたことはないけど、友人はやられた経験ありです。那須のキャンプ場から帰宅したら、へその近くに噛み付いてたそうです。もちろんキャンプ場でやられたのか、山歩きでやられたのかはわからないと言ってました。痛みもなく、ただ何か付いてるな、程度にしか思わなかったそうですが、奥さんに見てもらったら「足がある!」ってことでダニと判明。
友人はダニの対処に知識があったため、その日は何もせず翌日皮膚科を受診して取り除いてもらったとのこと。無理に引っこ抜いたりしようとしちゃいけないんですね。
管理人だったら間違いなく、引っこ抜こうとしたでしょうね。そうすると、皮膚の中にマダニの牙(顎)や頭部が残ってしまい、化膿したりするそうです。最悪、皮膚の切除手術が必要になることもあるそうですよ。
マダニに噛まれていたら、そのまま皮膚科に直行が正解だそうです。
マダニは吸血口という牙のようなものを皮膚に突き立てて血を吸います。お腹がいっぱいになるまで振り落とされないように深く刺すんですね。だから簡単には抜けないし、抜こうとしてダニを潰してしまうとさらに除去が難しくなるそうです。結構長時間くっついているんですね。友人が翌日皮膚科に行った時にはまだ吸い付いてたそうですから。
一部では「タバコの火を近づける」とか、「アルコールをかける」とか、「キンチョールをダニに塗る」とかいう話も出てますが、タバコが効くのはヤマビル、ですね。マダニに対する効果のほどはわかりません。迷信か噂話に近いものかも。やらないほうが良さそうです。
ダニによる感染症があるのは知っていましたが、致死率も低くなかったんですね。約12%と言われてますから他人事じゃありません。キャンプや釣り、山歩きなどを楽しむ方、農作業等で野山に入る人。意外と身近な危険生物だったわけです。
ダニに噛まれたと認識したら、皮膚科を受診して抗生物質などを処方してもらいましょう。
でもできれば被害には遭いたくないですよね。ダニに対する完璧な防御法というのは実はないそうです。3~4mmのダニは衣服の隙間から用意に入ってきますからね。野山に入らないなら確率はぐっと低くなるでしょうが、それは無理(管理人は)。
一応、ダニを含む吸血生物の一般的な防御方法としては、
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