停電・断水に備えて!身近なアイテムも活用しましょう

あごひげあざらし

2011年03月17日 16:29

現在も懸命の救出作業が行われる被災地ですが、比較的被害の少なかった関東地方でも地震の影響が出ています。
食品や飲料水、ガソリンといった品物が不足してきていますね。ガソリンに関しては現在は流通が悪くなっていますが、週明けには改善されるとの情報もありますので、余裕のある人はそれまで待つのも得策かもしれません。給油待ちでアイドリングすることでかえってガソリンを消費してしまう可能性もありますしね。
ただし、価格は上昇しそうな気配です。それは覚悟しないといけないでしょう。

食品については、保存性の高いものから品薄になってます。冷凍食品や主食の米やパンが少なくなってきています。ただ、こちらも改善される見込み、とされてますので無用な買いだめはしないほうがいいのかもしれません。

飲料水も飛ぶように売れましたね。現在、ミネラルウォーターはなかなか買えない状態です。今後の断水などに備えるということで殺到してしまったんでしょう。集合住宅などのくみ上げ式タンクでは断水になるし、戸建住宅でも浄水場が機能しなければ断水ですからね。また、被災地向けにも出荷されているので一時的な品薄になっているんでしょうね。

ただ、現在断水しているエリアを除けば水道水を保存することで対応が可能です。水道水には微量の塩素が含まれますので数日間であれば傷むことなく保存できますからね。井戸水の場合は塩素分が入ってませんので保存に向きません。煮沸したものを1~2日で入れ替えるようにすれば大丈夫なようですが、オススメはできません。

保存する容器は、持ち運びや強度を考えればポリタンクが理想ですが、現在ポリタンクは品薄です。ナチュラムさんでも現在品薄ですね。下の検索リンクから探せますが、入荷は不安定です。
水筒&ボトル&ポリタンク

被災地向けにも出荷されてますし、仕方ありませんね。そして現実的なところでは1.5~2Lのペットボトルを使用することになるでしょう。
管理人はこんな感じでペットボトルに水を入れてます。

段ボール箱に2Lペットボトル6本と0.9Lペットボトルを一まとめに。持ち運びしやすいよう、ベルトで固定しています。これなら底が抜けることも少なく、移動もしやすいですよ。ただ、強度を考えてダンボールの底にはベニヤ板を入れてます。

ペットボトルを保存容器にする場合、気をつけたほうがいいのはボトルの洗浄です。一応使いまわしになるので汚れや雑菌があると腐食しますからね。
まずはしっかりと水で洗います。汚れがひどいものは最初から使用しない方がいいですね。
そして、容器内に除菌アルコールスプレーを吹いて容器内全体に満遍なく行きわたらせます。そして容器を逆さまにして乾かしてから使用しましょう。気になるようなら水を注ぐ前にもう一度水洗いするといいですね。
また、注ぎ口とキャップはアルコールなどを含ませたコットンなどで拭くといいですよ。管理人が使用しているのはこちらです。

ペットボトルに水を入れる場合は、できるだけ気泡が入らないよう、口いっぱいまで入れてください。容器内に空気が残ると腐る原因になりやすいですからね。一度満水にしたらペットボトルを軽く叩いて残留した空気を抜いて、確実に満水にしましょう。
これで3日くらいは保存できると思います。週に2回水を入れ替えれば大丈夫だと思います。実際、1週間前の水を飲んでみましたが、大丈夫でしたよ。ただしこれは絶対に保証できる、というものではないので、気になる方はもう少し短いサイクルで入れ替えてください。


東電が発表した「計画停電」。ちょっとわかりにくく、いつ停電するのかよくわからないんですが、それに備えて懐中電灯やランタン、乾電池などが品薄ですね。
こちらもナチュラムさんでも品薄。一応下の検索リンクから探せますけど。。。。。。
ランタン&ライト

乾電池の代用品は思い浮かびませんが、灯りとなればろうそくなども候補になると思います。でもろうそくは十分取り扱いに気をつけてください。むき出しの炎ですから、倒してしまったりすると火災になる可能性もありますよ。

管理人は懐中電灯とランタンを準備してますが、懐中電灯だけ、という方も多いと思います。懐中電灯・ハンディライトは遠くを照らすためのアイテムですので、ランタンのように周囲を全体的に照らすというのは苦手です。
停電時に食事をしたり作業をしたりする場合はランタンが欲しくなりますよね。そこで、懐中電灯をランタンの代用にする方法を一つ。

まずは、半透明のプラスチック容器を用意してください。例えば下のような100均で購入した調味料用(?)ボトル。

この容器に懐中電灯などの点灯部分を容器内に向けて取り付けます。そうすると、

こんな感じで容器全体に光が回り、簡易なランタンのように使用できますよ。上から吊るして使用すれば食卓などを照らすのにちょうどいいです。

停電によってかなり不便は生じますが、アイデア次第で乗り切ることが可能です。いざとなれば不便を楽しむ、くらいの余裕を持って行動したいものですね。



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