2019年03月10日
レギュレーターストーブフュージョン発売延期で4月に!
3月1日発売予定だったSOTOのレギュレーターストーブフュージョン。どうやら発売が延期され、4月10日以降になったようですね。時々、SOTOの製品ではこういうこと、起きますね。エアスタもそうでした。
でも発売してから不具合やリコールで修理や回収をされるよりもユーザーにとっては良い話でしょう。メーカー側は大変でしょうけど。このフュージョン、個人的には気になっていた製品だけに、ちょっと残念です。
SOTO レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)
レギュレーターストーブ フュージョンは今やすっかり定番モデルとなったカセットガスを使用するシングルバーナー、レギュレーターストーブの分離バージョンですね。
とはいえ、レギュレーターストーブST-310をそのまま分離型にしたのではなく、バーナー部分はストームブレイカーのバーナーヘッドを応用したものになってますね。液燃対応のストームブレーカーとは異なりカセットガス専用なのでヒートパイプは省略されてますけど。
バーナーヘッドの形状はストームブレーカー同様、すり鉢状で小さな炎口が約300個並びます。この小さな炎口から短い炎が出るようになるため、レギュレーターストーブよりも耐風性が向上してるんですね。また火口とクッカーの距離を近くすることができるのも耐風性に効果があるようです。
ガスバーナーなので風防が不要とはいいませんが、風の影響を受けにくくしてます。
同じ燃料分離型のストームブレイカーやMUKAストーブとは異なり、レギュレーターストーブフュージョンでは4本爪のゴトクを採用しました。これはレギュレーターストーブと同様ですね。やはりクッカーの安定性という意味では4本爪の方が優れます。
しかもゴトク径なレギュレーターストーブの150mmに対してフュージョンでは165mmへ大型化され、ちょっと大き目のクッカーやフライパンも安心して載せられます。ダッチオーブンも載せられるそうなので、グループユースも可能ですね。分離型ならではでしょう。
分離型のメリットはカセットボンベが輻射熱の影響を受けにくいということ。クッカーの底に当たった炎の熱でボンベや燃料バルブ、点火ユニットなどが熱くなることがないんですね。燃料一体型のレギュレーターストーブなどでは輻射熱で燃料調整ノブが加熱されてちょっと不安になることがありますが、燃料調整ノブや点火ユニットがボンベ側にある分離型はその心配がありません。ゴトクを大型にすることができるのも分離型だからですね。
このタイプであれば鉄板を使用してソロ焼肉も安心してできるというわけです。
発売が待たれますが、後約1ヶ月ほど、お待ちください。
¥9720(税込)
それともう一つ、プリムスの2バーナー、オンジャもナチュラムさんに入荷予定のようですね。
PRIMUS(プリムス) オンジャ
シンプルで軽量な2バーナー、プリムス オンジャ。機能的な上に北欧スウェーデンメーカーらしく、スタイリッシュに仕上げてますね。実用性・機能性とデザインをうまく融合させるのは北欧メーカーならではでしょう。
他社の2バーナーのような大型の風防は備えていませんが、バーナーヘッドには直接風が当たらない程度の風防効果は持ってますよ。バーナーヘッドの前後に一体型のウィンドスクリーンが付いてます。風の強さによっては別途大型の風防などが必要になるかもしれませんが、コンパクトなので風の当たらない場所へバーナーを移動させちゃうこともできるでしょう。
収納時にはショルダーベルトを取り付けて肩掛けにすることもできます。このベルトの作りなどがちょっとおしゃれかも。
収納時にバーナーヘッドをカバーするためのウッドボードもしゃれてますし、これは鍋敷きとしても使用できるようになってます。
金属と樹脂だけでできた2バーナーが多い中、布製のショルダーベルトや木製のボードを使うのは北欧デザインならでは(しつこい?)でしょう。なんとなく温かみを感じる2バーナーです。
火力は3500Kcalと他社製の2バーナーに劣りません。それでいて収納サイズは小さく、重量も3kg程度と軽量ですよ。ファミリーキャンプのギアをコンパクト化させたい、そんなニーズにも応えてくれます。こちらも気になりますね。
¥22680(税込)
SOTOにはレギュレーターストーブ フュージョンST-330ではなく、ロングセラーの分離型シングルバーナーST-301もあります。ロングセラーだけあってよくできてますよ。
SOTO シングルバーナー ST-301
若干型は古くなりましたが、今でも人気です。最大火力3200Kcalと高火力、またゴトクは3本爪ながら直径200mmと大型で直径25cmの鍋まで対応。低重心でゴトクも丈夫なのでダッチオーブンも使用できますね。
低温時の安定性や耐風性ではレギュレーターストーブ フュージョンに劣るかもしれませんが、温暖な時期での使用なら火力で勝ります。
欠点というと、点火ユニットは輻射熱の影響を受けやすいことでしょうか。時々点火不良のものを見かけます。これは割り切ってライターなどで点火すれば問題ないですけど。それとスタビライザーやゴトクのゴム製ベースを紛失しやすい。これはメーカーでアフターパーツを購入可能ですし、なくても何とかなるんですけどね。ゴトクのほうはシリコンチューブなどで自作されることも可能でしょう。
バーナーヘッドも大きくゴトクも大きいので重量はややかさんで64gとなります。
¥8100(税込)
こんなお得なセットもあります。パワーガス3本とSOTOのシェラカップがセットになって
¥7990(税込)
シンプルな2バーナーといえばSOTOのレギュレーター2バーナー GRID ST-526も。
SOTO レギュレーター2バーナー GRID
オンジャと同じシンプルな2バーナーですが、デザインは直線的でステンレスの質感を前面に押し出した金属的なモデルですね。用途は似ていても対照的なデザインです。
最大火力2500Kcalで着脱式の小さな風防を備えてます。低く構えた形状は安定性も高く、テーブルトップでの作業もしやすくなってますね。
¥25920(税込)
ついで、といってはなんですが、プリムスの定番シングルバーナー、P-153はマイナーチェンジしてますよ。
燃料調整ノブの上に輻射熱を緩和する遮熱版が追加されました。これでノブが過度に加熱されなくなりますね。
¥8990(税込) 8%割引